見出し画像

思わず誰かに話したくなる! 「大人の雑学本」3冊

仕事で、恋愛で、パーティーで。「また会いたい」と思われる人になるには、「雑談力」が欠かせません。でも、何を話せばいいの……? とお悩みの方も多いでしょう。ここでは雑談のネタになることはもちろん、知っているだけで人生に役立つ「雑学本」を、厳選して3冊、ご紹介します。

*   *   *

①「自分のルーツ」を探しに行こう!

画像1

みなさんは、自分のご先祖さまがどんな人だったかご存じですか? 「先祖探し」のプロ、丸山学さんの『先祖を千年、遡る』によれば、なんと日本人の半数は藤原鎌足にルーツがあるのだとか。

どこまでさかのぼれるか、一度は試してみたいですよね。本書には、その具体的な手法が書かれています。名字、戸籍、お墓、家紋などをもとに調査を重ねていけば、1000年前までさかのぼることも不可能ではないそうです。

いまは庶民でも、さかのぼれば名家に行き着くかもしれません。もしかすると、歴史的な事件の渦中にいたかもしれない……。本書を片手に、自分のルーツをたどる旅に出てみてはいかがでしょうか?

②あなたの住んでいる場所は大丈夫?

画像2

地震、津波、火山、台風、大雪……。毎年のように大きな自然災害に見舞われ、甚大な被害を受けている日本。にもかかわらず、災害が起きるたびに、危機管理の甘さ、対応の遅れなどが問題となっています。

楠原佑介さんの『この地名が危ない』は、そんな災害に備えるためのヒントを教えてくれる一冊。本書によれば、私たちの祖先は「ここは危ない!」というメッセージを「地名」に込めていたというのです。

名取、女川、小名浜、気仙沼……。東日本大震災で津波に襲われた地名にも、その痕跡が見られるのだとか。地名を分析することが、住む場所を決めたり、家を買ったりするときのヒントにもなるのです。

③教科書に載っていない「裏の世界史」

画像3

かつて平和国家だったドイツが、わずか2年でナチス体制になり、そのナチスもまた急失速して戦争に敗れたのは、ヒンデンブルク大統領の「認知症」と、ヒトラーの「パーキンソン病」のせいだった?

世界史を動かした脳の病気』は、古代エジプトのクレオパトラから、ジャンヌ・ダルク、徳川吉宗、ボードレール、モハメド・アリまで、歴史上の人物にまつわる謎を「脳神経内科」の観点から解き明かした、きわめてユニークな一冊です。

学校では教えてくれなかった、意外な事実に驚くこと間違いなし。こうしたうんちくをサラリと披露できると、まわりから「一目置かれる人」になれそうです。

*   *   *

ここで紹介した「雑学本」は、ビジネス本のように、今すぐ何かに役立つ内容ではありません。しかし、すぐには役に立たない知識こそが、人間的な魅力を育むのではないでしょうか? そしてその積み重ねが、やがて仕事や人生にも活きてくるのだと思います。

#幻冬舎 #出版社 #雑学 #地名 #先祖
#世界史 #おすすめ

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!