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12年振りのお仕事

大学は農学部だったゲンヨウです。卒論は入会林っていうマニアックな分野でした。

11月16日(金曜日)は有機農業の勉強会の司会兼ファシリテーターをやらせていただきました。

大学一年の時から、先輩のいろんな卒論手伝ったりしてたのと、サークルで環境問題や農業の勉強会もやってたので、幅広く知識はあります。

(1)12年前に初挑戦させてもらった司会

そんな農学部卒業の僕が実は12年前にも、有機農業の勉強会の司会兼ファシリテーターをさせていただきました。当時はいろんな市民活動を学生と応援するみたいな事で話があったんだと記憶してます。

これといった技術もなく、場の仕切りが何とかできたくらいの若造に大役を任せてもらったなと振り返れば思います。声かけがあれば、何でもやってみようの姿勢でお受けしました。

200人くらい入る会場でいかに参加者の満足度を高めるかを、依頼者の方たちとお話しして考えました。質問用紙をお配りしなるべく最大公約数の質問を見つける方法などを試しました。何とか頑張れた事も記憶しています。

(2)街中でたまたま再開

あれから12年、たまたま鳥取の街中で主催者の方にお会いし「あの時すごく良かったからまたお願いできる?」とお声かけいただきました。

今回も司会兼ファシリテーター

有機農業の勉強会と言っても専業農家から、流通関係、消費者の方も参加するものです。また、生産者の方たちも各自哲学を持ってされています。そこをうまく翻訳しながら、会場と講師、パネリストを繋ぐ作業をさせていただきました。

終始和やかな雰囲気で、四時間という長丁場も高い熱量で終えることができました。

講師の先生、事例報告者、パネリストの一人お話しが面白かったのが一番ですが、繋ぎ屋さんとして務めは果たせたかなと。

懇親会でもみなさんが楽しそうにやり取りをされていたので、安心しました。

(3)自分の強みの再発見

「要約や、ポイントを押さえるのが上手ですね」と何名かの方に言っていただきました。繋ぎ役としては一番嬉しかったです。

「会いに行けるゲンヨウさん」や企業コンサルなども含めていろんな方の相談を聞いていくうちに育ったチカラだと感じます。業種は拘らず、新しい情報や他の仕組みを組み合わせたりする視点と重要な部分を見つける視点。

何気なくやってる事ですが、自分の強みの部分だなと再確認できました。最初は司会ですし、段取りも組んでしまったので、「別の方でも台本書けば行けますよ(司会用に謝金も準備するとおっしゃってたので)」と話したのですが、「あなたじゃなきゃできないでしょ」と言っていただき、終わった後も「やはり頼んで良かった」と言っていただきました。

12年経っても、そこを信頼してくれて依頼してくださったコトに感謝ですし、あくまでも僕は繋いだり要約しただけなので、この場に集まった方々、準備いただいた生産グループ「鳥取ずいせん生産組合」、行政の方々の積み重ねあってのものです。

そんな場に立ち会えた事に感謝します。

鳥取ずいせん生産組合の野菜は、鳥取市のイオンに売り場があります。是非、手に取ってもらえたら幸いです。

ご縁だなと感じる一日でした。

応援ありがとうございます。サポートいただいたお金は学生の相談の時のカフェ代にします。