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コーディネーターのチカラ

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人と人をつないで15年 地域×大学生プロジェクトの組み方 ボランティアの組み立て方 フォローの仕方など 新しい企画を、現地の人と若者が作っていくサポート方法をまとめていきます。
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#NPO

スキルアップとマインドセット

スキルアップとマインドセット

鳥取でNPOを経営するゲンヨウです。業界のオンラインメンター制度を運用して半年が経過しました。その辺の気づきを今日はつらつらと書こうかなと。

1.四半期に1度のメンタリング制度一昨年の年度にゴールドマンサックスさん(以下GS)の協力で、私たちの業界の人材育成について向き合う機会をいただきました。若手コーディネーターにベテランコーディネーターが伴走し、仕事の進め方やキャリアなどを相談して、年に数度

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言語化と向き合う

言語化と向き合う

鳥取でNPOを経営している玄洋です。昨年、経営者仲間の研修会で自社のことを言語化するという時間があったのですが、まだまだできてないことが多いので、つらつらと書いていこうかなと思います。

1.経営者仲間の勉強会で先日は経営者仲間との勉強会でした。月に1回の時間で鳥取県内を中心に1時間程度報告、そのあと40分程度のディスカッションを行っています。今回は個人事業主から、雇用して組織を大きくしていった話

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卒業おめでとう(2019年度)

卒業おめでとう(2019年度)

鳥取市でNPOを経営するゲンヨウです。なかなかザワザワしている昨今ですが、免疫高めて元気に過ごすことしかできないなと思います。

僕らの組織でも大学4年生にあたるメンバーが卒業しました。大学の卒業式は中止になってしまったのですが、各自で送るスタイルや、後輩から先輩へ託すメッセージや動画など、工夫をこらした時間を過ごしていたみたいです。

毎年、卒業生には一言伝えてきているので、今年もそれを記そうと

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地方の提案力が分かれ始めた

地方の提案力が分かれ始めた

鳥取県でNPOを経営するゲンヨウです。小学生の子供二人の父でもあります。今日から、鳥取市では長い春休みが始まりました。一昨日の夜から、NPO経営者として、地域の保護者として、親としていろいろ考え動いています。

1.各自治体で反応が別れる全国を見ると、千葉市や福岡市など一昨日の夜から情報発信をして、政府の要請を踏まえた独自の方法を決めています。つくば市なども工夫したやり方を提案されています。

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オンライン勉強会や会議のすすめ

オンライン勉強会や会議のすすめ

月に1回はオンラインの勉強会をやっているゲンヨウです。もともと、同業者が遠い距離にある業界なので、オンライン会議などは活用していました。最近ではzoomを中心としたツールの発展もあり、かなり気楽に便利に実行できています。今日はオンライン会議ツールを使った勉強会のコツについて書きます。

1.移動時間や場所を考慮しないで可能最大のメリットは、距離を超えられることだと思います。今回のオンライン勉強会も

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高校生×企業×大学生

高校生×企業×大学生

鳥取市でNPOを経営しているゲンヨウです。先日、鳥取県立八頭高等学校で、高校生×企業×大学生のワークショップのコーディネートをさせていただきました。

1.地域の仕事に接する機会は少ない職場体験とかはあるのですが、なかなか高校卒業まで地域の仕事や働く人に触れる機会は少ないです。そこでいきなり働くことを決めていくってのも無理があるなと、事前の先生方との打合せをしながら思いました。僕も大学でやっといろ

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講演プレゼンは事前には渡せない

講演プレゼンは事前には渡せない

年に何度か人前で話す機会をいただいているゲンヨウです。事例報告から始まって、人前で話す機会もかなりの回数になってきました。今日はその辺について書きます。

1.講演とか講師はなぜ依頼されるのか?そもそも、講演とか講師の依頼はどうやってされるのでしょうか。普通の大学生でNPOを創業した兄ちゃん(当時25歳くらい)に依頼が来たのは鳥取大学の先生経由でした。

大学生が農村地域で活動している実例を地域の

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100日続いたnoteの更新とNPO経営者の発信について

100日続いたnoteの更新とNPO経営者の発信について

鳥取市でNPOを経営しているゲンヨウです。noteが100日連続更新を褒めてくれました。褒めたら伸びるタイプなので、尖った髪が天井に刺さる勢いです。

アホな冒頭文章はさておき、まずは10日、一か月、100日と少しずつ伸ばすことができました。タイミングも良かったとは思いますが、noteの更新に振り回されることはなくなってきました。NPO経営者と発信というテーマも含めて今日は書きたいと思います。

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熱量のある言葉

熱量のある言葉

月に一度は人前でお話しさせていただくゲンヨウです。今日は京丹後市でお話しする機会をもらいました。昼間は研修講師。夜は地域の若手事業者、金融機関関係者、フィールドワークに来ていた京都の大学生など30名弱集まる場所でのミニ講演でした。

今日は後半のミニ講演で感じたことを書きます。

1.ミニ講演の経緯この地域には、僕らの学生プロジェクトでご縁をもらった若者が住んでいます。鳥取県智頭町で10年つづいた

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研修とはなんぞや

研修とはなんぞや

研修は受けたり、講師側をやったり、企画側をやったりと大体全部の立場を経験しているゲンヨウです。昨日、PTAの情報提供で鳥取市の人権研修なるものに参加しました。数百人の参加者が集まっています。鳥取でこの規模はすごいなぁ。動員力半端ない。

そうなってくると、どんな人材をどう育成するための時間なのかが気になるのですが、その辺が・・・どうなんだろうな。

1.大きなホールでの講演会10:00から12:0

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オンライン飲み会で全国とつながる夜

オンライン飲み会で全国とつながる夜

地域×若者のコーディネートをやっているゲンヨウです。昨夜は、オンラインサロンの企画「オンライン飲み会」に参加してきました。

地域で中小企業向けの長期実践型インターンシップなどのプログラムをコーディネートしている仲間の集まりでした。年度末ということもあるので、それほど人数は多くなかったですが、逆に限られたメンバーで深い話ができたかなと思います。ざっくりまとめると以下の3点

1.何気なく話し始めて

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チューニングの必要性

ギターは弾けません、ピアノを弾く力は6歳の息子にも抜かれましたゲンヨウです。地域×若者のコーディネートを事業としてやっています。昨日は、地域おこし協力隊の関係の相談に行ってました。

そこで感じたのはチューニングの大事さです。地域おこし協力隊という制度は総務省の制度なのですが、都市部から若者が地方にやってきて、地方の課題に挑戦する(ざっくり言うと)、そんな施策です。

国としては、施策に縛りをあま

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イベントボランティアを集める方法

イベントボランティアを集める方法

ボランティアコーディネーターの仕事も10年以上やっているゲンヨウです。とある団体のイベントボランティアの相談を受けまして、その辺の設計からお話しさせていただきました。普段は鳥取県鳥取市でNPOを経営しています。

1.そもそも大学生ボランティア「大学生にボランティアで来てもらえたら良いよね」
「大学生にお願いできたらいいな」

私たちが、相談者からよく聞くお話しなのですが、そもそも大学生は鳥取には

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