かなり時間をかけて悩んだ決断の指標が、悩める誰かの助けになったらいいな、と思って書くことにしました。

何のお話かわかっても、ひっそりと心に留めていてください。私の文章でその会社の売り上げが下がることがあっても嫌なので、詳細の内容をお伝えするのはやめておきます。

簡潔にお伝えすると「着物のファッションショー全国大会」に参加するか悩んでいて決断したところまでのお話をしたいと思います。

そもそもなぜ決断を悩んでいる？

要素1.貴重な経験が得られる

あってないような地区大会だったけれど、全国大会は「ウォーキング」の練習がある。いつも早歩き気味の私は着物を着る人には合っていない歩き方なので、これを学べるのは大きい。

また、他のコーディネートが見れること。自分じゃ合わないかもしれないけれど、「あ、こういう合わせ方があるんだ」と学べるのは大きい。

今回は記念すべき年度であることで、やることが盛り上がっている面でもなかなかない貴重な経験と言える。また来年同じ大会に出ようと思っても地区大会に参加しないといけないし、そもそも私が来年日本にいる確証もない。

運よくマスコミにも取り上げられたりしたらちょっと楽しいな、なんてね。楽しい想像は止まらないよ！！

要素2.拘束時間が長い

本番は2日間で、朝からあるため移動して前日入りで合わせて2泊3日の拘束時間。その2泊3日だけじゃなく、準備や練習の時間も必要なので、実働4日間くらいは何もできないと考えられる。

要素2.金銭

移動費、ホテル代でだいたい77,000円、舞台映えする化粧やヘアセットをお願いしたら少なくとも+10,000円。

別に安いホテルでもいいけれど、それでも移動費込みで50,000円近くはかかるし、とにかく高いことには違いない。

50,000~10,000円が必要になる。

要素3.メンタル

この大会に参加して自分は楽しめるか？と自分に問いてみた。楽しく感じられる部分はあるけれど、半分以上は確実に楽しめないかも、という答え。

他のイベントも参加するたびに疲れとショックが大きかったのを思い出した。そう、期待を裏切られるし楽しさより疲れの方が大きいのだ。

そう思ったら参加したい思いが薄れてきた。

決断は？

参加を辞退した。お金と時間、得られるものを天秤にかけた。得られるものが多ければ払った価値はあるが、最後は自分が楽しめるかをよく考えた。うん、たぶんストレスの方が大きい。

親は参加をかなり勧めていたし、私も「お金負担してくれるなら」なんて言っていたけれど、それでも時間が惜しいし疲れて帰ってくる想像ができてしまった。

優柔不断な私にとって、誰かに指示されると安心する。
でも、今回はしっかり自分で決断した。後悔はない、えらいぞ自分。