隠キャこそ挨拶を

「挨拶は飛び道具」

これは私の好きな「ニーチェ先生」という漫画のセリフである。
これはコンビニで深夜アルバイトをしている主人公が、新人教育の中で万引き対策として放った言葉である。

この言葉は万引き対策以外でも使える(万引き対策で使うことは少ないだろうけど)言葉で私の好きな言葉の一つでもある。

「静かな人の戦略書」という本がある(ビジネス書だが、語り口が隠キャで、それでも前向きでこんな文章を読んでいる人には必読な本である)。
その本の中で、内向型こそ挨拶を自分からしようという内容があって非常に共感した。

日常生活において、突然「おはよう」と言われて「お、おはよう」となってしまう場面はないだろうか?さらに言えばそこから「昨日何してたの?」などと聞かれて、何をしていようと「家で寝てた」と言ってしまう瞬間はないだろうか?

隠キャ(内向型)にとって突然話しかけられることは動揺の元になってしまうこともある。だからこそ、自分から挨拶をしよう。私達は準備をすればそれなりには話すことができる。先手必勝なのだ!

余裕があればプラス一言、「昨日何してたの?」とか「そういえば、この前言ってた〇〇って」みたいな会話ができたらもう満点である(そこまでできるなら、自分を隠キャだとは思わない方がいいかもしれない)。

だからこそ、挨拶にビビってしまう時にはこの言葉を思い出して欲しい。「挨拶は飛び道具」であると。

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