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Paul Weller 2月4日(土)EX THEATER ROPPONGI


ライブは18時開演。
ポールのの娘さん、リア•ウェラーが前座を担当。なんと、見てすぐわかるくらいの妊娠中。
とても透き通った声で、パートナーが日本人ということもあり、MCの日本語がとってもナチュラルでキュートでした。

19時、いよいよポール・ウェラー登場。
イケてます。ほんとに。
スラッとしたスタイルに、シルバーヘアー、ジージャン、黒パンツにシックなシューズ。(シューズはレザーのような気がしたが、よく見えなかった)

声も出てるし、動きもキレキレ。
エレキ、アコギ、ピアノを弾きこなしポップを奏でる。
多くの男たちが憧れるわけが生で見て改めてわかった気がします。
タンバリンひとつ叩く姿があんなにかっこいい人、見たことありません。

バックバンドも充実。
Ocean color Scene で有名な
Steve Cradockのギターも聴けたのは貴重でした。
裸足でステージを歩き回り時にしゃがんでエフェクターをいじる姿は、味のある生粋のギタリスト魂を感じさせてくれました。

また、クラドックとベーシストのコーラスめちゃくちゃ綺麗で良かったんですけど、あまり注目されてないかも。
ツインドラムも、迫力が出て良かったです。

セトリの中にはアウトロがない曲も複数あり、そういう曲でのバンドの演奏終わりの
キレも素晴らしかったです。

新型コロナ禍等あり、2021年リリースのアルバム「Fat Pop」を携え満を持しての来日公演。新曲も複数。どれも良かった。
特にアルバム表題曲Fat Pop は曲の雰囲気に引き込まれていくような曲でした。
ライブ映えします。

また、何といってもスタカンの名曲 Shout To The Top  これは会場盛り上がりました。近くの席で静かに座っていたおじさまが飛び跳ねるように立ち上がりました。

サックスソロはかっこいいし、なんでしょう、あの勝手に体が動いてしまうグルーヴ感。久しぶりにライブで手拍子しました。

個人的にすごくかっこいいなぁと思った曲はNothingという新曲。(たしかポールがBrand new song.と説明した)
ライブで聴く感動が大きい曲でした。

正直、私はThe Style Council のファースト(Café Bleu)が好きなくらいで、ウェラーファンには申し訳ないほど、にわかです。

しかし生きる伝説とまで言われる彼を一度は見たいと思い、仕事2週間前に休みが決まり、残りギリギリでチケットを取りました。(ラッキーだった)
そのため席は最後列でしたが…

結論、今回も行って良かったし、これまでのライブで最もポップで軽やかに楽しめました。

この、軽やかに、というのが私の中では今回のミソで、ライブの後味が爽快なんですよね。
純粋に元気をもらえるというか。
去年はジーン…と感動して帰るライブが多かったのですが、こういうのも良い。

ポップな曲が多いというのもそうですが、
やっぱりエネルギーがすごい。
年齢的にもこれまで見てきたミュージシャンの中では比較的若い65歳。
まだまだこれからも楽しみを届けてくれる
Mod Father , ポール・ウェラーだと確信しました。


Thank you for coming to Japan,Paul!

We pray for the safe delivery of Leah’s child.

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