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倍速な次世代が感じる更に倍速な次世代と私

カニのパスタは、口に含むと境港が見えました。海を凝縮した味です。糖質制限がいつから始まるのか、ゲンヨウです。

先日、浜村温泉に拠点を構えるパーリー建築の宮原君に「自分より下の世代って倍速ぐらいに動いているんですけど、玄洋さんってその辺どう捉えてます?」って話をふられて。

「確かに、いろいろのスピード早いなぁと、パーリーたちも早いなと思ってるけど、更にだよね。情報共有の早さとか選ぶ速さとか、小さく試してみるって習慣がハマったらどんどんやっちゃうんだろうね」

みたいな話をしました。あとから冷静に考えてみれば、自分が大学生の時代を振り返れば、今の僕らの学生スタッフのような仕掛けは全然やってませんでした。卒業までにプロジェクトとか仕掛けてないし、お米作って売ったりしていません。六カ月の長期インターンシップなんてこともやっていません。

社会との接点や、お金を集める方法など、機会や手法はどんどん年齢関係なくフラットになっているし、若者ほど情報は集めやすくなっているなぁと思いました。

そういう学生がバリバリやる一方で、最初の一歩に躊躇してしまう学生たち、自分の活動に自信がなくて次への一歩に進めない学生、そもそもそういうことに意識が全く行っていなかったり、大学入試に失敗したと、大学に入ってからも何も行動しない層もいるわけで、動く人と、動かない人の差が、僕らのころよりも広がりやすくなっている、一瞬で距離を空けられてしまうんだなと感じました。

またその距離を見て、「自分とは違う」「○○さんだからできた」みたいな話で進まなかったりする。もったいないなぁ。

そういう変わり切れない学生を仕掛けの中で変化させていく面白さが、僕らのやっている仕事では大事なのかなと思いつつ、倍速の倍速で動く若者たちもいる土壌で仕事するには、僕も四倍速で動くようにしないと、どんどん置いていかれるだろうなと感じるわけです。

どんどんフラットになっていくので、吸収できるものは世代を超えて吸収して、学んで、誰に対しても提供できるものはどんどんしていく、そういう流れにも乗れて行けると面白いのが続くし、若い世代とも何とか一緒にやっていけれるのかなと思いました。

インプットも取捨選択しつつも、圧倒的に勉強、吸収していく必要を感じた夜でした。


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