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GERA新体制・新責任者ご挨拶

ごあいさつ

リスナーの皆さま、こんにちは。
この度、恩田さんからGERAの責任者を引き継ぐことになりました。横田と申します。

興味はないと思いますが、引き継ぐにあたって素性のわからないヤツが運営を担うというのもリスナーさんの不安を煽ってしまいかねないので、簡単に自己紹介させていただきます。

1992年、神奈川県生まれ。前職はWeb系の広告代理店、ブライダル業界で働いていました。
小学生の頃、父親がカセットに録りためていた「中島みゆきのオールナイトニッポン」をたまたま聴いたのが私のラジオとの出会いでした。そのカセットをかけると珍しく父が饒舌に語り出したのが印象的で、聴き進めるうちに自分もみゆきさんとラジオが持つ不思議が魅力の虜になっていました。
そして同時期に、ご多聞に漏れず第1回目のM-1グランプリを観て衝撃を受け、お笑いにハマりました。
そこから次長課長のオールナイトニッポンRにハマり、あとは芸人さんがパーソナリティを務めるオールナイトニッポンシリーズやJUNKなどなど、ここに全て挙げるとキリがない程にはお笑いラジオ、ポッドキャストを聴き漁り今に至ります。

実家で発掘した次長課長オールナイトニッポンRを録音したCD

GERAも、Twitterのタイムラインでアプリリリースを知ると同時にダウンロードし、いちリスナーとして毎週の更新を楽しみに聴いていました。

GERAのスタッフに応募した経緯

正直「リスナーが望めば終わらない音声メディアを作りたい」という恩田さんのような大きい志を持って入社したわけではありません。
また、特段ラジオやお笑いを仕事にしたいと思ったことはなく、自分にとってラジオもお笑いも時折へこたれそうになる日常に意味を見出してくれる、ちょっと面白がれる視点をくれる手軽なお守りのようなものでした。

そんな中、GERAに応募してみようと思ったのは、前職でコロナ禍になり、テレワークや自宅待機が続いた時でした。
自宅での仕事が続くと不安や孤独感も大きく、以前よりラジオを聴く機会が増えました。
そのタイミングで疎遠になっていた友人から連絡があり、同じような状況で塞ぎ込んでいたため、気晴らしにとラジオを勧めてみました。
その友人はほとんどラジオを聴いてこなかったようですが、数日後、半ば興奮気味にラジオの感想を語るメッセージがとどきました。
心につっかえていたことを言葉にしてくれたり、明るく茶化してくれたことで前向きな気持ちになったこと、そして、自分のメールが読まれて何度もその部分を聞いてしまったことなど、まるで昔の自分が書いたようなメッセージに驚きました。
私自身、今までラジオについて話せる友人は0に等しく、そもそもラジオは1人で楽しむものだと思っていました。でも、人におすすめして、それを聴いてくれて、直接会えずとも同じ熱量でラジオの話で盛り上がれた時、会話の意味以上の大きな価値を感じました。
そして、その時改めて父の気持ちがちゃんと理解できたような気がしました。

そんなことがあったタイミングで、たまたまTwitterでGERAのECショップの求人を見つけました。
当時の仕事はブライダル業界。もちろん人生の節目に携われるやりがいはありましたが、それも一瞬を彩ることしかできません。
一方ラジオは、私や友人が体験したように、日常に深く関わることで、ドラマチックな転機などなくとも、前向きなきっかけをくれたり、日々のささやかな出来事にも光を当てて、パーソナリティ・リスナー一体となり楽しむことができる。
今の仕事では寄り添うことのできない景色と、そこから広がる音声の可能性のようなものをもっと近くで見てみたい。
そんな好奇心に突き動かされ、感情の勢いそのままに応募を決めました。

これから

今までは番組のプロデューサー(責任者)として業務を行ってきました。
その中で、GERAが抱えるジレンマのようなものについて頭をよぎることが多々ありました。
GERAはメインの運営資金をリスナーさんからの課金とすることで「広告的な価値判断」をできる限り排除し、純粋に面白い番組を作れる環境であり続けることに重きを置いて運営を行っています。
一方で、「リスナーさんが喜ぶ企画」「リスナーさんが話を聴いてみたい芸人さん」といった視点に重点を置いた番組や企画も多く、今後それだけで突き詰めてしまうと、リスナーさんの”予想できる範囲内でのおもしろさ”しかお届けできません。
また、今の時代、多才な芸人さん(パーソナリティさん)たちは自分たちでスタッフを集め、自らYouTubeチャンネルやオンラインサロンなど、何かしら発信の場を立ち上げてお金を稼ぐことは容易にできます。そもそも各メディアのオファーなど待つ必要はありません。

ですので、今後はGERA責任者として、
GERAだからできる音声コンテンツ・音声アプリを追求
できればと思っています。

柔軟なマネタイズにより、リスナーさんも想像していなかったような番組や、他ではできなかった番組を実現し、前のめりで楽しみたいと思っていただく。
そして、GERAをさらに熱量の高い環境にしていくことで芸人さん(パーソナリティさん)にもGERAでやりたいと思っていただく。
その循環の中で、パーソナリティはもちろん、メールを送ってくれる人、番組の良さを発信してくれる人など、番組に関わった人たちにとって何か前向きなきっかけになったり、ポジティブな影響を生み出す、そんな場所にしていきたいと思います。

最後に

これは「囲碁将棋の情熱スリーポイント」の記事でも書かせていただきましたが、GERA全体としても、「伝説の番組」ではなく「今一番面白い番組を制作するラジオアプリ」として語られ続けていけるよう、リスナーの皆さま、パーソナリティの皆さまのお力をお借りしながら、歩みを止めずチャレンジしていきたいと思っております。

また、一つの新しい試みとして、GERAチームや私個人が考えていることなどを発信するDiscordチャンネルを作ってみました。
(以前GERA NEXTの時期パーソナリティ候補についてご意見をいただいた時と同じGERAのサーバー上に作成しています。)

▼招待リンク

よろしければ覗いてみてください。
今後とも、GERAへの変わらぬご支援とご愛顧をよろしくお願いいたします!

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