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次男の IGCSE の最終結果が発表されて、いま母が思うこと

(本記事は2021年9月1日にブログに投稿した記事です。)

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8月12日、ついに次男の IGCSE の最終成績が出ました

Year9の3学期に英国式インターに編入し、Year10からの2年間、 IGCSE の最終試験に向けて日々頑張ってきました。決して後悔することないよう頑張ってきた甲斐があり、良い結果をいただくことができました。

周囲の人たちから「中学3年生からの留学なんて無理」と言われても始めたマレーシアでの親子留学ですが、我が家が結果を出せたことで、皆さんもやればできるということをお伝えできればと思います。

1. コロナ禍で迎える2021年の IGCSE 試験

2021年の IGCSE 受験生となる我が家の次男ですが、「国際試験を控えた学生の登校は許可する」という政府による緩和措置のおかげで辛うじて学校には通学できていたものの、セカンダリースクール最後の1年という学校生活を満喫することなく、試験のための授業を受け、授業が終わったらすぐ帰宅という味気ない毎日を過ごしていてました。

Year11の1年間はマレーシアでは規制と緩和が入り乱れ、学校に行く以外のことはほとんどできず、その中でモチベーションを保つという意味では精神的にも鍛えられたように感じます。

ケンブリッジによると、4月にスタートした IGCSE の最初の試験から修了証受け取りまでのスケジュールは以下のとおりでした。

引用元: Cambridge Assessment international Education (PDF)

6月中旬には IGCSE Examinationがすべて終わり、7月にオンラインで学校の卒業式がありました。

通常の卒業式はホテルの宴会場でやるのが慣例で、卒業生は皆で歌う曲を決め、次男はギターを弾く予定で練習していました。ところが、6月から続くロックダウンによる規制で断念せざるを得ず、オンラインでの卒業式となってしまったのです。

生徒が自宅からオンラインで卒業式に参加するにあたり、校長先生が生徒の家を周り、卒業生が着るローブを届けてくれました。

小規模の学校だからできることですが、そういうフレキシブルさは見ていてとても好印象でした。しかし、そのローブがいまだ回収されておらず我が家に鎮座しているところがまたマレーシアなのですが...(笑)

親の立場としては、「卒業式までオンラインか...」という残念な気持ちもありました。

昨年は同じくコロナによる規制下にあったものの、長男の卒業式は少人数入れ替え制で学校のホールで執り行われたことを考えると、今年は完全にオンラインで「味気ないなぁ」と思っていましたが、実際に卒業式が始まると予想外に感動的で、気付けば号泣していました。次男は総代としてスピーチをしたのですが、それを見ていてとにかく泣けました。

しかし、学校を卒業しても IGCSE 受験生にとっては成績の結果が発表されるまでは盛り上がれない緊張の期間が続きます。

緊張と不安に押しつぶされそうな時間を過ごしながら、我が家の次男もIGCSEの結果が発表される8月12日をただひたすらに待ちました。

「学校の卒業」と「セカンダリースクールの教育課程修了」が別というのは、日本にはない感覚です。最終成績がケンブリッジが付け学校は関与せずということを、はじめは理解することができませんでした。つまり、学校は卒業したけどIGCSEはパスしてないから11月に受け直すということも起こり得るということなのです。

2. 緊張の IGCSE 成績発表当日

ついに緊張の瞬間がやってきます。次男の手は震えていましたが、その震える手で氏名とパスワードを入力します。

その結果は......

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