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Year11の最重要指標、IGCSE模擬試験(モック)の結果が出ました – 振り返りと本試験まで残り3ヵ月の課題

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英国式インターナショナルスクールで学ぶ我が家の息子は、2023年にYear11の2学期がスタートし、1月に中旬から下旬にかけてすぐにIGCSEの模擬試験(モック)があります。

モックの結果はIGCSE本試験に向けての重要指標となるので、手が抜けません。

今回は、モックを終えた感想本試験までの課題を整理してみました。

1. Year11での学習の中身

英国式カリキュラムの国際中等教育修了資格であるIGCSEでは、Year10から生徒たちは必修科目のほか、それぞれが希望する選択科目を履修することとなります。

一般的には、必修科目と選択科目を合わせて全部で8〜10科目を履修する子が多いのが実情で、我が家の息子は必修と選択を合わせて8つのIGCSE科目を履修しています。

IGCSEの2年目となるYear11の学習の進捗を見ていると、Year11の1学期で2年間のすべての単元の学習を終えてしまう科目もあれば、2学期以降も残りの単元を学習していく科目もあるようで、それぞれの学校の状況や先生の授業のスピードに依存します。

2年の課程を俯瞰して見ると、やはりYear10での学習がIGCSEの多くを占め、Year11では残された単元の学習とこれまでの復習がメインとなってきます。

さらにYear11の後半は、試験本番に向けて過去問での仕上げを行って知識のベースアップを図り、最終本試験に向けての実戦感覚を養っていくことが課題となってくるようです。

2. IGCSE模擬試験(モック)とは

2-1. モックの意義と開催時期

一般的に、8〜9月が新年度となる英国式インターナショナルスクールでは、年が明けると2学期が始まり、すぐにIGCSEの模擬試験(モック)が行われます。

このモック、学校によっては「トライアル」という言い方をすることもありますが、要するにIGCSE本番を見据えて本番形式で行う模擬試験のことを指します。

✔︎ IGCSE本試験までのタイムライン

年明け1月という時期に行うモックですが、親としては“まだ科目によっては終わってない単元があるんじゃない?”と心配になるところです。

一般的に、モックの出題内容は1学期までに学習を終えてる単元までとなり、まだ未学習の単元は出題されることはありません(学校によって異なる場合もあります)。いずれにしても、モックの結果はYear11の2学期スタート時点での学習理解度を把握する意味で極めて重要な指標となります。

さらに学校は…

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