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オンライン飲み会で全国とつながる夜

地域×若者のコーディネートをやっているゲンヨウです。昨夜は、オンラインサロンの企画「オンライン飲み会」に参加してきました。

地域で中小企業向けの長期実践型インターンシップなどのプログラムをコーディネートしている仲間の集まりでした。年度末ということもあるので、それほど人数は多くなかったですが、逆に限られたメンバーで深い話ができたかなと思います。ざっくりまとめると以下の3点

1.何気なく話し始めてだらだらとやる。
2.エリアを超えて話したい話題は結構ある
3.世代が程よくばらけたので、段階的な課題感とか未来の話がでた

1.何気なく話し始めてだらだらとやる。

普段のweb会議と違って、何かを決めるわけでもないので、こんなことってどうですか?という感じで話が始まりました。若手コーディネーターの悩みだったりするのですが、自組織でも若手が悩んでいるなぁとか、僕の暗黙知がまだまだ形式知にできてない部分だなと思ったりするわけです。

気楽な感じでやり取りできるので、結構本質的な議論ができたような気がしました。お互い知っているという部分も大きいので、オンラインサロンのメンバーが増えてきたときには、この辺の気楽な感じがちゃんと感じられるようにしないといけないよね、なんて話もしました。オンライン雑談という立て付けのほうが気楽かな。

普段、場づくりをしている人たちの集団なので、なんとなく「落としどころ」なんかを探しちゃうのが職業病なんですが、今回はそんなこともなく、本当に今、抱えている課題とかをシェアできたというのも大きいかなと思いました。会議だと、議題の精度とか、優先順位とかを考えてしますのですが、今回は感覚ですが、自分たちが何となく言語化できていない部分についても話ができたのかなと思います。

2.エリアを超えて話したい話題は結構ある

各県に1コーディネート組織があるかないかというレアな仕事なので、こうやって集まって話をすると、エリアを超えて意見交換したい話題は多いなというのがわかりました。

もちろん、全国研修会を年に2回、代表クラスで集まる会を年に1回、部会のような形で他の事業を組み合わせながら、意見交換する機会なども設けていますが、やはり話すことはあるなと。

どうしても、日々の業務や、課題にいっぱいいっぱいになってしまいがちですが、こうやって、お酒片手にフラットに話をすることで、いろいろ頭の中も整理できたり、意見をやり取りする機会ができているというのはありがたいなと思いました。

エリアを超えて意見交換することで、自分のところとは違う課題に向き合っているんだなというのもわかりました。鳥取だったら学生母集団が少ないので、そこの中でどうやっていこうかという部分がある一方で、東京など都市部になると、プログラムとして特徴がとがっていないと、そもそも他のサービスが多くて埋もれてしまう。

そこに欲しい人材像を着実に集めて生きているETIC.はやっぱりすごいなと感じたり。インターン生のOBOGの口コミを中心に学生を集めてきているG-net.もさすがだし、web集客で北海道でポジションを確立している、北海道エンブリッジもさすがなわけです。弊社も弊社で結構特殊な学生集客ではあるので、それもそれで面白いなと。

微妙に戦略や、戦術は違ってくるのかなと思うのですが、全国のノウハウがうまくシェアされたり、融合されていくのが、いろんな地域の可能性を開くなと感じたわけです。

あとは、物理的に同じ話題を話す人が遠いので、オンラインの仕組みは助かりますね。僕も子供をお風呂入れた後にスタートできたし。子育て世代の地域プレイヤーにはありがたいツールだなと感じます。

3.世代が程よくばらけたので、段階的な課題感とか未来の話がでた

僕は、次の5月で40歳になります。名実ともにおじさんになってしまいます。年を取ることはそれはそれでよいことなのですが、大学生×地域の文脈からは、だんだん難しくなるだろうなと感じています。

昔はギャグで済んでいた話が、近年だと「参考になります!」とかなっちゃうんですね。うかつにボケられない(笑)。それはそれで、深みあるコメントとかも言えるようになっているということなので、究極に言えば使い分けなんだろうなと思うのですが、その辺とか気にしたりしている自分もいます。

今回は20代から僕まで少し幅のある話ができていたので、創業期はこうだったなぁとか、こんな失敗しましたよって話もできたりしたし、どこが本質でどこがそうでないのかとか、未来どうするかについても意見交換できました。

僕なんかは最近よく感じる、自分のキャリアで本質的に地域に求められるポジショニングについて話をしたりしました。創業期は、ある程度教えてもらう、地域の方向性が決まっていく中で、自分の力を発揮するという流れだったものが、そもそも、その流れも考えたり、イメージしたりして事業を組み立てたり役割が変わったり。そんな話もしました。

20代のコーディネーターにはなんのこっちゃという話もあったかなと思いますが、10年後とかに、少しそういえばを振り返ってもらえたらうれしいなと。

なんにせよ、ニッチな業界ほど、オンラインでうまくつないで、話をする機会を作るってのも大事だなと。しかも雑談形式。

年度末とか関係なく、定期的にやっていけると面白くなるなぁと思ったわけです。

今日は、この辺で。地域×若者のコーディネーターについて興味があったりする人は、オンラインサロンおすすめですよー(自画自賛)。


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