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一度でいいから目の前で見てほしい~豊田おいでん祭り花火大会2023年の感想~

「一回でいいから、おいでん祭りの花火大会に行ってみたい。暑いのも人混みも嫌いだから、ホテルで見たい。でも音は楽しみたいから、ホテルの屋上とかがいいな。」という母の願いを叶えるべく、どこで見られるのか探してみることに。

ホテル側との言葉の認識違いで、結果的にはホテルから見ることはありませんでした。ホテルが持っている「花火大会最前列の協賛席」だったので、母とプチ喧嘩になったのですが、、、最前列も思い出になったし凄くよかったのでとりあえず感想読んでほしいです。

宿泊ホテル


こちらのサイトで紹介されている「ホテル松風」に泊まりました。

【7/30花火!プレミアム席観覧チケット付】のプランで、6/20に予約しました。この頃にちょうどチケットぴあでの協賛席(有料席)抽選申し込みも締め切りだったので、おいでんの花火の計画は1ヶ月前では遅いと考えていた方がよさそうです。

ホテルプランに付く桟敷席


「ホテル松風」に付いている桟敷席は、協賛していることで得られるチケットで、花火大会目の前の席です。

左上のオレンジでマーク付けられてる辺り
トイレ待ちで上から見ていた景色

実は私、今回初めて最前列で花火を見るまで花火大会の何がいいのかわかりませんでした。暑いし、人混みだし、帰るの大変だし、虫に刺されるし、トイレは我慢しないといけないし、靴擦れするし、食べ物高いし、リア充だらけだし、写真はプロ並みには無理だし、もう花火大会なんて大っ嫌い!二度と行くか!!・・・というのが学生時代の苦い思い出。

それが今回、大変な思いをしながら来たはずなのに幸せな気持ちいっぱいで満たされていました

花火の目の前の席ならではの良さ


遠くから見る花火って、ただ打ちあがって「きれいだね~」なんて言って終わってしまうだけ。

目の前では、しっかりと

花火と音楽の見事な共演

が見られて、感動します。感覚としては、LIVEで照明と音楽がカチッとハマった瞬間や、舞台等で自分じゃできないパフォーマンスを見た時の気持ちでしょうか。

また、どこの会社がどれだけ高い金額を出して協賛していて、どんな思いでどんなネーミングで花火が名付けられているかも見ていて楽しかったです。

せっかく動画を撮ったのに消してしまっていたので、印象に残ったのだけTwitterからご紹介!スターウォーズとハリーポッターの音楽が、花火と見事マッチしていて大好きでした。

ハリーポッターの動画は冒頭の方だけですが、後半にしっとりした曲調も出てきます。ハリーポッターは最近全作見たので、シーンがフラッシュバックしてなかなかに泣けました。

もう一つ、ディズニーっぽい音楽で花火の抑揚が凄く良かったんですが、プログラム見ても思い出せない!!!!!(どこの協賛だろう~)

あとゆずの栄光の架橋も流れて涙腺潤いましたが、これはあんまり曲と花火が合ってる感じがしなかったなぁ。泣ける曲流すなら、ぜひNEWSの曲も検討してほしいななんて思ったりしておりました。有名どころの曲も多かったけど、知らないのもありましたのでね。

でも、結局動画なんかよりも実際目の前で見た感動とは桁違いに楽しい


また、おいでん花火のクライマックスってたくさん打ちあがって黄色一色派手になるイメージ。

でも、これが最後じゃないんですね。

ナイアガラの大瀑布

が最後でした。目の前にずっとあるクレーンが邪魔だなーなんて思っていたけど、クライマックスの打ち上げ花火の後にこれがぶわーっと着火された時は驚きと感動。これも写真じゃ伝わりづらいですが、凄く綺麗でした。

ナイアガラの大瀑布

目の前で見られる手筒花火

存在は知っていたけど、初めて近くで見れました。おじさま方が、かっこよく見えます。

手筒花火

寝そべって見られるのも醍醐味


桟敷席では一つの枠に8人入らなければいけなかったので、他の方へ配慮しながらの場所にはなります。同じ枠内の方々がかなり遅れて来てくれたので、のびのびと仰向けになって途中まで見ていました。

目の前の席でも気持ち悪くならなかった!


昔、花火が近すぎて家族一同で気持ち悪くなったことがあるそうで(私は行ってないか、覚えていない)。そのことがあったので、行く前はかなり懸念していましたが、スピーカーの音量が大きくて辛いくらいで特に気持ち悪くなることはありませんでした。

花火の目の前の席ならではの悪さ

目が痛くなる時があり、汚れる

花火の前に、なんだったか忘れたけどデモンストレーションをしていました。先にお知らせいただきましたが、砂埃が凄かったです。

また、花火最中はたくさん降ってくる花火のカスと虫の死骸。これはどうしようもないとは思いつつも、辛い瞬間もまあまあ。暗くなってくると見えなくなるので気にならなくなりますが、目に入るのもわからないから感動で泣けるのか痛いから泣けるのかわからない時も(笑)。

行くならできれば汚れても良い服・荷物がオススメです。

真ん中ではないから見づらいことも


真ん中でダンスが披露されたり、オブジェに炎がともされていました。あの真ん中席はどこの有料席なんだろう。。。

ホテルから桟敷席まで遠い


ホテルから土橋駅までは徒歩15分ほど(16時頃までは無料でホテルから送迎してくれるそう)。そこから1時間に2・3本の電車に乗って豊田市駅へ行き、桟敷席まではだいたい徒歩20分以上。1時間はかかります。

車は大渋滞な上に交通規制もたくさんかかっているためオススメしません。

オススメは、ホテルから1時間ちょっとかけての徒歩。または、ホテルには無料で自転車を借りられたので早い者勝ちで借りてしまうか。。。ただし、ホテルの物品なのでしっかり駐輪できる場所は探さないといけません。

「ホテル松風」泊って良いことばかり!

桟敷席の良さも悪さも紹介しましたが、今回泊ってよかったと思うことが多くありました。

まず、21時に花火が終わって帰る準備して歩き出して23時ごろに見た電車。ぐつぐつ満員でした。終わってからだいぶ経つけれど、電車の数は少ないし途中で人が多く降りる駅はだいぶ先なので長い時間耐えなければいけない。また、車も大渋滞。これを見てホテル取ってよかった~とかなり思いました。

ただ、「ホテル松風」には露天風呂があるのですが、花火大会後はみなさん入りに来るので満員です。部屋にあるお風呂に入るか、花火大会前に入って満喫するのが良さそう。あとは朝風呂もいいですね。
ま、私は生理で入れませんでしたけど!!!!!(大号泣)

また、今回宿泊代は朝食付きで1人1泊10,500円でした。かなり年季が入っているホテルなので、お安い。そしてありがたいことに、今回これにとよた地域クーポン3,000円分も付いていて♪
雨天で花火大会が中止になってもホテルの予約キャンセル料は予約した時点で100%負担でしたが、4000円分の夕飯割引クーポンが付いているので完全に無駄になるようなことはありませんでした。

ちなみに普通に協賛席を買っても、1人6,500円~になります。しかも、抽選だったので確実に取れるかはわからない上、協賛席なので花火大会が中止になっても返金されません。

+α情報:無料で見られるスポット


無料で見られるだけあって、16時~17時ごろに周辺を歩いていると既に場所確保をしている人がたくさんいました。どこがいいとかは正直わからないので、一度協賛席を取って行く道中で「あの場所から来年は見よう」とするのがいいかも。

「Tステージ日之出」のマンション住居者さんとお友達になりたいな~なんて思ってはおりましたが(笑)。お部屋にもよりそうですが、ベランダからばっちり花火を見ていたようで。帰り道、住所者さんがベランダからスマホの明かりで手を振ってくれました。優越感に浸って見てるんだろうな、、、。


ホテルからは見られなかったけど


どこのホテルかはうろ覚えですが、ホテルからすべての花火が見えるか尋ねたところ「目の前に高い建物があるので、見られるのは半分くらいです」ということでした。

ホテルから人混みも暑さも避けて見るのも絶対良いとはわかっているけれど、目の前で見る花火が今回大好きになりました。

そんなことを言っておきながらまた来年、という元気はちょっとないですが(笑)、今回の初めての体験はとても楽しいものになりました。今度は別の花火大会に行ってみたいな♪

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