見出し画像

チームメイキング

自分の仕事の仕方だと、案件ごとにチームを作って取り組むということが多いです。今日はそのチームメイキングのことについて語ってみます。

チーム構成

例えば、ヘッダの写真にあるチームだとこんな構成です。(一部写真には写ってない人も書いときます)

プロデューサー
TANGRAM 永倉

テクニカルディレクター
siro 松山

ハードウェアエンジニア
nomena 武井

プログラマー
Nsketch 姉崎
フリーランス ひつじ
フリーランス 右左見
フリーランス 泉田
siro 佐藤

まあまあな規模ですね。複数のパートに分かれていて、それなりに大変なプロジェクトでした。パートは分かれますが、チームとして連携して取り組みました。クライアントの会社のエンジニアも混ざってたので、他にもチームに属する人がいて、やや複雑なチーム構成です。

自分の役割

この仕事はTANGRAMが受けた仕事でした。自分はTANGRAMの外部CTOですので、この仕事については初期の段階から関わらせてもらってます。CTOの自分とプロデューサーの永倉とで一緒にエンジニアチームを組み立てて取り組みました。TANGRAMは映像の会社ですが、エンジニアを必要とする案件も多数こなしてますので、いつもお願いしてるエンジニアが沢山います。その中から、今回の仕事に適する人をアサインして構成しました。

それぞれ優秀な人たちなので、任せたパートはそつなくこなすことができると思いますが、それぞれの相性や得意な分野、興味の方向性など加味して役割分担を決めるのは大事です。能力を正しく引き出すためにも必要ですが、何より仕事を楽しんで進めていくために重要です。

エンジニアだけど作家性もある

それぞれ、エンジニアとしてプログラマーとして生計を立ててるわけですから、必要なスキルを持ち合わせていればそのタスクをこなすことはできるはずです。でも、クオリティ高くこなすには、それぞれの興味と合致してることが重要になります。人によってはそのスキルについては覚えたてや未経験でも、興味がハマってるとすごく能力を発揮するということがあります。自分自身がそうなんですから、容易に想像できます。ものを作る人たちなので、作家的な側面を持ってるのかなと思います。

皆の興味を把握したいわけですから、それぞれとの対話が日頃から重要なわけです。仕事みたいな言い方をするとチームのメンテナンスですが、僕はみんなと友人関係だと思ってますので、単に仲良くやってるだけですね。

バックアップ

自分はプログラマーとしても現役でバリバリやってますので、ベテラン系のプログラマーとして実力はそれなりに持ち合わせてると思ってます。ですが、このチームでは自分は出来るだけ実装のタスクを受け持たないように心がけてます。というのは、プロジェクト全体を見回して、やばそうなところにヘルプで入ったり、バグやなんかでハマってる人を見つけてサポートして回ると言うことをやるために手を空けておかなければならないからです。特にこのチームではクライアントの会社のエンジニアとも協業するので、そちらの方の状況を把握したり調整をするということも重要になるので、やはり手が空いてないとダメなんですね。

仕事は楽しく、現場を楽しむ

現場で設営するというのが必要な仕事だったので、現場での作業というのがあります。現場というのは大概予期せぬトラブルが起こります。どんなに準備をしっかりしても、現場では何かしらトラブルが起こるのです。なので、もちろん先回りして起こり得るトラブルに備えておくわけですが、備えきれないことも起こるので、その場での問題解決能力が問われます。

自分はなんかしらないけど、トラブルを楽しめるタイプです。「おー、キタキタトラブル」というノリでトラブルをサクッと解決することに喜びを見出してます。大抵の場合なんとか解決できるので、落ち着いて考えていくのが大事です。問題の切り分け能力や、想像力、論理的判断力が大事ですが、それは経験からくるカンやセンスとも言えます。エンジニアが集まってるので、ここはみんなの力が心強いですね。

プロデューサーの永倉も仕事を楽しくするためにチームメイキングやチームの空気のコントロールに気を使うタイプです。なので、自分を含め2人もそこに気を配ってます。楽しむことに手厚いチーム。本当に仕事が楽しくできるチームに仕上がったと思います。

なにより、自分自身がこのチームで楽しんでるわけですね。いいチームができて嬉しい!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?