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ゴミ収集車のお仕事をしてる芸人に物思う。

おはようございます。
ただいま8時、のんびり出勤前です。

どこかでゴミ収集車のお仕事に従事してる芸人さんと著名人の誰かとの対談を見ることがありました。

ゴミ収集のお仕事という新しいジャンルに、世間はソワソワその芸人さんに聞き入ってしまうのです。

(私もそうです。面白そうな話が聞けるかもと興味津々で彼に関する発信があれば見てしまいます。)

その中で、あまり裕福ではない家庭のごみには、低得点の答案用紙が裸で入っているというものがありました。

ゴミの出し方にあまり頓着していない人もいる、という事を言いたかったようですが、ちょっと心がざわついてしまいました。

ここ数年のうちの近所のごみなんですが、複数のご家庭で、白い小さなビニール袋がたくさん入ったごみをだしてるんですね。

全てのごみを、小さいビニール袋で包んでるんです。

その小さいビニール袋というのが、中身の全く見えないもので、最初見た時は「なんともったいない」と思ったものですが、ここ最近、特に若い世帯でそれが普通になってきているようです。

ごみの捨て方にも流儀が流行るんですよね。

家事ハックなのかもしれないし、古い世帯に文句言われない様になどの自己防衛なのかもしれませんが、
私なんかからしたら、そういう捨て方はこのレジバック持参のこのご時世に反するのではと思うのです。

で、ゴミ収集車の仕事に従事している芸人さんに話は戻ります。

彼が発信したゴミのレベル分けというものは、ゴミ捨てという、今まで生活タスクでやってきたことのウエイトが上がる感覚を覚えます。

生活が丸見えどころか人間性が出るといわれている場所を攻撃される感覚。
ゴミを漁られる感覚にも似ています。

これは飛躍なのかも知れませんが、あまり裕福ではないというレッテルを張られないために、ゴミ捨てを頑張る人も出てくるんだろうなと。

それぐらいでつぶれる人は弱いと切り捨てるのは簡単ですが、それぐらいの事を攻撃力の高い武器にする人はたくさんいるのです。

「低所得者はゴミに頓着しない」というトピックが「今をときめく専門家」が発信した裏付けされたまことしやかなパワーワードとして、世間に浸透しないことを祈ります。


最後まで読んで下さりありがとうございました。



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