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30代ミドサー歯列矯正日記①【準備編】歯科医選びの決め手は?


30代ミドサーのヲタ女、
2023年から歯列矯正は〜じめ〜るよ〜


数ある歯列矯正日記のなかからお選びいただき、大感謝です!

歯列矯正はじめるにあたって思ったことや感じたこと、イジイジすることなどなど書き溜めていきたいと思います。

自分も始めようかな?どうしようかな?と迷ってる方のヒントにでもなったり、同じように矯正中の方々とお悩みを共有できたりしたら、これ幸いです。

本稿では、筆者の歯列スペックと矯正に踏み切ったキッカケ、矯正をはじめるまでの流れをまとめたいと思います。

書き溜まった段階でぼちぼちあげていきます✌それではいっちょ行ってみまッショ!

歯列スペックとこれまでのガタガタ人生振り返り

私の歯列スペックについて、人生を振り返りながらお話します。

主な歯列スペック

  1. 下顎骨格の劣成長

  2. 叢生

  3. V字

それぞれ見ていきましょう!

1.下顎骨格の劣成長

私の場合、下顎骨格の劣成長によって、上顎の突出がみられるそうです。
顎がなくて、俗にいう「口ゴボ」ってやつだと思います。

私は女性にしては高身長でして、男性の平均身長くらいあります。すくすく育ちました。ロングコートとか悠々着こなせちゃう自分のスタイルには少々自信ありです笑(ありがとう遺伝子)

なのに…!それなのにっ!
歯が収まるだけの大きさまで下顎が成長できてないんですって。絶対的なスペースがそもそもない。

下顎が劣成長ってどゆことやねんwwwと友人に話したところ、「顎の栄養、身長に回ったんちゃう?」と言われて妙に納得。笑

いえいえ、下顎の劣成長は、成長期の口呼吸・頬杖といった行為が主な原因だそうです。特に口呼吸はアデノイド顔貌につながる要因でもあって、横からみるとまぁ顎ないんすよね。宇宙人?

人によっては、外科手術で顎を切って伸ばす?症例もあるらしいですが、そこまでではないとのことでした。顎くれぇー

2.叢生

いわゆるガタつき、ガチャ歯のことです。
あとで横顔の話に触れるんですが、どちらかというと、このガチャ歯を一番に直したいと思ってます。

矯正に興味があると人に話しても「そんな歯並び悪かったっけ?」と言われる程度のガタつき加減ではあります。
ボソボソ喋りがちなのと、大きな口開けて笑うタイプでもないし見えないのかな?
(まぁ、他人の歯並びなんて大して興味ないよね。知らんけど。)

気になるのは右上1-2番(前歯とその右隣)、右下1-2番(前歯と右隣)です。右上は歪み程度なのに対して、右下は完全に手前と奥で重なっています。

カウンター席に座るときは、人が左側に来るよう死守します。右側には座らせません☆

上下前歯の中心線もズレているそうなんですが、それ以前に重なりに目がいってそんなことまで気にしたことなかったです。

3.V字

舌の形を思い浮かべてみてください。U字ですよね。
本来、歯列はU字であるべきであるところ、私の場合は歯列がV字なんです。これがより歯が収まるスペースが少なくなっている原因なんだそう。

骨が成長しきっちゃってるんで、V字に関しては大人の矯正では限界があるみたいです。U字に近づけようとすることはできるけど、骨から歯が脱落しちゃうリスクもあるので、攻めすぎない範囲でしか無理なんだそう。

なので成長中の子供の時からの矯正が大事みたいですね。

さらに、歯ひとつひとつが人よりもデカくて、収まりきらない要因にもなってるらしい。(なんでもデカいのに、なんで顎…)

■まとめ■

とにかく歯が収まるスペース不足でガタついてる

です。

今さら?矯正に踏み切ったキッカケ

自分の横顔をはじめて客観視

コロちゃん時代のいま、マスクで隠れる絶好のチャンスとばかりに、歯列矯正をはじめる方が多いそうですね。(2020年からはじめた人、先見の明ありすぎじゃね?)

コロちゃんといえば、zoom飲み流行りましたよね〜以前から仕事でzoomの習慣はあったんですが、PCを正面においていたので、カメラ越しに映る自分と鏡で見る自分の角度がほぼ同じで、特に気にすることはありませんでした。

ところが、ある日ふと、自分から向かって斜めにPC置く機会があって、カメラ越しに映る自分の横顔をみて、

………え、……。
ワテ、こんな顎なし人間なん??

という衝撃破くらいましてw
それまであまり自分の顔面に興味ないというか、特別な不満を持って生きて来なかったゆえに、より衝撃が大きかったのかもです。

そりゃ、欲を言えば、ぱっちりの並行二重になりたいし、シュンっとした鼻先になりたい、丸顔じゃなくて卵型の顔になりたい、とか思ってますよ。でも、顔を本格的にいじりたいとか、鏡を見ると病むとか、正面見る限りでは思ったことなかったんですよね。

ところがどっこい、あ、私って横顔ブスじゃんって気づいちゃったんですよw

まぁパンピーが横顔美しくしたからってどないー?って感じでもあったし、美のアプデしてまでなりたい自分像ってのもなかったんですが、人生ではじめて自分の横顔というものを認識したポイントになりました。

それまでもガチャ歯は気になってた

ガタついてる歯並び直したいなーと軽く思ってたんですが、かつて近所の歯医者さんに「矯正するなら親知らず全部抜いてからだね☆」といわれたこともあって、そこまですんのもなーと忘れることにしてました。

しかし、この大SNS時代、色んな情報を得るようになって、どうやらこの顎のなさは歯並びも関係しているといった知識を得て、おやおや、矯正はじめてみるのもアリ?

一番気になってたガチャ歯直るのと合わせてついでに横顔もちょいマシになればラッキーでは!?と思い始めたのが主なキッカケになります。

歯列矯正の大まかな流れ

さてさて、前置きが長くなりましが、歯列矯正をはじめるにあたって、知っておくべき大まかな流れを説明します。

多くの方がもっとわかりやすくまとめられているとは思いますが、通過儀礼としてお付き合いいただければと思います。

(1)歯科医院探し

まず最初の重い腰を上げねばならん段階がコレ。地域にもよると思いますが、歯医者さんってめっちゃありますよね。その中から自分に合うところを見つけ出さねばなりません。

一口に歯科医院と言っても、「虫歯などの治療を行う歯医者さん」と「歯列矯正を専門に扱う歯医者さん」があるって知ってましたか?

私は知りませんでした。とりあえず歯医者に行けばどこでも矯正してくれると思ってました(笑)

私は自宅と職場がかなり離れてるので、職場付近で探すのもありかなーと思ってたんですが、もし休日に通院するとなると遠くなるのでめんどいなーと感じて自宅近くに絞ることにしました。

「矯正 (地名)」
「歯並び (地名)」
とかでまずはググってみるんですが、まぁーアフィリエイト記事ばっか。やたらと格安インビザライン推しで怪しすぎるんです。(インビザを否定してるわけじゃないですよ!)

信用ならんので、Googleマップに切り替えて、まずは自宅周りの歯科医院を洗い出します。

どの医院もだいたい無料や数千円でカウンセリングやってるとのことなので、複数軒回ってみることにし、3軒ほどピックアップしました。

(2)カウンセリング行脚

カウンセリングでは、お口の中の状況を目視で確認してもらったり、歯だけでなく体全体の写真を撮ったり、ところによってはレントゲンまで撮ったりして、歯科医の経験値的なところから、ざっくりどういう治療計画になるか見立ててもらいます。

カウンセリングの内容

  • 写真撮影:口の中、顔(正面、横)、体全体

  • 簡易的なレントゲン撮影

  • 歯科医による診察

  • 歯科医による大まかな見立て

  • 費用の説明

3軒ピックアップしたものの、結論から言うと回ったのは計2軒で、その2軒目で精密検査受けようと決めました。(できるならもっと回るべきだったとは思うので、これから検討される方は納得いくまで回りましょう!)

だいたい、精密検査は5万円ほどするので、検査結果を聞いたうえで、よっぽどのことがなければそのまま契約することになるかもです。つまり、精密検査決め=医院決めになりますね。

2軒目で決めてしまったのは、1軒目の先生と見立てが大体同じだったこと、先生や歯科衛生士の方の感じが良かったし、仲がいいというか良好な関係性なんだなと思ったからです。

1軒目の先生の感じが悪かったって意味ではないですが、よりベターだったくらいの意味合いですかね。先生>>>>>>>>>歯科衛生士な関係性よりも、先生=歯科衛生士のがよくないです?笑

費用形態的にもどっこいっちゃどっこいだったんですけど、もし早く終われば2軒目の方が気持ち安くなるかなーくらいな感じでした。(長期化するなら1軒目のほうが、込み込みで安くなりそうでしたが、こればっかりははじめないと分からないし、短くなるよう願いを込めて的な…)

歯科医院を決めるポイントは色々あると思います。技術があるのはもちろんですが…

歯科医院決めのポイント

  1. 通いやすいか

  2. 費用面で納得できるか

  3. 歯科医や歯科衛生士に気軽に何でも相談そうか

このあたりをポイントに決めればいいかなと思います!

通い続ける自信があるなら、遠くても自分が納得する歯科医院を選んでください。

■ちなみに■

むし歯などを治療する歯科医院に、月に何回か矯正専門の歯科医師が派遣?されてくるパターンもあるらしいです。この場合、装置が外れたりするなどの突然のトラブルに対応しづらいらしくて、矯正専門のとこがいいかなーと思いました。

ただ、矯正中に虫歯になったら、それは別途、治療してくれる歯科医院に通わないといけないので、どちらを取るかになりますかね。

あと、歯科医院の規模が大きくなってくると、ペーペーの先生に当たっちゃうこともあるらしいので、そのあたりも注意したほうがいいそうです!

(3)精密検査

カウンセリングのときのレントゲンは簡易的なもので、精密検査は検査専用のレントゲンを撮ってもらいます。

セファロという専用のCTで、顔・顎・歯・鼻など総合的に数値化して、骨格を調べてもらいます。あと、歯一つ一つの大きさなんかも数値化されるようです。

私は合わせて、虫歯の出来やすさを調べるために唾液も提出したりしました!矯正中はどうしても虫歯リスクが高まるので、虫歯菌の保有率などを調べてもらいます。

検査結果を基に、歯科医が治療方針を練ります。

(4)検査結果と治療方針→契約

精密検査から数日後、検査結果を聞きに行きます。私の場合は、だいたい2週間後でした。

検査結果を基に、どのような治療方針になるか提案されます。皆さん気になるところの、抜歯・非抜歯になるか、顎の手術が必要かなどがここで正式に聞けるのです。

治療方針が一つだけってことはないと思うので、いくつか提案されるでしょう。
治療方針それぞれにメリット・デメリット、起こり得るリスクがあるので、気になることは聞きまくりましょう!

ちなみに私は、抜歯矯正を提案されたので「口元下がりすぎないか」「ほうれい線のこと」などを聞きました。
口元すでに出てるから下がりぎない、ほうれい線はミドサーなんで加齢のことも加味しなきゃいけないとのことでした。

あと、噛み合わせ的に動かしたくない歯もあって、それはアンカースクリューという施術?術式?も必要と言われたんですが、アンカースクリュー知ってますか?

ご存知なければ、ぜひ検索してみてください。ビジュアルが衝撃すぎますからwww

歯が動かないように止める主軸として、もろ「ネジ」を骨に埋めるんですって。抵抗があれば、就寝中にヘッドギアで固定するとか代案はあるそうで安心しました。こちらもなかなかシュールな姿になります。

人によってはアンカースクリューを埋めてもポロッと取れやすく、しゃーなしヘッドギアになる人もいるそうです。

非抜歯ですすめる場合、歯ひとつひとつの両サイドを数ミリ単位で削ってスペースを確保します。ただ、歯がデカいもんで、非抜歯で歯を削れば並ぶは並ぶけど、横顔が今と全く変わらないし、後戻りもし易いとのことで、抜歯矯正をおすすめされました。

いろんな治療方針をお話してくださいますが、この検査結果も絶対的なものではなく、歯科医ごとに治療方針や見解もバラバラです。

とはいっても、私には精密検査5万円を何軒も出せる財力はありません。わからないことがあるまま進めないよう、納得いくまでたくさん質問しました。

説明を聞いても疑問が残ったり、踏み切れなかったりするなら矯正自体やめてもいいし、また違うとこで検査してもらうのもありだと思います。でも、検査費用は返ってこないのでその点だけご注意を。

(5)矯正生活スタート

腹をくくれたら契約です。費用をその場で払うのか、次回なのかなどは医院ごとに異なると思うので割愛します。

抜歯の予定を決めたり、本格的に装置を設置する前の準備など進めていきます。

カウンセリングをはじめてからここまで一ヶ月半ほどかかりました。たくさんカウセ巡りする方はもっとかかりますねー

さらにこっから終了まで2−3年。保定期間含めると5年?ミドサーどころかアラフォー近くなっちゃいますが、人生100年時代!折り返し地点にも来てないまだまだピチピチのギャルですぞ!(ギャル?)

まとめ

書き出したら長くなっちゃいました。
ここまで、お読みいただき本当にありがとうございました。

お悩みの方のヒントに少しでもなっていれば嬉しいです。長い矯正生活、不安いっぱいですが頑張ってまいります!同じように矯正中の方でしたら、ともに頑張りましょう!

ここから下は、備忘録的に自分でも残しておきたいことを書いたんですが、ちょっとばかし個人的な気持ちがすぎるので限定公開にしたいと思います。

読まずともここまでで完結しておりますので、次回「30代ミドサー歯列矯正日記②」をお楽しみに! 更新しました↓↓↓

それでも気になるという奇特な方がいらっましゃいましたらぜひどうぞ〜

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