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コーディネーターのチカラ

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人と人をつないで15年 地域×大学生プロジェクトの組み方 ボランティアの組み立て方 フォローの仕方など 新しい企画を、現地の人と若者が作っていくサポート方法をまとめていきます。
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#鳥取

つながっていくご縁

つながっていくご縁

鳥取でNPOを経営するゲンヨウです。地域と若者のチャレンジを後押しする仕事をしています。もう20年になります。

facebookを何気なくみていたら、こんな記事を見かけました。京都移住計画は、”地域仕掛け人市”を一緒にやったご縁のあるチーム。鳥取のイベントをやらせてもらったりした場所でもあります。

京都は年でも何回か訪れる場所でもあるし、大学時代にも何度も足を運んだ場所。立命館の学生とプロジェ

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今月のゲンヨウさん(2022年12月)

今月のゲンヨウさん(2022年12月)

鳥取でNPO法人bankupを経営しているゲンヨウです。あっという間に年末です。師走とは本当に走る感じの一か月ですね。今月も振り返りましょう。

1.総理官邸に行ってきました。なんだそれって感じですが。ディスカバー農山漁村の宝という農林水産省の受賞を受けまして(特別賞:ベスト8くらい)、全国で616件のノミネートから選ばれました。全国で37事例。鳥取県としては若桜のジビエの取組以来と聞いています。

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今月のゲンヨウさん(2022年11月)

今月のゲンヨウさん(2022年11月)

クリスマスと正月を足して二で割ったような配色のゲンヨウさんです。いちおう、頭が尖っているのをデフォルメしたデザイン。スラ〇ムではない。

それでは、今月もいろいろ動いてきたので、記録していきましょう。

1.ディスカバー農山漁村特別賞受賞表彰式は後日あるそうなのですが、農林水産省が主催する「第9回ディスカバー農山漁村」という表彰にノミネートさせていただき、37の表彰事例の中の審査員ご指名の特別賞を

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検索に出てこない地域のネタを旅する

検索に出てこない地域のネタを旅する

鳥取でNPOやまちづくり会社の経営に関わるゲンヨウです。全国旅行支援をはじめとした、動きが始まっていますね。ガイドブックに載らない旅の仕組みもいろいろ動きがありまして、観光庁の”第二のふるさとづくりプロジェクト”の対象に鳥取県も選ばれています。
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001480202.pdf

1.鳥取市のまちなか旅のコーディネートそんな

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地域の課題と若者の接点、高校生と共に

鳥取でNPOを経営するゲンヨウです。今年は鳥取県の若者広聴レンジャーのアドバイザーを務めることになりました。

1.広聴って何?広聴って仕組み、僕もこの機会をいただいて初めて知ったのですが、行政が施策の参考になるように、住民の意見をいろいろ聞くことを”広聴”というそうです。普段は行政職員が、市民に意見を聞くことを指しますが、鳥取県では若者の視点で市民の意見をとりまとめ、施策提言につなげる”若者広聴

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とっとり翔ける福業報告会

とっとり翔ける福業報告会

鳥取県でNPOを経営しているゲンヨウです。今年は鳥取県、パソナJOBHUB、鳥取銀行と連携して少し変わった複業のプロジェクトを実施していました。

追記)2022年度ページが公開されているので、下記に掲載します。基本的なながれは、2021年度と変わっていません。エリアが2022年度は岩美町と北栄町になります。

今日は、その報告会でした。まだ複業のスタートラインにたった状態ではあったのですが、そこ

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どこまで行ってもマイプロジェクトから

どこまで行ってもマイプロジェクトから

鳥取でNPOを経営しているゲンヨウです。農村地域での企画をやったりしているのですが、最近はまちなかでもやったりしています。地域の企画はマイプロジェクト化できるのがポイントではないかと思ったので、忘れないように。

1.マイプロジェクトとして考えて解像度をあげるスモールスタートで始めるのは、何事も良いと思っていてその場合は関わる人にとってのマイプロジェクトになるような設計や、導線をつくっていくのが大

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思考整理003:中心市街地の駐車料金は街中投資に回す流れを作った方が良いと思う

思考整理003:中心市街地の駐車料金は街中投資に回す流れを作った方が良いと思う

鳥取市の中心市街地に仲間と場所をつくったゲンヨウです。店舗3階、住居5階というビルをリノベーションしました。マーチングビルという場所で、まずは若者向けのシェアハウスを作りました。これから店舗スペースを面白くしていきます(2020年12月1日)。

ビルを改装したので、今までより中心市街地に足を運ぶようになりました。特にアートイベントのセッティングやアーティスト対応もあったので、11月はほぼ毎日何か

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アーティストと過ごす一日に思う

アーティストと過ごす一日に思う

鳥取市で面白いことを地域に持ち込む人をやっているゲンヨウです。五円あって、ANAさんの「ANA meets ART”COM”」の鳥取市での受け入れコーディネートをやっています。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/domestic/promotions/art_com/

1.そもそものキッカケはオンラインから今回のプロジェクトは”オンライン関係人口未来ラボ”という仕掛けをや

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思考の整理001:自分のやってきたことを言語化するには

思考の整理001:自分のやってきたことを言語化するには

先日受けた研修で文字にしていないことを指摘された。簡単な言葉×簡単な言葉=難しい意味を作っていて、確かにそれは良くないなと。そんなわけで、思考の整理も兼ねたことをつらつら書いていこうと思います。

「たまごやき」って言ってるが「大江の郷というこだわり農法で育てていて、しかも朝どれのたまごを、地域の耕作放棄地で作ったこだわりのヒマワリ油で僕が調理した、たまごやき」のコトを指している感じ(大江の郷さん

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地方でつなぐ仕事を見える化する

地方でつなぐ仕事を見える化する

地域で人と人をつないで18年、ベテランの域に入ってきましたゲンヨウです。最近、アート領域のお仕事をすることになり、刺激満載の日々です。

1.複数地方で開催する企画の現地対応を務めるオンライン関係人口の流れで、全国の別の地域の人と一緒に企画をやることになりました。鳥取で面白いことを仕掛ける人ではありたいと思っているのでありがたい機会です。

全体的な座組は東京側で作ってもらい、鳥取での実施について

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久々の農村ボランティア

久々の農村ボランティア

鳥取県で「大学生×農村」のコーディネーターをやっているゲンヨウです。「鳥取県農山村ボランティア事務局」という仕事ではあるのですが、16年もやっているので、最近は大学生チームもしくは別の職員が対応していました。

今回はメインの職員が産休に入ること、新しくやってみたい地域だったこともあって僕も参加してきました。そこら辺をお伝えします。

1.農山村へ大学生ボランティアを派遣する「農村へのボランティア

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ローカルコーディネーターに見えた光

地方の情報が都市に集中して、都市は地方に情報を再配達すればよかった世の中から、地方から地方にも情報が届けられたり、オンラインツールによってオフライン(対面)じゃないと届けにくかった生の情報も届けられるようになってきた。

オンラインのおかげで地方側も都市部へ情報を取りに行きやすくなり、持っているコンテンツによっては、都市部から情報が届く可能性も増えた。

ふるさと兼業やつなきゃんで、岐阜から全国を

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何気なく仕事につながっていたアレ

何気なく仕事につながっていたアレ

鳥取でNPOを経営しているゲンヨウです。梅雨がなかなか終わりませんね。毎週、オンラインの勉強会をやっているのですが「行政関係者」になかなか会えないという話を聞きました。僕は仕事柄、行政の方との機会は比較的多い方かなと思っています。なんでだろうと考えてみました。

1.アレ:その1(地方にいるから行政が近い)僕は鳥取県内を仕事のフィールドにすることが多く、鳥取市に事業所はあります。NPOという法人形

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