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イーサリアムは50万円目前?徹底検証!

みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの中村です。

2023年1月にかけて、イーサリアム(ETH)

の供給量が10,466 ETHの純減となりました!

「???」となる方もいるかもしれないくらい不思議な事象ですが、

世の中にあるETHの枚数が1万枚以上減った、ということです。

今の価格で約20億円分のETHが減ったことになります。

これは、ネットワーク利用の増加に基づいてETHのバーン(焼却)数が増加しており、ステーキング報酬による新規発行量を上回っているからなのです。

「えええ!? 枚数が減っているってことは、保有をしているだけで価値があがるのでは??」

というのが投資家目線での通常の思考になると思います。

ですので、今のタイミングのETH保有がチャンスか?リスクか?について考察をしていきます。

ポジティブ?ネガティブ?
今のイーサリアムの開発フェーズチェック!

当然ですが、ETHの枚数が減るという事象は、発行枚数が増えるという状況よりはポジティブな材料になります。

ステーキングによる1日の発行枚数は1,789 枚なので、それを上回るバーンが継続する限り、どんどん枚数は減っていきます。

世界各国で大量にお金が刷り続けられている中、枚数が減る、というのは資産としてかなりレアなのはイメージができると思います。

Web3を絡めたNFT市場の活性化が今後も見込める中、ETHはスマートコントラクト用のトークンとして需要の拡大が見込めますし、その中で枚数が減っていく未来が期待できれば、長期的には値上がりを期待して良い気もします。

ですが、直近で気をつけなければならないフェーズがあります。

イーサリアムはマージ後の最初のアップグレード「Shanghai(上海)」を23年3月~4月にも実施予定です。

現在、ステーキングコントラクトにロックアップされている1,620万ETH(約3兆1,800億円相当)とステーキング報酬が初めてこのタイミングで出金可能になります。

こちらが、短期的には一定の売り圧力を引き起こす可能性があります。

イーサリアムのリキッドステーキング最大手Lidoによると、ハードフォーク後の1週間で少なくとも約20万ETHが引き出されると試算されているようです。

・長期的にはポジティブな発行枚減
・短期的にはリスクな3月以降のハードフォーク


こちらを踏まえてETHへの投資判断をお勧めします。

どうであれ枚数が減っていくことが予想されれば50万円は目前なのでは?という中で、非常に気になるニュースが出ました。。

ゲゲゲッ!?
イーサリアムのSECの標的に!?

米証券取引委員会(SEC)が暗号資産取引所クラーケンのステーキングサービス提供を停止しました、という仰天ニュースが暗号資産市場をザワつかせました。。

2月9日、クラーケンは、米国の個人投資家にステーキングサービスを提供し、証券規則に違反したというSECの訴えに対し、3000万ドルの罰金を支払うことで和解することに合意しました。

えええ!?ステーキングサービスは証券違反になるの!?という驚きですが、これで恐怖になるのはイーサリアムは大丈夫なの?という点です。。

案の定、2月9日、ETH価格は6.5%近く急落して1,525ドル前後となり、1日の下落幅としては昨年12月16日以来最大となりました。

イーサリアムはPOSマイニング方式なので、トークンの設計自体にステーキング(保有しておくだけで配当がもらえる仕組み)が埋め込まれています。

これがダメだ、ということになると、XRPのようにSECに訴えられて暴落をするというリスクが拭えなくなりました。。

ですが、取引所が営利目的でステーキングをするのと、トークン設計でステーキングの仕組みを設けるのは根本が違うので、SECから指摘はないのでは?

そうなるとこの下げはチャンスでは?

・・・というのが楽観的な考察&希望的な考察です。

この数日で明暗が分かれると思いますのでしっかりSECの同行をウオッチしていきましょう!


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以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!

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