【令和最新版】obs-ndi 4.9.0をM1 MacなmacOS Monterey 12.4で導入する

 ほぼ自分用の覚書ですが、どなたかの参考になれば幸いです。
 実は別の方が同じものをnoteの記事にしているのですが、少し情報が古かったためそれを参考に自分で書きました。
 御宅は割愛しまして、早速ですが手順を書きます。

1. OBSのインストール

MacでのOBSインストールは簡単です。
まず公式サイトへ赴き、Mac向けの「obs-mac-xx.x.x(バージョン).dmg」をダウンロードして導入。
初期設定マネージャーの指示に従って設定を済ませてインストール完了です。

2. obs-ndi 4.9.0をインストールする

OBSでNDIを扱うためのプラグイン「obs-ndi 4.9.0」を導入します。
まずはこちらのリンクよりMac向けのobs-ndiである「obs-ndi-4.9.0-macOS.pkg」をダウンロードしてインストールします。
完了後にOBSを起動するとライブラリが足りないのでインストールしてくださいとの警告が出るので、警告内のリンクからダウンロードしてインストールしてください。

3. NDI Toolsをインストールする

上の項でインストールしたライブラリ「libndi.4.dylib」ですが、中身が少し古いので互換性のあるものに交換します。
NDI Toolsというソフトの中にある「libndi_advanced.dylib」に互換性があるので、これをリネームして置き換えます。
まず、NDI Toolsをこちらのリンクからダウンロードしてインストールします。
次に、ターミナルで下記のコマンドを入力します。一行ずつコピペでOKです。
都度パスワードを求められますが入力しちゃってください。

sudo mv /usr/local/lib/libndi.4.dylib /usr/local/lib/libndi.4.dylib.bak

sudo cp "/Applications/NDI Video Monitor.app/Contents/Frameworks/libndi_advanced.dylib" "/usr/local/lib"

sudo mv /usr/local/lib/libndi_advanced.dylib /usr/local/lib/libndi.4.dylib

このコマンドでやっている内容を手動でやる方法については最後に書きます。

終わり

以上でobs-ndiのM1 Macへのインストールが完了しました。
よきNDIライフを!

おまけ:コマンドでやってること

コマンド1行目。
これはFinderの「移動」を使って開ける隠しフォルダ「/usr/local/lib」の中にある、2.の最後にインストールしたライブラリ「libndi.4.dylib」をバックアップしながら無効化するためにリネームする作業です。
コマンド2行目。
これはNDI Toolsに含まれている「libndi.4.dylib」と互換性のあるライブラリ「libndi_advanced.dylib」をNDI Toolsのアプリデータのフォルダから先ほどの「/usr/local/lib」の中にコピーする作業です。
OBSはここからNDIのデータを読み込んでいるので、このデータがないとobs-ndiが動作しません。
コマンド3行目。
これは今コピーした「libndi_advanced.dylib」を「libndi.4.dylib」という名前にリネームする作業です。
この作業の目的は。元の名前のままだとOBSがライブラリを読み込んでくれないので、この名前にすることで読み込んで貰えるようにするためです。

以上となります。
何かわからないことがあればTwitterや配信にて適宜聞いてください。
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参考にした記事1: リンク
参考にした記事2: リンク

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