オンライン署名①

このnoteを見ている方はご存知かと思いますが、私は今、交通税反対の署名活動を行っております。おかげ様で1000人超えました。

オンライン署名の効果

オンライン署名の効果はもちろん、行政や政治家に国民の意見を届けるためというのも主な目的ではありますが、それだけではありません。
問題となっている現状とそれに対する意見があることや私たちの活動や存在を減税派という垣根を超えて、多くの方に知っていただく、マーケティングやプロモーションの効果があります。

また、寄せられたコメント自体にも価値があります。だから賛同者数が全てではありません。そして数が増えてきたらメディアに取り上げられる可能性がありますので、無料で出来る政治活動でもあります。

皆さんも政府の無駄な政策、増税に繋がる政策にに対する署名をやってみられても良いのではないでしょうか?

オンライン署名の有効性

行政のサイトを見てみると、署名は直筆の原本の提出でなければ有効な署名と認められないという記載がどの自治体でもあります。ですのでオンライン署名は残念ながらその点で言えば有効な署名ではありません。

行政が認める有効な署名活動をするのであれば、街頭での署名活動が必要です。それ以外だと、ネットに署名テンプレートを公開しておき、それを各自が印刷して発起人に送る必要があります。

ですが、オンライン署名はいざとなったら有効ではない!と行政側が言えるとはいえ、実際は圧力として認識はされているようです。無意味ではないでしょう。

ここ2~3年はコロナ関連の署名も市民活動として多数募集があり、行政に提出され、意見の一つとして受け取られたことはそれなりに多かったと聞いています。私が住む彦根市でも、市長にVoiceの署名が提出されていました。
 

いくつかの署名サイトがある

有名なのは、Voicechange.orgですが、両者の差はほぼ「寄付金が受け取れるかどうか」です。

◆change.orgの支援金は広告費

この支援金は署名の広告費のようなもの。「署名がサイト内で上位に表示される」ためであってこの支援金は受け取れません。全額Change.orgに入ります。今回2万円以上の支援金を支払っていただいています。ありがたや~。
寄付を集める場合、いくつかchange.orgが指定しているサービスがありますので、そちらを通して受け取ることが出来ます。

◆Voiceは発起人が募金を集められる

Voiceはchange.orgの署名において「発起人にではなくchange.orgに支援金が入る」ことに強いジレンマを感じた方が立ち上げた署名サイトです。
こちらでは、署名活動の発起人がその活動のための募金をVoiceの用意したシステムをそのまま使って集められますので手間いらずです。
手数料は必要ですが、集まった寄付の多くを受け取ることが出来ますので、チラシの印刷や、署名と関連した他の活動に当てることができます。
ただ、寄付金・支援金をいただくならその使途も含めた活動報告も義務になるとは思いますし、政治資金規正法を考慮しないといけないかもしれません。
 

次回やるなら?

どちらの方が支援得やすいとか、ネットに表示されやすいとか、メディアに取り上げられやすいとか、あるのでしょうか?

ここは私も解っていないので、誰かご存知でしたら教えてください。

  



今回の反省点

まだ終わっていませんが今思っていることを書いてみます。

①chang.orgはログイン状態が短い

Twitterでも愚痴っていた内容ですが(笑)
私は署名ページの作成初日、集中しすぎて説明文を保存するのも忘れてずっと作業していました。

力作を出来たのに、いざ保存ボタンを押したら、再びログイン画面に。
それでログインしなおしたら、さっきの力作が消えてやがりました(T_T
 
翌日Wordに書いてから貼り付けました(T_T
 
2回目は滋賀減税会のUさんに添削をしていただき、無駄のない文章を書けたかなと思います。書きたいことは山ほどあれど、読まれなかったら意味もないので。
 

②タイトルとサムネイル

タイトルとサムネイルに「滋賀県の交通税反対の署名」と書いたことです。
これが初期のサムネイルですね。
時間もないし、自分が作ったチラシを改変して作ったサムネです。

こうするとですね・・・

「滋賀県」とガッツリ書いているので滋賀の人は「おっ!」と思います。自分たちのことだと。そして署名してくれるかもしれません。もちろん滋賀県民の署名が一番大事ですからこれはこれでOKなんですが・・・

他県の方がどう思うか?

減税派の人たちは「全ての増税に反対、滋賀で導入されたら全国へ波及してしまう!」と理解しておられるので、だいたいの方が署名してくれますが、他県の減税派じゃない方々はパッと見で、

「滋賀県民でもない自分たちが署名していいのかな?」
「自分たちは関係ないのかな?」

という気持ちが大なり小なり出てしまう可能性があり、ページを見ない、あるいはいい活動だと思っても、リツイートやシェアをするだけになってしまうかもしれません。

「導入されたら全国に広がる可能性大」と黄色の吹き出して書いて他県の方にもアピールしたつもりでいましたが・・・とにかく迷いなく「署名しよう!」と言う気持ちがどれだけ素直に持っていただけるかが大事なので、関心が高いと思っていただくためやメディアに取り上げられるためにとにかく数字が欲しい時は引っかかりになるものは取っておいた方がいいでしょう。

今はこのように変更しています。
 

「交通税導入に反対の署名にご協力を!署名で国全体に広がる増税の波を止めましょう。他県の方もお願いします!」 https://chng.it/BD8ypyqq

渡瀬裕哉さんやインフルエンサーや有名な方がシェアしてくれるボーナスチャンスの前に、こういう変えるべき箇所に気づいたほうがいいと思います。

 



公開前に精査しましょう

署名活動を公にシェアする前には誰かと一緒に、「現在のタイトルや説明文章やサムネイルでなかなか署名をもらえなかったとしたら?」を想像し、改善してからにしましょう。
 
「もしこのタイトル(および文章、サムネイル)で署名しよう!と思わないとしたら理由はなんだろうか?」
「いいキャンペーンであると思っている人が署名をしないとしたら?署名してもらうには?」
「何が足りない?(あるいは余計なのか?)」
といったように、

「どうしたら署名して良いと思ってくれるはずの人がしっかり署名したくなるだろうか」と、シェアする前に1日考えましょう。

実際、現在のサムネイルとタイトルを変更したほうが、閲覧率と署名率は上がったように感じます。

でもまたサムネイルや文章は修正すると思います~。

信頼感も大事

ですがそういった文章による署名内容の正当性や解りやすさのアピールだけでなく、人が持つ不信感や不安感にもフォローが必要です。発起人が誰なのか、可能な限り明確にしておくなども信頼性向上に繋がります。

とりあえず今日はここまで。
また思いついたら書きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?