逆に考えるんだ、(詐欺に)騙されちゃってもいいさと…
騙された分、人を信じた数が増える。
「騙された方が悪い」という言い方が正しいのは、相手にその気にさせてもらって乗っかったという事実を指摘しているからだ。
実際、その通りで、自分が浅はかだから騙され搾取される。29歳の自分でも、騙された経験は数え切れない。それほど日本には人を騙してでもやってやる!と考えている人がいるのだ。
人間、損をしたくない生き物だ。マイナス部分を丁寧に見抜き、自分を守る事を最優先する。
「人を疑い、人を信用せず自分のみ信用して生きろ」と唱える人がいるが、実はただ相手を闇雲に疑うことはしなくてもいい。
むしろ逆に「信用しまくる」こと。
騙されたらそれをネタにすればいいし、同じ状況に陥りそうな人へ実体験をもとにした貴重な助言を出すことが出来るようになる。
「楽をしたい」と思うから騙す相手に付け入る隙きを与えてしまう。
他人に騙される人は、必ず楽をしようとするから噛まれている。
つまり、人に騙されない唯一の方法は楽をしなければいいだけなのだ。
「そんなの難しくて出来ない!」
と考えているのならば、そんな人のために一言逆に言おう。
『騙されちゃってもいいさと…』
騙されたあなたは優しい。人を信じる心を持っている。
信じる人を間違えた…
なんてこと、あっても仕方がないと僕は思う。
けれど、人に対して憎い気持ちを抱き始めたら、せっかくの優しいあなたは消えてしまうだろう。
それこそ騙される事よりも一番避ける事態なのだ。
他人を騙し続ける人は、何を生き甲斐にしているんだろうか…。
僕には分からないが、金が生き甲斐であることは間違いないだろう。
人生の幸せを金のみで換算する思考法は、永遠に満たされない報われることのない地獄を彷徨い続けることになる。
そのような人種に騙されちゃった人は、「見返そう」などと躍起にならなくていい。そのような人種はいわゆる殴る価値の無い相手であるからだ。
一番見返す方法は、あなたは満たされない幸せを追求することは終いにして、正しい幸せを体現し謳歌すること。
優しい心も持つあなたは、必ず出来る。こんな僕だけど、必ず幸せに気付くことを全力で保証する。
しばらくして、他人を騙す人はまた優しいあなたに近付いてくることだろう。
「今度は本当だ!」と。
「悪かったと思っている負い目を感じていなかったらまた目の前に現れていないだろう!」と。
中身のない空っぽな感情で言葉を語ってくるだろう。
その時こう言い返してやればいい。
「私は今すでに幸せだ。こんな不幸せそうなあなたとは付き合わん。」
きっぱりね。
表題の騙されちゃってもいいさは、二度目は通用しないため、一度は騙されちゃってもいいのだ。
Think extraordinary ~ 変な思考でなんだか楽しくなってくる人生にしたいです。人間完璧には向いてない。/ ゆるくおかしく生きています /