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【五等分の花嫁】14巻(最終巻)感想


始めに

漫画を読み始めようと思うと
これが最後なんだなと実感してしまいますね。

「終わって欲しくない!」

そう思ってしまうほどに寂しくなってしまいました。

感想

2ページ目から扉絵ですね。
6人がそれぞれ「五等分の花嫁」の文字を一文字ずつパネルで持ってる絵ですね。

1巻から通して読んでいるから余計に思いました
こうして6人が仲良く並んでる姿が素晴らしいと。
最初は皆各々風太郎を嫌って距離があったのに、今ではお互いに信頼し合って心を許し笑顔で並んでいる。
こんなのこちらも嬉しいじゃないですか。
この扉絵からは今までの道のりを思い出させてくれるそんな絵だなと感じました。


四葉の告白のシーンへ。

告白する直前、過去が走馬灯のように掛け巡るコマは良いですね。
今までこんなことがあって、色んな想いを抱いて、最後の最後まで想いは秘めたまま…
嫌いと言いたい、言わなくちゃいけない…

そこからの「リビングでの嘘」の回と同じ姿勢での、本当の「好き」を伝える。
今までの四葉の相反する想いをずっと見てきているからこそ、この告白は泣くほどに良いものですね。


三玖と四葉のオールナイトカラオケ。

三玖の成長を見届けることができる最高の回です。
初期の頃は自分に自信がない三玖でしたが
風太郎と出会って好きになっていく過程で強くなっていく三玖。
初期の頃では考えられない、自分自身を好きと言えるほどにまで成長をしてくれています。

三玖は風太郎との恋が成就することはなかったですが
風太郎と出会ったことで、心が強くなり自信を持つことができるようになり、夢を見つけて走り出すことができるようになりました。
風太郎との出会いがこんなにも三玖を変えてくれた。素敵ですね。


五月の恋の物語。

風太郎と四葉が結ばれることを望んでいた五月。
だが、なぜかモヤモヤする。
これは一体なんだろう?と

五月にとって風太郎と四葉が結ばれるのは確かに望んでいたこと、しかしそれで姉妹の平穏が脅かされるのは嫌だという感情もあるんですよね。

実際、二乃と四葉は衝突してしまい、その現場を見てしまっていますからね。
でも、二乃と四葉が和解して
姉妹それぞれが風太郎と四葉の関係を納得して受け入れていつも通りの日常が返ってくる。

ホッとする五月。
そこで改めて風太郎とは「ずっと友達」
一緒に撮ったプリクラを見て

「おめでとう」

と本当の意味で祝福して言えましたね。

五月も最初から途中まで反発が結構強かったですが
ここまで心を許して祝福できる関係になり、ずっと友達だよと思えるようになるなんて良いですね。


大学受験シーズン到来。
五月も目の下のクマが凄いことになっており、風太郎もドン引きの頑張り具合。
そんな中風太郎が東京の大学を受験することを報告する。

言うのは確かに勇気が入りますよね。
五つ子は勿論、風太郎も気軽に会えなくなるのは辛いですもんね。

悲しい表情を見せない五つ子の健気さが美しい。
だからこそ風太郎も気持ちよく感謝の言葉を述べて進むことができたんですよね。

「ありがとな お前たちと会えてよかった」

まさか風太郎の言葉でこんなに泣くとは思いませんでした。
もう何かを説明する必要もないぐらいですね。

出会ってから今に至るまでを思い返すと、また風太郎の性格を考えると…
風太郎がわざわざ口に出してこのように感謝を述べるなんて…
本当に良い出会いをしたなと思いますね。
そう思うからこそ別々の場所に行ってしまうのが本当に辛い。
辛いのは分かってるけど、それを口に出してしまったら風太郎を困らせてしまうのも五つ子は分かってるから、いつも通りに送り出してあげている。
そんな所も素敵です。


ラストは皆が空を見上げて飛行機雲を見つけるシーン。
風太郎は1人で頑張っているんじゃない。
この空は繋がっていて、その先にいる五つ子の皆も頑張っている。
自分は1人じゃないと。

飛行機雲を見つけると良いことがある。
そんな四葉の言葉がありましたね。
きっとこの先五つ子と風太郎の道には良いことが待ってるということでしょうね。

素敵な最終回でまた泣いてしまいました。
本当にありがとうございます。


5年後。

卒業式の後に皆で撮ったであろう写真が飾られていますね。
良いですね。自分もそのアクリルプレートを家に飾ろうかなと思えちゃいました。

映画では描かれなかったシーンですが、好きな所があるのです。
四葉のピアス穴を二乃が空けるシーンですね。

自分は空けるの怖かったし、風太郎を取られた憎しみも込めて、ちょうど鬱憤を晴らすことができる良い機会だと言わんばかりに思い切りよく空けていますね。

そしてもう片方も

「3…2…1…0!! でいくわよ!」

風太郎からやられたこの手法を四葉にお返し。
思わずニヤニヤしてしまいますね。


五つ子ゲームファイナル。

感動するのは勿論のことなんですが
風太郎がちゃんと五人を見分けられている所も良いですよね。

学生時代ではある程度信頼関係があっても見分けるのが難しかったり、風太郎も苦労してましたからね。

そこから月日が経ち今では、五つ子全員を見分けられる。
つまり、
【愛】があるということ。
本当に全員のことが好きなんだなと実感できる良い回でしたね。


最後はおまけなのかな?
ハワイへ新婚旅行に皆で行くお話。

風太郎は新婚旅行の行き先決める時も、卒業旅行の行き先決める時も五つ子を見て、やっぱり五つ子ってめんどくさい。と思っていつも通り呆れた奴らだなと、そんな感じでしたが

逆に新婚旅行の時は風太郎がしおりを作って俺について来い!みたいな感じで、五つ子はめんどくさいと感じちゃうんですよね。

五月じゃないけど、やはり風太郎のことに関しては皆同じ感想を抱くんですね。

終わりに

ついに終わってしまいました。
1ヶ月以上と長い時間をかけて読み終わりました。

読んだの何回目?という感じですが、感動する所はやはり泣いてしまいますし、号泣する所もありますね。

ご覧の通り読むのに凄く時間がかかるのが分かっていたので、読み始めるのが億劫だったんですよね。
でも読み始めたら
読んで良かったなとやっぱり思いましたね。

可愛い五つ子を生み出してくれた先生には感謝ですね。

アニメも映画もグッズも色々ありますが
原作は原点にして頂点ですね。
原作のグッズ欲しくなりましたꉂ(˃▿˂๑)

やはり五等分の花嫁は大好きです。
また時間を置いて再度読み返しに来ます。

今までの巻も今回の巻も読んで下さった方々はありがとうございます。

(。˃ ᵕ ˂ )ノ))ではまた〜

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