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平井美葉と振り返るハロプロの25年



はじめに

今回は、
久しぶりにハロプロのお話。
Hello! Project は今年25周年を迎えました。
それに伴って、平井美葉さんが様々なイベントやコンサートに出演しました。
ハロプロ25年の色んな時代と照らし合わせながら、
みよちゃんが、出演した公演の感想をまとめてみたいと思います。


黄金期

その世代に日本で生きていた人間は全員が目にし、耳にしたであろう、
モーニング娘。の黄金期。
今でもテレビ番組でも「LOVEマシーン」「恋愛レボリューション21」などは歌われています。
そんな時代を感じられたイベントが
5月26日に行われた
Hello! Project 25周年 モーニング娘。2期 保田圭・矢口真里Presents「2(に)」でした。

保田圭、矢口真里というモーニング娘。2期に率いられ、
勝田里奈、秋山眞緒、平井美葉、北原もも、鍛冶島彩という
2期ないしは、2に縁のあるメンバーが出演し、
さらにはモーニング娘。2期の市井紗耶香もゲストに出演するというなかなかお目にかかれないイベントでした。

率直な感想は
ずっと、テレビで見てたレジェンドともいえる人たちを初めて目の当たりにした感動。
特に2期の3人で歌った「ちょこっとLOVE」や「たんぽぽ」は当時耳にしていた歌だったので、聞くことができてすごく楽しかったです。

一方で、
矢口さんと保田さんがやっとみんなに会えた、みんなの声が聞けたという話を事あるごとにしていました。
特にお2人が作った「君に届け」という楽曲時には涙で声を詰まらせるシーンもありました。
このコロナ禍は私達も苦しい期間でしたが、
パフォーマーにも残酷で苦しい期間であったことを知ることになりました。
その中で「たんぽぽ」で黄色のサイリウムで拳を突き上げて会場を盛り上げ、
あの時の熱気を少しでも再現して見せた歴戦の猛者たちの姿は強烈な印象に残っています。
あの頃の熱気はテレビ越しでしか感じることができなかったものでしたが、
その片鱗だけでも感じられたのも私にとって大きな出来事でした。

みよちゃんに関しては
至近距離で見られたのも楽しかったですし、
夢見る15歳のみよちゃんとゼロズレになってしまって脳みそバグったりと色々大変でした(笑)
特にサマーナイトタウンの間奏が最大の見どころだったように思えます。
先輩方の簡単だけどかっこよく見える振り付けをつけてくれというオーダーに対して、しっかり応えながらも、要所のアクセントに平井美葉を感じられてすごく震えました。

そんなわけで開催のお知らせを受けた時は謎イベントすぎてびっくりしましたが、謎イベは神イベというハロの定石通り、素晴らしいイベントでした。


プラチナ期

モーニング娘。のアルバム「プラチナ 9 DISC」から名付けられたこの時期。
モーニング娘。のパフォーマンスが上がったといわれているとともに、この時期の楽曲には根強いファンがいるというイメージがあります。
はーちんやかえでぃーを推している時に知り合ったお友達の中にも、この頃から応援している方もいますし、身近に話を聞くことがありました。

そんなプラチナ期を感じられたイベントが
9月18日に行われた。
『高橋愛バースデーイベント~もう、37だってばよ。14→37~』でした。
これまた突然のゲスト出演で驚きでしたが、
せっかくの機会なのでと思い2部のみ観に行くことにしました。

まず最初の感想は
「みかん」「Fantasyが始まる」という
まさにこの時期ど真ん中に楽曲を、「高橋愛」の歌声で実際に聞くことができたという事実が大きかったです。
充実感といえばいいのか達成感といえばいいのか、そういった独特の高揚感がありました。
友達が熱中して話してくれたプラチナ期の空気感のほんの少しだけでも感じられたという部分が、そんな感情を呼んだのかもしれません。

高橋さんのかわいらしく、かつポジティブシンキングな人となりも魅力的でしたし、こんな素敵な年の重ね方をしたいなと思いました。

さて、MCコーナーから参戦していたみよちゃん。
宝塚、バレエといった共通点からこの機会ができたのだと思いますが、
それ以外にもパフォーマンスと普段のギャップなど、雰囲気が似たところがあり、すごく楽しい掛け合わせでした。
そして、鈴木啓太さんも含めお兄さん、お姉さんに囲まれてのびのび後輩をやっているみよちゃんもかわいかったです。
ただやっぱりパフォーマンスになると打って変わって、「笑顔YESヌード」のかっこよさは半端なかった。
選曲も含め最高のものを見せていただきました。


Team ℃-ute

℃-uteとプラチナ期は同じ時期やろがいというツッコミを受けそうですが、
気にせず進めます(笑)

この記事にあるように、℃-uteは私がハロプロを好きになったきっかけでもありますし、思い入れの大きなグループです。

まずは、
8月31日に行われた
「M-line Special 2023~Magical Wish~」から
追加公演になったこの公演に稲場愛香さんと共にゲスト出演しました。

ここで語るのはもちろん「悲しきヘブン」です。
みよちゃんにとっては「Hello! Project 2021 Winter ~STEP BY STEP~」以来のバックダンサーでした。当時もものすごいブチあがった記憶はありますが、この日も当たり前のようにテンションが振り切れました。

個人的には、平井美葉が℃-ute随一の名曲をパフォーマンスしていること自体が高まるのですが、
彼女がバックダンサーのセンター…。
そう矢島舞美がいたポジションで踊っていることで私の感情はいろいろなものが押し寄せてくるのです。
そして、この日のみよちゃんは気合がめちゃめちゃ入っており、
迫力が客席のあらゆるところに飛んでいきそうなダンスを見せていて、
こちらも熱量があがりましたし、身体が勝手に動いてしまいました。

この後の「超WONDERFUL!」も含めて、久しぶりに℃-uteを楽しみました。
コロナ禍を経て各グループの単独コンサートが復活してからは、
ハロメン全員が集合するコンサートが激減し、
それに合わせるようにシャッフルユニットで℃-uteの曲がパフォーマンスされるというケースも減りました。
毎年バースデーイベントで℃-uteを歌っていたかえでぃーも卒業してしまいました。
そんな状況もあり、℃-uteの曲を目の前で観る機会が減ってきました。
なので、こういった1つ1つの機会がすごく嬉しく、大切にしたいと思いました。

そして
9月10日に行われた
「Hello! Project 25th ANNIVERSARY CONCERT」
の夜公演を観に行きました。
そもそも9/10という℃-uteの日に
矢島舞美さんに会えるという熱い展開に胸が高鳴り、
全力で℃-uteを楽しむ準備をしていました。

モーニング娘。がパフォーマンスした
Danceでバコーン!からフルスロットルで振りコピ、全力コールはもちろんのこと、
「Midnight Temptation」のイントロが流れた瞬間は
もう喉はくれてやるという覚悟を持つほどでした。
℃-uteが解散した頃、まだひよっこオタクだった私はやれることをやりつくしはしました。
けれど、コンサートに身体も喉も全力を尽くすほど、まだ入り込めてない部分もありました。
その時の忘れ物を代々木という大きな会場で取りにこれた気がしました。

「夢幻クライマックス」「Midnight Temptation」を
当時研修生として、コンサートに帯同したメンバーとパフォーマンスしたこともエモかったです。
おそらく、やじすずの2人は自分たちが何をパフォーマンスしたいということと同じくらい、一緒にパフォーマンスする後輩たちと何がしたいかを一生懸命考えたんだろうなと感じました。
そんな後輩との繋がりを大切にするところも℃-uteらしくて嬉しかったです。
9月10日は「℃-uteの日」と叫べたこと、
みよちゃんもステージに立った「超HAPPY SONG」も心にくるものがありました。

私の始まりである℃-uteには大きな感情を抱いていることに改めて気づかされました。


こぶしとつばきとかえでぃー

さて引き続き
「Hello! Project 25th ANNIVERSARY CONCERT」の夜公演から

一番最初に雄叫びのような声をあげてしまったのは、
Juice=Juiceがパフォーマンスした「念には念」でした。
こぶしに足繫く通っていた時期もあり、こぶしの楽曲が大好きな私。
こぶしの楽曲はバースデーイベントやリリースイベント、フェスなど今でもよく見ることができて、楽しませてもらっています。
けれど、やっぱりれいれいが歌うこぶしには特別なものがありましたし、
会場中に響いた悲鳴のような歓声が全てではないかと思いました。

そして
小片リサさんが「虹を越える」を披露した後、
はっきりと浅倉樹々のシルエットが見える中で
かかった「初恋サンライズ」のイントロ。
聞いた瞬間に奇声のような歓声を上げてしまいました。
自分でもびっくりするくらいでしたが、
涙腺が危なくなるくらい私にとっては嬉しい光景でした。
その後にリトキャメの4人が加わっての
「今夜だけ浮かれたかった」は
私が、つばきを好きになったきっかけの歌。
この場面で一番観たかった曲を観ることができました。
「私が好きになった時のつばきが詰まっている」と思いましたし、コンサート通じて1.2を争うほど好きな場面でしたが
岸本ゆめのさんがその場に立てていなかったことだけが心を締め付けました。

今現在、モーニング娘。を見ると不思議な気持ちになります。
かえでぃーがいなくなってからモーニング娘。を観に行っていないことも大きいと思います。
パフォーマンスをみていても、
いつも見ていたかえでぃーがいないので、振りコピをするにも基準となる人がおらずオロオロしていました(笑)
あのパートがかえでぃーだったなあとか、かえでぃーはこんな風にダンスするなあという残像が頭にちらつきながらも、
振りやコールを覚えているところに、自分の歩んできた歴史を感じられました。


みよちゃんの話

もうすでに長くなっていますが、
最後に、もう少しみよちゃんのことに触れたいと思います。

ここまで挙げたイベントの各回で
過去にパフォーマンスをしたことのある楽曲をまたパフォーマンスされることが多かったです。
個人的にはみよちゃん自身が魅せたい世界観だったり、目指すパフォーマンス像を突き詰めているように見えましたし、
当時よりも自身のスキルや表現力が高くなった中で、
自身が思い描く理想像に再度チャレンジしたいという想いもあったように見えます。
そういった意味では、ハロプロの25年を巡る機会であるとともに、
平井美葉を巡る機会にもなったのかもしれません。

高橋愛さんが
ハロプロにはなかなかいない歌のよさがあって一緒にパフォーマンスしてみたいといってくださったように
みよちゃんのみよちゃんらしい魅力が多方面に伝わって、こういった様々なM-lineのイベントにも参加できるようになっていると思います。
それが素晴らしいなと思うとともに、
私が様々な方のパフォーマンスを観に行く機会も増えていて、
本当に楽しい日々を過ごすことができているなという感謝の気持ちもあります。

今回、ハロプロを見続けるからこそ得られる楽しさがあると知ることができました。
スケジュール調整には苦しむとは思いますが、
今後もハロプロを見続けよう!という決心と共に長くなったこの記事を締めたいと思います。

それでは!


参考資料