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犬連れ旅 津和野とSL山口号編

2018年の5月4日、5日に津和野を訪れた。宿泊は、温泉がある施設、あるいは近くにあるという私たちの条件を満足している「津和野温泉 なごみの里」にした。

津和野温泉 なごみの里
車内のナビ(寝られへんがな・・)

津和野の街並みは、さすがに山陰の小京都と言われるだけあって、とても趣があった。他にも名所はたくさんあるようだが、その後SL山口号を見に行くつもりだったので、ほとんど素通りだったのが非常に残念である。

さりげないおもてなし
雰囲気のよいギャラリー
津和野といえば、鯉
街並みを味わう

津和野を少し散策したのちに車で国道9号線を南下し、SL山口号の始発駅である新山口駅を目指した。途中、JR山口線と並走する数箇所にカメラを構えた鉄道ファンが多くいるのを見かけたが、さすがに希少な蒸気機関車だけにこれだけの人気があるのだと感心した。
新山口駅からひと駅島根側にある周防下郷駅でカメラを構えた。期待通り迫力のある蒸気機関車の写真が撮られて、大満足で帰路に着いた。

SL山口号

ゴールデンウイークが終わり、会社で鉄道ファンの社員と話をする機会があった。もちろん、休暇中に山口号を見に行った話を自慢げにすると、彼も行っていたのというのである。それも同じ5月5日に。

実は、その日はそれまで本務機として客車を牽引してきたC56160がD51200と重連運転をし、その翌日にC56160が山口線での運行を終える日だったそうである。その記念すべき姿を写真に収めるために多くの鉄道ファンが押し寄せたのだ。

私たちはそんなこととは知らず、まさか2機のSLが重連運転しているとは思わなかった。その話を聞いて改めてムービーを見ると、確かにC56160がいるではないか。期せずして貴重なイベントに立ち会うことができたわけだ。

先頭を走るD51200
そして・・・
D51200の後に繋がるC56160

別に鉄道ファンというわけではないが、感動したのである。


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