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星々の予報と、しし座の満月のメッセージ

しし座の満月 2024年1月27日午前2時53分東京時間 しし座05度14分


こんばんは、さっかです。2024年に入ってもう1ヶ月が過ぎようとしていますが、スピードが速いような、それでいて一瞬一瞬が長いような、とても妙な感覚な2024年の最初の月ですが、皆さんは、いかがお過ごしでしょうか。

今回は、これまでと少し形式を変えてお送りします。まず、星の予報をお送りし、その次に、しし座のメッセージをお送りします。

この満月、2024年の暦の始まり(春分の日)のエネルギーと、それからの1年間に深い関係性のある位置です。これから2週間の間に何が起こり、どんなことを感じるか、気をつけてみることをお勧めします。


星々の予報

  • 相変わらず、政府や大企業や権力者たちの闇の部分や隠された部分が表面化したり暴かれたりする星があります。それと同時に、これまでの古いやり方や良くない部分を見つめ、新しいやり方、方向性、これまでにないアイディアやひらめきが出てきて「こんなふうにやってみたい」「こんな社会がいいよね」と、思う人、または、その気持ちや想いや考えを発信する人たちが出てくる力があります。

  • あれもやりたい、これもやりたい、という思いがあるけれど、思いばかりが膨らんで思い通りにゆかない、あるいは、約束しても守れない、というふうなことが起こりがちなので、ちょっと一呼吸置いて、冷静になる必要あり。約束する前に、スケジュールや体調を振り返る必要あり。特に、体調面は、免疫が落ち気味だったり、疲れが出たり、眠気が襲ってきたりしがちな星があるので、気をつけて。地道な体力づくりが必要。

  • 殻を破れる星がこの月のサイクルでも続きます。特に、これまでの自分の固まっていた考え方、先入観、価値観、関係性の持ち方、お金の作り方や使い方を変えるのには良いチャンス。ただし、自分の変わりたいところに気づくと、これまでの自分に自己嫌悪を感じたり、恥ずかしく感じたりする人も出てくるかもしれません。それも新しい自分に変わるため、これまでの自分にさようなら、のための暗いトンネルだと思うと良いでしょう。トンネルを抜けたら新しい風が吹くので、大丈夫!

  • 南アフリカ共和国が、国としてイスラエルのパレスチナ人たちへの蛮行を国際裁判に訴えましたが、今度は、国連がイスラエルを国際裁判にかけようとしています。これらの裁判は、実務的には有効性は低いですが、声を上げ、意識を高めようとする効果が期待されています。

    このように、暴力や不条理や不正義に対して声を上げる人たちが出てきます。水星がこのサイクルの間にみずがめ座に入り、冥王星と重なります。正義、平和、博愛を求め、国レベルや国際機関レベルだけではなく、個人レベルでも、声を上げる人たちが出てくるでしょう。また、大企業で働き、一部の人たちばかりが儲けるシステムで働くのをやめたい、新しい生き方をしたい、自分らしい生き方、自分を活かせる生き方をしたい、と望む人たちが増える可能性の星でもあります。そのためにも、上に書いた暗いトンネルを抜けることが大切です。

  • 新しい発明や、AIや、テクノロジーの話題が、すでにあちこちで出始めていますが、その傾向はこれからも続いてゆきます。同時に、AIを始めとしたテクノロジーの負の部分も、見えてきます。

  • 前回の記事にも書いたように、計画的に、着実に行動できるときです。特に1月下旬には、新しいやり方を取り入れたり、ずっと考えていたことを形にしたり、自分の殻を破った行動ができるときなので有効活用すると良いでしょう。この満月の下に、これから2週間は特に、自分の行動パターンや習慣を見直して、これからの1年を見つめて行動すると良い成果が後々に出てきます。

  • この満月は、感情的にチャージされているエネルギーを持っています。

    ずっと隠し持っていた怒りや恨みなどが込み上げてきたり、忘れたと思っていた過去の嫌な思い出が蘇ってきたりする人たちが出てくることでしょう。感情の制御が効かないような人も出てくるかもしれません。

    もう一つは、この月は、人に無視されたり、けなされたり、ちゃんと認めてもらえないと、ものすごく傷つく月です。落ち込んだり、相手に腹を立てたりしやすくなります。

    そんなときは、深呼吸して、自分が立っている足元に意識を持ってゆき、感情の底なし沼にズブズブと沈まないよう、怒の感情が肥大化しないよう、自分に「stop right now!」ストップ!と言い聞かせ、自分の本当にやりたいこと、未来の希望に向かってできることに目を向けることが鍵になります。

  • 2月には、癒しの星が降りてきます。そして、自分が何をしにこの星に、この時代に生まれてきたのかが、見えてくるエネルギーがあります。勇気を必要とする星です。多くの人が、自分が何をしに生まれてきたのか知っていても、知らないふりをしたり、周りの期待に合わせたり、違う自分を生きようとしていて、真実から目を逸らしているからです。でも、自分の本音、本望に誠実に、正直になることを求めてくる星が強くあり、『勇気を持って正直になると癒されます』メッセージを送ってきています。そしてこの満月は、勇気も表します。

  • 天災や揺れの予報も出ているので、しばらくの間、意識していると良いでしょう。自民党の党派の間で揺れていますが、揺れるのは、地面だけでなく、さまざまな意味で揺れが起こる可能性の高い時です同時に、物事が進むスピードが速くなってゆきます。逆を言えば、進めたいことがスムーズに、そして迅速に進められる時期がこれから春まで続きます。

大まかなこのサイクルの流れは以上です。木星が大きな鍵を持っていて、自分の目標や信じるものを手放さないよう、あるいは、見直すよう、求めてきています。また、実りある関係性を誰かと築ける星もあります。これも、正直さ、率直さ、が鍵になるでしょう。

では、しし座の満月のメッセージをお送りします。

しし座のメッセージ

自分の王国

人は誰しも自分の中に「わたしの王国」「僕の王国」を持っています。そしてその王国では自分が中心で、自分が大切で、自分を尊い存在だと知っています。

その王国で、あなたは笑い、歌い、ダンスをし、悲しい時は大声で泣き、誰かを愛し、物語を語ります。

けれど、このところ人類は、誰か一人が王や女王になり、周りはその人の後をついてゆくことで安心し、守られているような気になっていました。そのために、その人に貢ぎ、その人が言うのなら戦いにゆき誰かを殺すことまでしていました。そして、いつしか自分の歌を歌わなくなり、自分が尊い存在であることを忘れ、自分の物語を忘れ、彼の物語His-Story / History(彼が中心の物語=歴史)の中で、名も無い存在として生きるようになってしまいました。

それはそれで、きっとわたしたちに必要な時間だったのでしょう。誰かと争い戦うおひつじ座の時代(約4000年前〜2000年前)も、無我の海の中で名もなきものとして生きるうお座の時代(約2000年前〜つい最近まで)も、人類が成長してゆく過程の中で必然だったのでしょう。

けれど時代は移り変わりました。わたしたちは、みずがめ座の時代に入ったのです。

みずがめ座の時代は、みんなで一緒に、平和に、公平に、平等に、博愛精神をもって生きる時代です。地球に住む人類として、一人一人が地球全体、社会全体を見渡しながら生きる時代がやってきました。そのうち、地上の人類だけでなく、宇宙の星々や宇宙の生命も視野に入ることになるでしょう。

「みんな」で一緒に生きてゆく時代が始まります。

この「みんな」の社会は、人種だとか、性別だとか、国境だとか、階級だとか、関係ない社会です。このところ、LGBTQなどが社会で受け入れられるようになってきたり話題になってきたのも、女性の社会的立場が問われているのも、男性の子育て参加が叫ばれ始めているのも、時代がみずがめ座に移っていっているからです。

そんな「みんな」で生きてゆく時代の社会は、個人個人が自分の中心軸を生きることが求められます。なぜなら、個人個人が中心軸を持つことによって初めてバランスと調和がとれるからです。

自分の性的嗜好や意識はなんなのかわからなかったら、異性とデートしたら良いのか、同性としたら良いのかさえもわかりません。または、異性も同性どちらも好きだったら、どちらともデートできるのに、どちらかだけに限定していたら、ストレスを生むことでしょう。調和が取れず不協和音が生まれます。

わたしたちは、自分の王国を思い出すときが来たのです。自分が誰で、何をここで、今しているのか。自分の王国はどんな王国なのか。自分の王国はどんな物語を持つのか。

思い出すときが来たのです。

みずがめ座の時代が到来したのです。人類が長い間求めていたときが今なのです。

これまでの世界

これまで、日本というこの国では、帝国主義が流行り、他の国々を従えていた時代があります。国民と植民地の人々は、一人の帝のために命も捨てる時代でした。その時代は、世界大戦に敗れて終わりました。その後に来たのは、オートメーションと分業の時代です。機械のリズムに合わせて働き、大きなシステムの一部として働くようになり、今度は命を、機械と組織に預ける時代を生きることになりました。帝が機械と組織に代わったのです。

そのうち、『自己否定』という、言葉が流行るようになりました。

そう、自分の物語と喜びがわからなくなった人たちが出てきたのです。王国が常に自分の外にあり、自分の王国が影の中に入ってしまい、見えなくなってしまったのです。

本当はね・・自己を否定することは、誰にもできないのです。だって、自ずおのずからあるおのれが、自己だから。自ず、というのは、自然です。大いなる力なのです。

例えば、楠の木が自分を否定して、自分は楠の木じゃなくって、実は大豆のもやしなんだ、と言い、大豆のもやしが、自分はもやしじゃなくって楠の木なんだ、と言えないのと同じです。

あなたは、あなた、なのです。

それ以上でも以下でもない。

否定も肯定も、できる存在じゃないのです。

問題は別にあるのだと考えられます。

あなたは、きっと、自分の物語と、それを生きる喜びを生きていないので、自信がないのでしょう。自分が信じられなくなっているから、自信がないのです。他人や機械の言いなりになっていたら、unbelievable!(信じられない!)のです。あなたの中のしし座は、しゅ〜んとなっていることでしょう。

なんのために生きているか、わからなくなっているのでしょう。心の底から、お腹の底から、ワハハ、と毎日のように笑っていないのでしょう。悲しい時に、わんわん泣いていないのでしょう。誰かを愛してのたうちまわったり、天にも登る気持ちになっていないのでしょう。

機械的に起きて、機械的に働いて、機械的に食べて、機械的にお風呂に入って、機械的に寝て、また、機械的に起きて・・冬のまだ暗い朝も、夏の明るい朝も、同じ時計の針が指す数字のときに起きているのでしょう。神秘的な霧が立ち込める春の朝も、美しい霜の降りる冬の朝も、乾いた冷たい風がそっと頬を撫でる秋の朝も、生命力と輝きに満ちた夏の朝も、立ち止まることなく、空気と景色を感じることもなく、みんな同じに急ぎ足で過ごしているのでしょう。

そして、今では帝に変わった機械や組織という支配者の顔色を伺い、周りの目を気にし、成績を気にし、お金や数字が幸福のバロメーターだといつしか思うようになってしまったのでしょう。自分の王国も、物語も、ただの幻、あるいは、忘却の彼方に置き去ってきてしまったのでしょう。

心配した方がいい

そんな人たちが住む社会では、多くの人が思っています。心配しています。不安になっています。

これからの時代はどうなるのか。仕事はどうなるのか。生きて行けるのか。子供たちはどうなるのか。未来はあるのか。老後はどうなるのか。

本気で心配した方が良いです。

世の中は変わってゆくのだから。これから、想像したこともないようなことがどんどん起こるのだから。

政治家だって、困惑しているのです。これまでの政治の形ではやってゆけないことがわかっているからです。それなのに、新しい形が見えない。見えていたとしても、変われない。

それが、今、というときです。

これからどんどん中央中心社会が崩れてゆき、力が分散されてゆく方向に向かうことででしょう。

そうしたら、どうなるか?

中央が、帝や大組織じゃなくなったら・・機械とそれを作る人と操る人たちが権力の座をとって替わろうとすることでしょう。

心配した方が良いです。

既存の、これまでの歴史的な政府や大組織や、誰か自分の外の人や組織を頼みにしても、救われる可能性は低いでしょう。政府や企業もこの時代の早い流れの中で揉まれていて、そこに答えはないでしょう。これまであった仕事の多くが失われることでしょう。Google社AI部門の元エグゼクティブのMo Gawdat氏やイーロン・マスク氏や専門家たちも、AIが社会を急速に仕切り始める危険性を語っています。

けれど、AIなどの機械が大手を振る社会は、人が機械化している社会です。機械の全てが悪いわけじゃありません。でも、人間が自分の物語と王国を忘れ、人として生きる悩みや喜びを捨てて機械のように生きようとすると、機械的社会に疑問を持たなくなります。

でも、人間は、機械じゃないのです。だから、人間が機械化した社会に生きると、生物学の科学者たちが言うように精子が弱り子供が減り、人々が傷つくことも少なくなるかもしれないけれど、同時に笑わなくなり、人類は、みずがめ座の時代の可能性を花咲かせることなく、繁栄することなく、尻すぼみの運命を辿ることでしょう。

それを避けるには、人間として自分の王国を生き、そのためにテクノロジーや機械を場合によっては利用しても良い、くらいになれるよう、自分に誇りと愛が必要になります。

みずがめ座は、テクノロジーや機械を表しますが、実は、一番、テクノロジーを疑うのがみずがめ座です。みずがめ座の権化とも言えるような星を持って生まれたわたしは、スマホを持っていません。パソコンはマックもPCも複数台持っていますが、GPSは全部オフにしています。信用なんて簡単にできませんから。自分の居場所をなぜ会ったこともない、全く知らない他者に知らせなきゃいけないのか?理解できません。利便性より身と自分の王国の安全の方が大切です。

こんなわたしのことを変人呼ばわりする人も少なくありませんが、みずがめ座は変人が当たり前で、人にそう言われても全然気にならないですし、自分の王国を守る方が大切なのです。

テクノロジー系の仕事もしてきましたが、だからこそ、クラウドシステムやさまざまなテクノロジーの脆弱さもよく知っています。アメリカ政府との仕事もしたことがありますが、テクノロジーに対する彼らの姿勢も知っています。

わたしの周りのみずがめ座も、テクノロジーは利用しても疑っていますし、使いたがらない人も少なくありません。アインシュタインはみずがめ座の水星を持っていて天才性がありますが、彼こそが原子力の危険性を知っていてマンハッタンプロジェクト(広島と長崎に落とした原爆開発プロジェクト)から距離を置いた、と言われています。また、Apple社の創始者の一人である故スティーブ・ジョブス氏もみずがめ座の水星を持っていましたが、子供たちにスマホやタブレットの利用をかなり制限していた、と言われています。

危険なのは、これまでの『土のとき』の影響を受けている人たちが、テクノロジーを権力や富や戦争のために使うことです。そして、そんな人たちを頼りにして、盲目的に後をついてゆき自ら犠牲者になる『うお座の時代』の影響から抜けきれない人たちが大勢いることです。

思い出すことを求めるしし座の満月

わたしたちは、いつから自分の王国を見失ったのか。いつから自分が尊い存在だということを忘れてしまったのか。いつから、機械のようになってしまったのか。いつから、機械のように振るまって感情を押し殺し鬱になり、暴力的になり、人を人とも思わない行動をするようになり、助けなくなり、助けられる価値もないと思うようになり、愛することも愛されることも怖くなったのか。

簡単に「あんなやつ、死んでしまえばいいのに」なんて言うようになったのか。

心、を、どこに、いつ、なぜ、置き忘れてしまったのか。

心配した方が良いです。

人類が滅亡の一途を辿るかもしれない、曲がり角に立っているのですから。

その一方で、自分の存在を否定する、なんて不可能で不毛な努力をやめて、一人ひとりが愛と心を取り戻し、自分の王国と物語を生きるようになれば、驚くようなユートピアをみんなで作ってゆく可能性もあるのです。

自分の人生を生きる、輝く人生を生きる、自分の王国を守る、と言うことは、他者を踏みにじることでもなく、誰かのものを盗むことでもありません。

人生を謳歌し、笑い、泣き、悩み、喜び、自分と自分の王国を愛すからこそ、他者も社会もこの星も宇宙も・・愛せるのです。

あなたは、あなたであればいいのです。あなたが誰かを思い出せばいいのです。あなたを、生きればよいのです。あなたは、愛、そのものなのです。

これが、しし座のメッセージです。

参照記事:
やはり、揺れました

・・・・
 
文・写真 by さっか











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