見出し画像

ZARD『かけがえのないもの』

どーも、ゲッティです。27日。坂井さんの月命日ですね。

いつも寄り添ってくれるZARD/坂井泉水さんの歌、詞に感謝です。恩返しに少しでも皆さんにも興味を持っていただけたらと思い、曲紹介をします♪

2022年最後の月命日。今回は『かけがえのないもの』をご紹介!

『かけがえのないもの』

『かけがえのないもの』(作詞:坂井泉水 作曲:大野愛果)は38thシングルです。TBS系『恋するハニカミ!』のテーマソングとして使用されました。

2004年のライブツアーで最終日の日本武道館公演のアンコールのみで披露されたようです!ライブツアーをパッケージ化した『What a beautiful moment』にも未収録です。発表してほしいですね!

2007年に行われたファン投票では総合3位でした✨

この曲について坂井さんがお話しされていることをまとめてみました。

私は、華やかな中にいても孤独を感じてしまうことがあって、かけがえのないものはいったい何?と考えたところから詞をつくっていきました。私にとってかけがえのないものとは何か…それは命、大きな意味での愛だなって。('04/5/20発売 CDでーた)

『What a Rare Issue!~軌跡~』より

歌詞の〆切りが丁度コンサートが始まった頃だったので、コンサート終了後の帰り道、移動の車中で感じたことを中心に(詞を)書き、そして以前から書き溜めていた文章やモチーフを合わせて完成させました。事前にタイアップ(『恋するハニカミ!』(TBS系))のお話を頂いていたので、恋愛を軸に展開しようと思いましたが、アレンジが出来上がってきて、それを100回くらい聴いているうちに友情や世相を反映するようなところまでもっていきたいなと思うようになりました。歌に関しては、今回大野さんの仮歌の感じが良かったので、また、それに負けない歌詞と歌を作らなくてはいけないと思い、歌、セルフディレクションともに何度かトライしましたね。"温もり"を感じてもらえるMIXに仕上がったと思いますし、私自身、そこに重点を置いて制作しています。
('04/6/17発売 WO)

『What a Rare Issue!~軌跡~』より

この(かけがえのないもの)詞はライブ終了後にこみ上げてきた感情を中心に完成させたとのことですが、それはどのフレーズに最も表されているのでしょうか。
ーAメロの出だしから…ある意味タイトルなんかもそうですね。温かいものを表すタイトルにしたかったので。

Twitter:@ZARDbotより

今回の詞では、"出逢えたことに対する感謝"が溢れているように感じましたが、これが「かえがえのないもの」のテーマやキーワードなのでしょうか?
ーそれはこの歌詞のストーリーを越えて、長年応援してくださるファンの皆さんへの感謝の気持ちでもあります。

Twitter:@ZARDbotより

「ファンへの感謝の気持ち」もテーマにしていただけるのは本当に嬉しいですね!坂井さんは「愛」をテーマに歌うことが多いですし、インタビューでもお話しされているように、本当に「愛」というものを大切にされていたんでしょうね💓

そんな『かけがえのないもの』の好きな詞をご紹介♪

自分の考えや解釈を押し付けるつもりはありませんし、違和感を覚える方もいらっしゃるでしょうが、「そんな考え方もあるんだな」程度に思っていただけたらと思います。各々の感じ方や曲と結びつくご自身の思い出を大切にしていただけたら幸いです✨

好きな詞

その1:「あの頃心の門閉ざして 近くて遠い人だった」

この詞はZARDを聴き始めた当初は何も思わなかったんですよね。そして、自分の弱い部分を話したり、人に悩みを相談できるようになったりと自己開示をできるようになってから聴いたらめちゃくちゃ響きました!

「うわー!昔の俺じゃん!」

そんな風に感じたことを覚えています。孤独を感じるのが嫌でいろんな人とかかわっていましたけど、なんか集団にいても結局孤独や虚しさを感じる…。一番仲のいい人とか一番頼りになる人など、自信がなく、必要とされたくて誰かにとっての一番を目指してました。それなのに行動してもそういう風になれない。ずっとモヤモヤしてました。

結局心を閉ざしていたから物理的な近さを感じても、心理的な近さはなかったんでしょうね。

昔のそうするしかなかった自分にOKを出しながらも、今後はしっかりと自分の心を開いていこうと思える詞です✨

その2:「君と話していると伝染してくるよ 嬉しい事も」

ネガティブな話ばかりする人とは、こちらも気が滅入ってくるので距離を取りたくなってしまうこともありますよね😓

それとは逆で楽しい話や嬉しい話、ポジティブな気持ちが伝わってきて、別に自分が体験したわけでもないのに、こっちまで盛り上がることもありますよね😄

そんな話ができる関係性って素敵ですよね♪自分の気持ちをしっかりと表現していたら、それが誰かの喜びや嬉しさにつながる。こんなに素敵なことはありません。

自分もこのZARDの曲紹介で誰かに「好き」な気持ちが伝わってくれていたら嬉しいです😄

ポジティブなことはもちろんですが、ネガティブなこともこちらの気持ちが引っ張られないよう、自分に余裕があるときには、余裕がある分だけ受け止められるようにしたいです💓

その3:「(心の)泉から溢れ出るこの気持ち」

曲を聴いているだけでは、「(心の)」という詞があることに気が付きませんよね!僕は30周年ライブでスクリーンに歌詞が表示されていて初めて気が付きました😲

「心から溢れ出る」ではなく、「泉から溢れ出る」というところが素敵だなと感じました✨

心のコップのお話を聞いたことありますかね?自分の心のコップをたくさんの水で満たして、溢れた分で周りにも幸せを分けていくようなお話です。

まさしくその話のように、自分が愛で満たされていて、その愛が心の泉に収まりきらず、水のように溢れ出ていく様を表現したかったのかなと感じました💓

その4:「かけがえのないもの それはあなたよ こんなに距離が縮まってきたよ」

坂井さんの素敵な歌声でこんなこと言われたらたまりませんね!

曲のストーリーとも関連していて、心を開いたことで愛を実感し、どんどん距離が縮まっていく。いいですね☺

ファンへの感謝の気持ちが込められているように、坂井さんもライブツアーを経て、ファンとの距離が縮まったと感じていてほしいですね。いや、きっと縮まったと感じたんでしょう💓

終わりに

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!ZARDのファンが坂井さんを想うように、坂井さんもファンのことを想ってくれているのを感じることができる好きな曲です♪

1年間こうして毎月坂井さんの月命日に曲を紹介してみて、改めて気が付くこともありましたし、自分もますますZARD/坂井泉水さんが好きになりました!

周りからも「久しぶりにZARD聞いたよ~」と感想をいただけたり、SNSやnoteのコメント欄にお言葉を頂くこともあって、本当に嬉しかったです✨

少しでも坂井さんの歌が届くように、来年も続けていこうと思います。

坂井さん、これからもどうぞ、寄り添ってください。

(本文の歌詞は『かけがえのないもの』作詞:坂井泉水 作曲:大野愛果
からの引用)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?