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地域を超えるからこそ共有できるもの

今年から、”地域コーディネーターのオンラインサロン”を始めたゲンヨウです。と言っても事務局ポジションなので、僕が喋ったりするのではなくて月に1回ゲストに話てもらったり、会員同士のオンライン飲み会をやったりという感じです。

1.地域コーディネーターのオンラインサロンとは

長期実践型インターンのコーディネートを行う業界団体チャレコミのオンラインサロンをやっています。キャンプファイヤー経由は8名ですが、現在24名の会員と事務局幹事5名の30人弱で行っています。特にチャレコミとは関係ない人(これからやってみたい人)も参加できる仕組みにはなっています。業界の仕組みではなく、幹事メンバーの自主企画です。

今日はその中でもゆるく開催できるオンライン飲み会でした。そこで気づいたことを書こうと思います。ちなみに前回のオンライン飲み会の気づきはこちら。

2.本日のオンライン飲み会で出た話

今日はゆるい感じで地方学生について、地方プレイヤーと語るというものでした。中身は、学生に限らず、地域の企業の現状であったり、大学についての話だったり、各組織の現状やスタンス、考えていることなどをざっくばらんに話しました。

キーワードとして出てきたのは
・人数の少ない地方学生との向き合い方
・都会の学生と地方の学生の違いや差
・両方を混ぜたほうがお互いに学びにはなる
・長期実践型インターンに臨むべき学生の状態(マズローの話)
・インターン前のステッププログラム
・どこまで丁寧にやるかとマネタイズ
・各地域の各社の目的や大事にしたい事

こんな感じでしょうか。サロンの企画ではあるので、そこまで詳細には書けないのですが、かなり濃いやり取りができたかと思います。ゆるい雰囲気の中で。

3.地方の学生と都市の学生と長期インターンシップ

僕らも今年は、東京のNPO法人ETIC.が企画してくれる”地域ベンチャー留学”というプログラムからも大学生の募集を行いました。主に関東圏の大学生が集まり、各地のコーディネーターが自分のプログラムを紹介して夏休みにチャレンジしてもらう仕組みです。

鳥取に関わってくれることも、企業・地域にとっても刺激になりますし、鳥取の学生にとっても刺激になります。去年、鳥取県外の大学生を弊社のインターンシップ生として受け入れてから強く思いました。

今夜参加したコーディネーターは、この機会を使っているところが多く、地方における都市学生の可能性についても共有できました。

もちろん、鳥取の企業に鳥取の大学生が関わってくれることも大事なのですが、鳥取の大学生で言えば8割は鳥取県外出身で、他の土地に行く可能性もあります。また、テーマ的に鳥取以外の土地の方が良い場合もあります。一方で日本で一番大学生が少ない県なので、外から入ってきてくれる人材も大事になってきます。そういう意味でも、東京から学生が来てくれる仕組みは大事にしたいです。他の地域も同じような理解のようです。

4.地方のコーディネーターが難しいこと

各地のコーディネーターの難しい部分についても話ました。大学生のコミュニティを作っていくことで、地域に関わる学生を増やしたいけど、最初の導線が難しい(大学との関係性)や、継続していく場合の大学生コミュニティの定期的なサポートにコストがかかる。維持が難しい面。

そもそも、大学が遠いのでアプローチに時間がかかるなどの話もありました。僕は市内に大学は2校もあるので、まだやりやすい方なんだなと再確認しました。学生コミュニティもできてますし。

5.地方だからこそ共有できるもの

今日の雑談のなかで、いろいろと「あるあるー」「わかるー」という場面がありました。距離は離れていても、日本の地方都市に共通する話題があり、同じような悩みだったり、失敗すべき点について共有できる部分は、オンラインの良さかなと思いました。

なかなか顔を突き合わせて話すには距離が離れすぎていますが、距離を超えることのできるツールなので良いですし、東京を介さずに情報が共有できるのも良いのかもしれないです。

今後もゆるゆると、続けていきたいと思います。オンラインサロンに興味ある方は、説明はできますのでお声掛けください。


今日のtwitter

地域の人に愛されるにはという話題の時に出た、田舎ハック。これやってみよう。






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