「ねまーれ」の由来とは
名付けの経緯
生まれ育った街ではない場所での開業とあって、自分らしさや特徴の出しやすさを考えて、秋田出身を押し出したいと考えていた。
たくさんの候補を考え、当初は「へば」(※またね)や「ながまる」(※横になる)を用いたものなどがあった。
開業前より、経理経験豊富な大ベテラン、実家秋田の父には特に数字面でのサポートをしてもらっていた為、屋号についてもいくつかの案を出しながらオンラインで度々相談していたが、決定打だったのは通りがかりに話し合いに参加した「のばしてねまーれとかもいいね」の母の一言だった。
屋号に込めた想い
ねまーれを開業するまで、私が地元を離れて上京してから約9年。都内にて施術の経験を積みながら日々を過ごしていた。
自分自身が地元にいた頃の認識では東京も埼玉も千葉も神奈川も「東京」。逆に都内近郊の方にとっては秋田は秋田県というより「東北」という認識になるようで、話の中でお互いに東北出身というのがわかると謎の連帯感が生まれることが多くあり、またそれが嬉しくもあった。
方言を用い、秋田や東北に関わりのある屋号にすることで看板などを見た人が「もしかして^ ^」と秋田出身の方や東北地方出身の方には懐かしく、親しみを感じてほしい。
また、見やすさ、読みやすさ、人の目をひき目立つなどの理由ももちろんだが、意味が通じない場合でもどんな意味なんだろう?と興味を持ってほしい。
駅から近く、人通りがあり、家族連れの多い街の中で子供が読んで声に出しやすいもの。
といった想いがあった。
五年以上経った今
初めからフランス語ですか?や、沖縄の言葉ですか?
とよく言われたものだ。
自分自身では結果とても気に入っている。
電話の際にも言いやすい。
順序が色々とずれたが最近になり、ロゴとマスコットを製作したので、屋号と共に広く知られ、好かれていくように育てていきたい。
今は感染症が流行しているが「ねまれ」にこめた想いのように、多くの人に気軽に遊びに来れる場所になっていけるよう、施術の技術、知識の向上はもちろん、地域での活動や情報発信に取り組んでいきたい。
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