慈照寺(銀閣)にある台形のアレ何?
修学旅行や、観光で慈照寺(銀閣)を訪れた事がある方も多いのではないでしょうか?
まず慈照寺について軽く整理しておきましょう。
正式名称を東山慈照寺といい、相国寺の塔頭寺院の一つで、銀閣寺の名の由来は江戸時代、金閣寺に対し、銀閣寺と称せられることとなったといわれています。室町幕府八代将軍の足利義政によって造営された山荘東山殿を起原とし、義政の没後、臨済宗の寺院となり義政の法号慈照院にちなんで慈照寺と名付けられました。
現地に行って銀閣寺垣に挟まれた参道を進み、左に折れると目にするのが白砂の盛り砂です。
初めて見たときは「一体これはなんなんだ?」と思う方が多いかと思います。私もその一人です笑
円錐状の砂盛りが「向月台(こうげつだい)」、そして、その向月台の手前に広がる白砂の表面に直線の縞模様が引かれた壇状の盛り砂が「銀砂灘(ぎんしゃだん)と言います。
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