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卒業生に向けた言葉(2017)

自分の組織なので、見送る側ばかりのゲンヨウです。金曜日に卒業生の送別会がありました。プロジェクトに関わっている学生スタッフが、今年も巣立ちました。冒頭の写真は、送別会で出てきた海鮮ちらし寿司、これも準備から現役学生メンバーがやっています。
卒業生に毎年一言話しているので、それを載せようかなと。

こんな感じで、在校生から卒業生への言葉だったりプレゼントが渡されたりしていました。白黒の写真は就活でこれなかった現役学生です。

三徳レンジャーがお世話になっている方からのビデオメッセージ、県外の団体からのビデオメッセージなどもちゃんと集めて編集して流していました。
こういう事ができちゃうのもスゴイなぁと感心してます。

卒業学年のムードメーカーであり、リーダー的ポジションのマサオさん(春からはルワンダで青年海外協力隊)、後輩のプレゼントが法被というのが素敵。海外でも頑張れよ!

ここからは卒業生にお話しさせてもらった、今年の一言です。
(だいたいこんな感じでお話ししました。一部読みやすくしてます)

ここから--

卒業、おめでとうございます
進学、就職、新しい門出に立ち会えて僕も幸せです

毎年、この場に来ると何を伝えようかなと考えながら日々が過ぎて行きます
前の年と同じじゃつまらないし
大事な話は結構共通するし
難しいですね

毎年考える事で僕は気づきをもらってます。

今年の気づきは、僕が確実に一つ年齢を重ねていること。
毎年送り出すのは、四年生なので22歳前後で固定されてます。一方送る僕は一歳年上になってるわけです。今年だったら38歳、その差は開くばかり。

冷静になれば当たり前の話なのですが、僕としてはハッとしました。

卒業するみなさんは、濃い四年間の中で、成長をしましたね。僕から見ててもわかるし、お互い感じているのではないでしょうか。

一方で僕はどうか。
「何となく一年を過ごしていないか、ちゃんと成長できているのか?」
と自分に問いかけてしまいました。

社会に出ると日々が、単調になりがちです。
バンクの仕事はおかげさまで、日々、波乱万丈なんですが(笑)
それでも、慣れとは恐ろしいもので、何となく、自分が一年一年を積み上げながら生きてるという事実から目を背けていました。

一年、一日をちゃんと濃く過ごしているか、受け身になりすぎてないか、なんとなく過ごしてないか。変わろうと考え動いたか。

社会人になると節目が見えにくくなります。みなさんには、そこを意識して欲しいなと思います。
多分、最初は、いろいろテンパると思いますし日々に余裕がないとは思いますが、そこで流されないように

自分で決めて、自分で進んで行ければ、面白くなる、より面白い方へ進むようにしてくれればと思います。

バンクのメンバーは濃い人が多いという話もありますが、それはお互いの良いところ、強みのところを認め合って出しやすくしているのかなと思います。

社会に出て、みなさんの所属する場所がそうではないこともありえます。

そんな時は、ここを思い出して、自分に自信を持ってもらえたらと、周りに振り回されず自分の良いところを活かして次の舞台でも花開いてください。

僕もみんなに負けないように、日々を大事に変化しながら進みます。

在学生は準備ありがとう。先輩が繋いでくれたこの雰囲気を、新入生に引き継げるよう新歓も頑張ってください。

以上です。

ここまで--

卒業生に素敵な日々が訪れることを願って。

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