作家志望の松山です
ヘッダーの写真は何の関係もない壁の写真です。何の意味もありません。こういうと意味を持ってそうに見えるから不思議なモノです。
作家志望
自分は元々作家志望です。今もその気持ちはありますが、他の生き方を見つけつつあるので、職業として作家と名乗ることはないかもしれませんが、作ることが好きなので、続けていきます。
話がすぐにそれますが、元々作家志望だった自分は生き方を模索していました。振り返ります。
元々、プログラムが得意な小学生だったので、そのままそのことを仕事にしようと考えてましたが、何だか憧れるエンジニアという仕事はもっと幼少期に好きだった「発明家」とは少しニュアンスが違うのかなーと思えてきて、徐々に目標としなくなりました。
代わりに良さそうに思えたのは作家です。作りたいものを作って生きていく。それができれば最高だと思いした。「職人」に憧れるようなことも定期的にありましたが、毎日同じことを続ける自信はなく、飽きっぽい自分としては常に新しいことに取り組みたい感覚があります。
また話がそれました。とにかく作家を目指してみようと思ったのですが、それで食べてるであろう先人をなかなか見つけられませんでした。
職業としての「作る」
日本にはアートのマーケットがないというのは本当にそうなんだなと思うことがあります。ゼロではないけど、たくさんはないです。その中で作家として生きていくというのは何だかイメージができないし、どういうプロセスを踏んでいくのかわかりません。
とにかく、フリーランスになって仕事してみました。
フリーランスで、得意なプログラミングや電子工作を武器に仕事をしていくと、まあまあ仕事はありましたし、他の作家のサポートということで、作家を手伝う形で作品に携わるというのもやりました。
とにかく「受託」という形で「作ることを仕事にする」ということがやれてきた感じです。
「作ること」がしたいことでもある
作るのは好きです。自分のアイデアでなくても作るのは好きです。よりよくするアイデアは出るし、それを作家の人は採用してくれるパターンもあって、そこそこ楽しく仕事できました。
とはいえ、アートの仕事は費用があまりなく、それ以外の仕事もしました。そのあたりで、アプリ開発とか展示にまつわる仕事などがありました。
仕事しながら作品も作る
自分のアイデアで作りたいものもありますので、そういうのは自主で作りました。「作る仕事」で稼いだお金で「作る」わけです。
それを展示して発表していくと、また展示のオファーが来たりします。そんなことを続けつつ、フリーランスのエンジニアとしての仕事もしてました。
わかったこと
そんな中、自分の作りたいものは「みた人がワクワクするもの」であることが確定していきます。つまり、純然たるアートの分野で文脈に刺さるものを作ることがやりたいわけではなく、自分の発想で考えたものを具現化してそれをみた人がワクワクしてるか確認するみたいなことがしたいわけです。
なんなら、他の作り手が見て嫉妬するようなものを作りたい。単なるクオリティでも勝ちたいし、コンセプトやアイデアでも勝ちたい。
なんかわかってくると、いわゆる作家でなくとも自分のやりたいことはできるんだなと気がつきました。クライアントワークでもやりたいことはできるし、そこで稼いだお金で自主で作ればより自由に作れるし、やりたいことをやることができそうです。
やりたいことなんて案外調整できる
あと、とても重要な気づきですが「自分の好み」とか、「自分のやりたいこと」って、自分で決めてるだけなんです。先天的に決まってるわけではなくて、瑣末な思い込みとかによって形成されたとてもいい加減なことなんだと自分は思ってます。つまり、ある程度コントロールできると考えてます。
(ただ、やりたくないことや、できないことは明確にあります。これは簡単には変えられないと思ってます)
仕事の内容もある程度変えていける
独立系で働いてると(フリーランスや経営者)、ある程度仕事の内容も自分でコントロールできます。ジャンル変えたりもできるし、クライアントからの依頼に提案を返すことだってできるので、自分のいいと思うものをぶつけることはできます。
利己的に自分のしたいことに近づけるという意味ではなく、より良いものを提供するために、自分の感性や経験を活かすということになるわけです。自分の得意なことや興味のあることに近づけることでクライアントにとってもいいものに近づくということは多々あります。
そういう性質はデザイナーやエンジニア的ですね。
「仕事」と「やりたいこと」
自分の場合はこの二つがとても近いベクトルになってます。なので、その二つを行き来するのはたいしたコストがかかりません。あっち行ったりこっち来たりで、仕事とやりたいことを重ねてきて、今ではほぼ同化してます。
作家ではないけども「あなたの作りたいものを作ってください」というオーダーだってあるかもしれません。そうなれば本当に自分のやりたかったことが仕事になります。
(もしくは「見た人がワクワクするモノを作ってください」など、ベクトルがあってればOKなわけです)
今の自分
「仕事に飲み込まれたね」と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはないつもりで、意図的にコントロールして今の自分にしたと考えてます。
結果的に解き放たれる予定
今はクライアントワークが主体ですが、自主的なものづくりも増やして、利益を得てるかどうかは関係なく、いいものをたくさん世に出すということを重ねていきたいです。クオリティが高く、見る人を刺激するような、見た人がワクワクするような、そんなものを一つでも多く生み出していきます。
結果として、そういう自分の考えるいいものを追い求める人が増えて、より楽しい世界になってほしい。
そんなこんなで、何か目指している場所は先人がいることではないという感覚があります。自分が行きたいところにうまく到達できるように、自分なりに積み上げてそこにいくしかないと思うわけです。
同志はいるのでは
自分と共感する人はいるんじゃないかと思います。そういう人はぜひ一緒に仕事をしたいです。フリーランスとか作家志望の人とかとくに繋がっていけると思います。ぜひ連絡ください。
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