【夫婦間MTG】男前吸血鬼VS名もなき聖戦士

2016年7月の日記の再掲載です。

嫁様とテーマデッキを作って戦う、
夫婦間MTG。

嫁様のデッキは
男前吸血鬼デッキである。
その名前の通り、男前な吸血鬼しか入れれないテーマデッキである。
どんな強いカードでもデザインがパスしなければ、入れることはできない。

夫のデッキは
イニストラード・名もなき聖戦士デッキである。
イニストラードの聖戦士は皆コモンで名ばかりな人間・兵士である。

まずは男前吸血鬼デッキ。
<生物 23>
4 傲慢な新生子
4 甘やかす貴種
4 オリヴィアの血誓い
4 血の芸術家
3 流城の導師
4 血統の守り手/系統の王

<呪文 11>
4 悲劇的な過ち
4 ソリンの渇き
1 苦渋の破棄
2 無慈悲な決意

<PW 1>
1 真面目な訪問者、ソリン

<土地 25>
13 沼
2  山
1  平地
3  黒赤バトルランド
2  黒白ギルドランド
4  進化する未開地

次は強さに不安を覚える聖戦士デッキ。
<生物 23>
1 無私の聖戦士
4 忠実な聖戦士
4 上座の聖戦士
4 不屈の聖戦士
4 精鋭の審問官
4 忌まわしきの処刑者
2 悪鬼の狩人

<呪文 5>
4 腕っぷし
1 銀の一撃

<装備品 7>
4 銀の象眼の短刀
3 猛火の松明

<エンチャント 2>
2 聖戦士の進軍

<土地 23>
23 平地

聖戦士の進軍と
不屈の聖戦士
忠実な聖戦士が地味にシナジーがあってよい。

聖戦士だけではまったく強くないので、
スタンダードで出番のなかった、
精鋭の審問官(プロテクション吸血鬼・先制・警戒)
忌まわしきの処刑者(出たとき吸血鬼を1体破壊)
を積んで人間の底力を演出。

加えて装備品の
短刀、松明で雰囲気を演出。
短刀で+3/+0の修正は破格。
松明は防御されない、使い捨てれば2ダメージと貴重なカード。

正直除去は忌まわしきの処刑者にかかっている。
精鋭の審問官は強そうに見えて除去には無力・飛行にも無力・・
果たして対等な強さを出せるのだろうか。

Game1
忠実な聖戦士が2/2警戒で1マナ吸血鬼をにらみながら殴り続ける。

そのうち、忠実な聖戦士は除去される。
しかし、裏返りゾンビになりながらも殴りつづける。

吸血鬼側もオリヴィアの血誓いで殴りつづける。お互いノーガードだ。

最終局面、嫁様の吸血鬼ボス・血統の守り手が登場。
しかし、構えられていた忌まわしきの処刑者が登場し、血統の守り手は墓地に落とされた。

除去が使い切られたところで精鋭の審問官(プロテクション吸血鬼・先制・警戒)が降臨。
確実にダメージを与えて聖戦士が勝利。

Game2
嫁様の吸血鬼ボス・血統の守り手が登場。
しかし、またも構えられていた忌まわしきの処刑者が登場し、血統の守り手は墓地に落とされた。

しかしまだ嫁様の隆盛は続く。
再度、血統の守り手が登場。今度は忌まわしきの処刑者がいない。

加えて場には血の芸術家が2体。
血統の守り手・血の芸術家が2体。最高のコンディション。

聖戦士の攻撃はすべて血統の守り手が呼び出す、吸血鬼トークンに阻まれた上に、
血の芸術家のドレイン×2で2点奪われる始末。

完全に吸血鬼の勝利に終わった。

Game3
傲慢な新生子、甘やかす貴種に加え、ソリンがサポート体制に入る。

聖戦士は捨て身でソリンを倒すも、除去の嵐が吹き荒れ、

場に残るのは不屈の聖戦士ただ1体。
吸血鬼のライフは4
聖戦士のライフは3

ここでボス・血統の守り手が登場。
しかしこれは悪鬼の狩人が血統の守り手を封印。

不屈の聖戦士が吸血鬼のライフを削る。

次に現れたのは血の芸術家。
しかし、これでは不屈の聖戦士は倒せない。
チャンプブロックで凌ぐのみ。

だが、血の芸術家が散った時、悲劇的な過ちが聖戦士を襲う。
Oh・・まさに悲劇的な過ち。悪鬼の狩人が墓地に送られてしまう。
ターンエンド前に血統の守り手が場に復活してしまう。

場には
吸血鬼:血統の守り手:ライフ5
聖戦士:不屈の聖戦士+銀の短剣:ライフ2

血統の守り手が殴れば勝ちの状況だが、
聖戦士デッキの使い手、夫には最終兵器があった。
そう、嫁にはまだない超能力である。
 
「殴れば勝てるけど、銀の一撃があったら除去されて圧倒的不利になるかも。
吸血鬼トークンだして、不屈の聖戦士と相打ちで耐えれば有利になるという手もあるよ。」

相手に攻撃か防御を迫る。
のるかそるか。

嫁様の決断は「防御」。吸血鬼トークンを出して防御の構え。

結果。夫は即死を免れ、精鋭の審問官を場にだし、+銀の短剣で逆転勝ち。
嫁にはない超能力でMTGでは負けながらも、苦い勝利を得たのだった。
これぞベテランの闘い。大人げない。


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