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ハームリダクション②

前回はハームリダクションって何?
について書きましたが、今回はハームリダクションをいち早く取り入れたオランダの歴史と実践について書きたいと思います。

1970〜80年代に薬物依存が問題となり政策を行なったオランダ
薬物中毒の問題は薬物依存に限らず注射器の使い回しによるエイズや肝炎などの感染症の広がりにまで発展しました。

当時、薬物中毒者に対し行ったセルフヘルプ活動はあまり効果はなく新たなプログラムを開始。それは注射器交換プログラムというものです。

このプログラムの内容は、
薬物使用者が使用済みの注射器と交換に
新しい注射器を無料で入手できる、使用した注射器を回収できる。
また、そのやり取りの際に衛生的な話をする事や単純に社会と接点を持つことができる

このプログラムにより
薬物中毒者は薬物治療には来ないけど
交換プログラムには来るようになり
感染症予防の効果があがりました!

自分の個人的な感想としては、
薬物依存者に限られた話ではないと思いますが敷居の低いことだと行きやすいのと、利益があることに対しては足を運ぶような気がします。
あとは、単純に怒られたくないですよね。

前回の投稿で次回は加熱式タバコのハームリダクションについて書くと書いたのに、
違うことを書いてしまいました。
次こそは、加熱式タバコの話題に移りたいと思います!

いつもお読みいただきありがとうございます。
誤字がありましたら申し訳ありません!
では、また次回!



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