見出し画像

J’s Magazine04〜冨田ラボ15周年ライブ、 本日のSpotifyプレイリスト、 イタリアン名店(恵比寿)、日本のフェイクニュース、日本人男性は本当にパートナーをぶつのか?〜等

①冨田ラボ15周年ライブレポ

冨田ラボの15周年ライブに行ってきた。結論から言うと、めちゃくちゃ良かった。今を生きる音楽家だという証明するようなアレンジとボーカリストの人選。日本音楽シーンの中でエッジの効いた最先端にいながらにしてJ-Popの編曲マナーの立役者。


大先輩だけれどアーティストとしては同じ年にデビューしていたことを知る。アナログで聴きたいのでニューアルバムMPCのアナログ盤、会場先行発売を購入。ライブではWonkKento NAGATSUKARyohu(KANDYTOWN)のパフォーマンスが演奏に負けてない感じがして、特に素晴らしかった。彼らも裏じゃない表の日本の音楽であってほしい。



②本日のSpotifyプレイリスト
個人アカウント

新コーナーです。日本のポップスシーン、かつてで言うところの渋谷系やシティポップ好きであろう方々や若い人たちもネオソウル方面に傾いてるので、そういった方向性で紹介します(ジャンルで区別するのは好きじゃないけど、わかりやすいのでご了承願います)


※Volla / N.E.R.D
new iPad のCM曲。デジタル一辺倒ではない彼らが好き。ファレルしか知らない人も是非。アヴァンギャルド苦手派にはこんな曲も。。


※Notre-Dame Ouest / Anomalie
遂に11/26初来日のAnomalie。もちろん参戦します。これ聴いてあげていきたい。


Winter Breeze / Moonchild

シティポップからネオソウルに脱皮しそうな微妙な時期をお過ごしのあなたにはぴったりのナンバー。

※Like Mine / Woo Park
昔のエスペランサスポルディングが恋しい方へ。Youtube時代の人にはインパクトが欠けるかもしれないが、めちゃめちゃいいバンド。


※Hephaestus / The Steve McQueen

バンド名が人名のため、なかなか情報が見つからないバンド。全員アジア系、どうやらUKのバンドみたい。時間あったら読む。ライブ動画見つけました。


※Isadora / Christian Scott aTunde Adjuah
トランペッター、クリスチャンスコットのナンバー。部屋飲みや受験勉強にどうぞ。NPRのライブもいい。





③甘辛嫌いのグルメリポ  〜恵比寿
イタリアン〜

先日は会食で使った恵比寿のイタリアンALMAがとても美味しかったのでレポ。厨房を囲むカウンターとテーブル席がいくつか。用途によって会食、パーティ、デートと使い分けられそうです。


東北の魚介や対馬のサバなど独自のルートを持っておられ、メニューも季節によって変わるのでシェフにお勧めを聞くか、コースを頼むのが間違い無いと思います。そんな中、特に美味しかったものをご紹介。

画像1

青森産カブのパンナコッタ(食べたことない食感)

画像2

しらすとチーズのパスタ(ストロッツァプレティ)

画像3

栗のカタラーナ

画像4

僕は弱いのであまり飲めないのですが、ワインも豊富なのでワイン好きの方はとても嬉しいお店でもあります。

画像5


若干30歳の佐藤シェフと



④英語でBBQ花火大会

画像6

先日、日本で頑張っている外国人数名、バイリンガルで世界に打って出ようとしている日本のYoutuber兼アーティスト、それと彼らをバックアップできる可能性のある数人で、調布多摩川花火大会を見ながらBBQをするパーティを開いた。格安で、和牛を食べてもらった。僕はホストで忙しかったが楽しい時間だった。

皆さんによると、日本は若い世代には特に人気の国だそうで、理由の一つに欧米化されてないためかYoutuberやInstagramerにとってネタの宝庫という一面がある模様。夢と希望を持って日本にやって来る人が多い。


ただ、ミステリアスで魅力的な日本というイメージの裏側にフェイクニュースや誇張したような記事も多い。日本を愛し、日本で結婚し、日本に住んでいるアメリカ人の友達によると、英語で書かれている日本の記事は大手も含めてBullshit(クソ)が多いという。インターネットの世界では"Wierd Japan"がペーパービュー集めの格好の餌食という側面があるのかもしれない。



⑤日本にまつわるフェイクニュース〜日本人男性は本当にパートナーをぶつのか?〜

日本人男性は未だに彼女や奥さんをぶつと本気で信じている(来日して間もない)外国人女性でに出会ったことがある。誤解は解けたが、本当に"巨人の星"の世界がまだあるのか、気になって調べてみた。


実際のところ、どんな資料を見ても、日本のDVおよび性被害にあう割合は世界最低レベルだった。しかし、"女性への暴力はけっして正当化できない" に同意するかの回答では韓国、ブルガリア、ドイツと並んで低い結果 (ここは良くない結果)


参考資料 : https://www.oecd.org/els/soc/SF3_4_Family_violence_Jan2013.pdf
パートナーによる身体的、性的暴力の発生率

画像7

"女性への暴力はけっして正当化できない"に同意するか

画像8

日本は男女平等ではない国という認識が国際的に広まってしまった昨今、もちろん重要な役職の女性の割合はあまりにも少なすぎます。そこには同意しますし、早急な改革に向かってほしいと個人的にも思います。ただ、もっと基本的なレベルの話でいうと、女性が最も安全に暮らせてかつ仕事ができる世界の都市は東京が2位(1位はロンドン、3位はパリ、最下位はカイロ)という調査結果が出ています (ロイター財団の調査です)


こちらの(日本ではない外国の) 調査でも、実際に女性がパートナーから暴力をふるわれたり性被害にあう確率は日本がダントツで低いのが現実のようです。英語ができる人は率先して誤解をとくべきだと思います。

ロイターによる元記事
注)Most Dangerous Cities なので順位は逆向きに見ないといけない


ネタ。


笑えないものは反論しましょう。


プロフィール : 田中 潤
アーティスト、音楽家、プロデューサー…etc
2003年にDreamusicよりメジャーデビュー。2008から作編曲家としてRhytmZone(AVEX)に所属。2014年頃独立。
作編曲で Smap, May J., 三代目JSB, 倖田來未、土岐麻子、信近エリ、堀込泰行、宮崎 薫 、moumoon…etc に携わり、CM音楽や企業向け音楽も多数。
日本に住む外国人クリエイターやパフォーマーのバックアップをする活動も続けている。




いただいたサポートは、お仕事ではない音楽活動、表現活動の足しにさせていただきます。