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A Girl Called Eddy-『Been Around』




60's~70'sを感じさせてくれるアルバムだと思う。

選ぶのは難しいですが、私は好きなミュージシャンを10人あげるとしたら、Vallerie Carter、Peter Gallway、Laura Nyro、Rickie lee Jones、Eric Kaz、
Joni Michle、John Lennon、Emmylou Harris ,Michael McDonald 、
Donald Fagenという感じになります。

そんな60’s~80’sが好きな私がいいなぁと思った、新しめのアルバムの一つ。 A Girl Called Eddy-『Been Around』。
2020年にリリースされた、A Girl Called Eddy(stage name)ことErin Moranの2枚目のセルフタイトルアルバム。

プロデュースは同年とBurt Bacharachとアルバムをリリースしたことでも話題になったDaniel Tashian。

『Been Around』はEddyの自然な、語り掛けるような歌い声にシティソウルな曲の数々。
A面3曲目の「JUDY」とA面5曲目の「Someone’s gonna break your heart」はポップだけれど、その他の曲は聴きながら寝落ちできてしまうくらい心地良い。
EddyはアメリカのNJ出身ということもあってか、NYの風を感じるようなスタイリッシュさもすごく感じる。
その点においてはアルバムを聴き終えた後、Steely Dan を聴いた時と似たような余韻を体験した気がする。

1曲目の「Been Around」の冒頭でWhere have you been?という問い掛けから始まり、Been aroun enough to know~(~なんてもう十分わかっている)というメランコリックな歌詞とソフトな曲調は何度聴いても落ち着くし、自己の内省の時間に導いてくれる。

父の友人からこのアルバムを教えてもらったのだが、もとは私の父が入店したレコードショップで流れていて気になり、店員に訪ねてこのアルバムに出会ったのだそう。
父→父の友人→私という流れでアルバムとの出会いに至ったわけです。
父と生前もっと音楽の話をしておけばよかったと毎度後悔しています。

ちなみに『Been Around』のなかでのわたしのお気に入りはA面2曲目の「Big Mouth」です。歌詞は隠喩的でいろいろなことを考えさせてくれるし、仕事柄いつも疲れているので、癒されるような曲調にハマりました。

きょうも夜の1人音楽鑑賞会プレイリストに『Been Around』は入っています。Eddyの次作が出ないか期待しています。


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