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専門性と汎用性の岐路

はじめに

私はソフトウェアエンジニアとして仕事を始めてから自立してご飯が食べれるようになってから4年が経ちます。このnoteは、同年代のエンジニアの友人と話していると話題に上がる専門性と汎用性について自分の考えていることを雑に書いた記事です。

今後どうしようか悩んでいて...

20代半ばから後半にかけて、周囲の怒涛の結婚ラッシュとともにやってくる担当している領域の専門性を高めるか、担当している領域を超え新たな領域にチャレンジするか。プライベートでも自分の今後のことを考えさせられるイベントが多発する中、仕事でも畳み掛けるようにこのような悩みが発生する大変な時期だなーと思います。

先輩に「今後どうしようか悩んでいて...」と相談すると、最終的にどうなりたいの?という質問をしてもらって「むむむ」となって会話が終わってしまう。この悩みを抱えている時点で、最終的にどうなるかを決めるのは容易ではないと思います。

なぜこの悩みは発生するのか

この悩みを抱えていない状態(=今まで)と悩みを抱えている状態(=現在)を比較してみたときに自分の中でどんな状態の違いがあるのかというところに立ち返ってみます。
初めは、課題に対して右も左も分からない状態で開発を進めていたでしょう。程よい緊張感を持ちながら学習し、達成感に心躍らせ成長サイクルを回し、自分の成長が手に取るように実感でき幸福感で満たされると思います。
ある程度経験を重ねると、過去に解決したことがある課題を担当することが増え、緊張感と学びが減り、成長している感覚、達成感が次第になくなっていきます。
多くの場合、そのフェーズで「これからどうしよう」という悩みが生まれると思います。
つまりこの悩みの正体は、「ある一定の学習の壁を乗り越え、成長している実感がなくなり、さらなる成長を求めている(停滞している自分への危機感)」だということがわかりました。

ポケモンをやっていて、手持ちのポケモンを50Lvまで育て、3~5Lvの野生のポケモンしか出ない草むらで戦っていても経験値は微々たるものだし先に進もうよ思うのと同じ話です。自分の総戦闘力より少し上の勝てるかどうかわからないという程よい緊張感の中、戦いに勝利するととっても楽しいです。

この悩みを持ったら「ある一定の壁を乗り越えた」という地点まで到達したという状態を理解し、成功体験として消化すると次の挑戦の成功確度も高まると信じています。

結局、今後どうする

今やりたいことをやるのが良い、で終わらせると味気がなくなってしまうので、私が最近意識していることとして、緊張感なく解決できる課題を担当する日々が続いているとき、程よい緊張感がある課題を混ぜることです。
1流のエンジニアの仕事を観察していると、常に期待以上のアウトプットしていて、それはその人自身が程よい緊張感を持てるものを織り混ぜているように感じます。自分が成長し続けるため(飽きないよう)にそれを続けた結果、1流になったのであろうという推測しています。

これは、専門性を高めるにしても、汎用性を高めるにしても変わらない原則で成長を止めることはなくなるので、緊張感を自分でコントロール出来るようにやっていきましょう。

最後に

稚拙な文章を読んでいただきありがとうございました。
この話をするのはとても好きなので、是非直接お会いした際などにお話ししましょう。



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