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コーディネーターのチカラ

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人と人をつないで15年 地域×大学生プロジェクトの組み方 ボランティアの組み立て方 フォローの仕方など 新しい企画を、現地の人と若者が作っていくサポート方法をまとめていきます。
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2019年7月の記事一覧

視点を変える時間を強制的につくる

視点を変える時間を強制的につくる

東京でR-SICという勉強会に参加してきたゲンヨウです。新しい情報がたくさんはいって、頭がプスプスしています。普段は鳥取でNPOの経営をしているのですが、そこでは入らない情報や視点を得る時間でした。

1.課題にフォーカスした議論に浸る普段は目の前の仕事に追われている部分が多いので、議論をする時間がとれていない。また、別ジャンルの人の話を聞く機会も少ないです。そこで課題の最先端にいる人たちのやり取

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R-SICに登壇してきました。

R-SICに登壇してきました。

鳥取県で、大学生と地域のコラボレーションを仕事にしているゲンヨウです。東京に来ています。一般社団法人リディラバさんが主宰する”R-SIC”というイベントに呼ばれました。

僕が呼ばれたのは地域行政の役割に関する分科会でした。進行役(モデレーター)にETIC.の瀬沼さんに入ってもらって、西粟倉村の上山さん、東広島市の堀江さんというメンバーです。

わきあいあいとした感じでやり取りできました。各地区で

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縮小する地域と変化する行政の役割

縮小する地域と変化する行政の役割

明日、東京でこんな感じのテーマでお話しします。R-SICというリディラバという一般社団が企画した会にて話してきます。

1.どんな人と話すのか登壇メンバーは、岡山県で村でありながらローカルベンチャーなど最先端を走る西粟倉村の上山さん、東広島市で地域の自治についてお仕事されている堀江さん、鳥取市でNPOとして行政との関りがある僕。モデレーターは、全国の地域系キーマンとつながるETIC.の瀬沼さんです

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講演を頼まれた時にどう場を作るか

講演を頼まれた時にどう場を作るか

人前でお話しさせていただく機会が少し多い、ゲンヨウです。平均すれば月に1回以上は人前でお話しさせていただいています。毎回、どんな話をしようか悩みながらやっていますが、せっかくですので僕が講演・シンポジウムなどを依頼された時に、どうやってその時間を考えて組み立てるかについて書きます。

1.この記事について人前で話す機会がある人、ワークショップなど場づくりが必要な人に向けて書いています。基本的なこと

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企画に意図を織り込んでいく

企画に意図を織り込んでいく

鳥取市で大学生と地域の連携をコーディネートしているゲンヨウです。今日は、うちのpumpit!プロジェクトの原点でもある、NPO法人だっぴの柏原さんにお越しいただき、研修でした。

鳥取県でも教育委員会主導で似た企画をやることになり、大学生と一緒に動く部分を僕らがお手伝いすることになりました。教育委員会の方々が受ける研修に混ぜていただきました。鳥取でもだっぴを何度かさせてもらっていますが、本家のお話

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組織として持つ哲学の大事さ

組織として持つ哲学の大事さ

鳥取市でNPOを経営しているゲンヨウです。普段は、”大学生×地域”のプロジェクトを作っています。企業へのインターンシップだったり、農村ボランティアであったり、イベント開催であったり形はいろいろです。

言語化が最近のマイブームなのですが、その過程の中で自分たちの大事にしたいこと、および自分たちのスタンスみたいなものが見えてきています。○○が起きたときにどう考えるのか、行動するのかという軸のようなも

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正しいゲリラ戦

正しいゲリラ戦

鳥取で、地域と大学生をつなげる仕事をしているゲンヨウです。日々、新しいことをしているので、ゲリラ戦の毎日です。この状況は嫌いではないですが、最近はそれだけではだめだと感じる日々です。

NPOを学生創業し地方都市で続けているので、非論理性の中で生き残っているというのが本音だと思っています。運が良いことが多く、たくさんのかたに助けてもらう日々です。感謝。

そんな中、今日は”阿部梨園の知恵袋”でお馴

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KIFU-BARに参加してきました。

KIFU-BARに参加してきました。

お酒を飲む場所は好きですが、たくさんは飲めないゲンヨウです。飲みすぎると寝るタイプです。東京の夜はKIFU-BARという、飲んだ分だけ寄付をするという仕掛けに参加してきました。

1.KIFU BARとはKIFU BARは、東京のNPOマーケティングの会社であるジャックアンドビーンズさんが中心となっている企画です。BARを貸し切って、飲んだ分の一部を、ゲストで話したNPOに寄付するというもの。プチ

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背中を押す仕掛け

背中を押す仕掛け

どちらかと言えば多動なタイプのゲンヨウです。仕事は鳥取県で”大学生×地域”でプロジェクトを作ったり、インターンシップを設計したりしています。地方でも面白いことや面白い人はいるわけで、鳥取でしかできないことを大学時代にやってほしいなと思って仕事しています。

金曜日に、鳥取県湯梨浜町の本屋さん、汽水空港さんがこんなtweetをされました。

すぐに行動に移すのはさすがだなと思って、僕も10名限定で汽

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家業について考える

家業について考える

NPOを創業したゲンヨウです。今日は東京に出てきて、家業イノベーションラボの戦略会議という企画に参加させてもらいました。NPO法人ETIC.、農家のこせがれネットワーク、エヌエヌ生命さんが連携して取り組んでいるプログラムです。

僕も含めて、地域で実践型インターンシップなど「中小企業×外部人材」の仕掛けをやっているコーディネーターと、これまでのプログラム受講者の企業の方々(大阪や名古屋など遠くから

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大学で遊ぼうという素敵な企画

大学で遊ぼうという素敵な企画

薬味と言えば”しょうが”よりも”わさび”派のゲンヨウです。ソーメンはわさびです。今日は鳥取大学で行われたフリーソーメンに参加してきました。

学内で流しそうめんをやるって企画なのですが、大学内でちゃんと企画書作って、許可取って、スポンサーをうまく募ってやっているという侍なメンバー。”大学で遊ぶ”という大学のカオス感が感じにくくなった現代に一石を投じるイベントです。

けっこうたくさんの人が来ていま

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時代の流れとコミュニケーション手段

時代の流れとコミュニケーション手段

大学で教えることもあるゲンヨウです。最近は僕のように実務家教員と言って、論文とか博士号とか持ってないけど大学の講義をやらせてもらう人もいます。学びが多様になるという意味では、大学の戦略的にも、学生が興味あることや必要となる経験や話などありな技だと思います。

1.大学生のメールの書き方というtweetがバズる。大学生のメールの書き方に物申すという感じのtweetが、物議をかもしているそうです(結局

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地域を超えるからこそ共有できるもの

地域を超えるからこそ共有できるもの

今年から、”地域コーディネーターのオンラインサロン”を始めたゲンヨウです。と言っても事務局ポジションなので、僕が喋ったりするのではなくて月に1回ゲストに話てもらったり、会員同士のオンライン飲み会をやったりという感じです。

1.地域コーディネーターのオンラインサロンとは長期実践型インターンのコーディネートを行う業界団体チャレコミのオンラインサロンをやっています。キャンプファイヤー経由は8名ですが、

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名乗ることで前を向く

名乗ることで前を向く

鳥取市でNPOを経営しているゲンヨウです。僕が経営者ですと言うようになったのはいつだろう。法人化のタイミングでなかったことは確実です。いろんなポジションを務めてきた経験から、それを名乗るってのが一つのきっかけになるなと思った記事です。

1.はじめに僕は2002年に学生団体を立ち上げ、2004年から個人事業主としてプロジェクトを事業化し、2008年にNPO法人化しています。その時で呼ばれる名前が変

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