GIFカメラアプリ、jiffyではフィルターをテープとして提供しており、撮影時にセットするテープを変えることで、撮影した画像の仕上がりが変わるようになっています。

私たちjiffyのフィルターは独自の編集ツールでプリセットを作成しています。
人物を撮るのにちょうどいいポートレート向きなテープや、少し懐かしいような色味のテープ。テーマを決めながらさまざまなテープをこれまでリリースしてきました。
jiffyはGIF専用のカメラアプリというだけでなく、フィルムカメラや写ルンです、VHSなどどこか懐かしいエモさのある画像にこだわっています。アプリの詳細については、リリース当時の記事をご覧ください。

エモさを求めたフィルターづくり

心情に訴える"エモい"を求めてきたjiffyの中でも人気のテープはSunny AM11:00やSODA、vintageなど青や緑の寒色に寄った色味の仕上がりが多いです。
アンティークな雰囲気のオレンジやブラウン寄りのテープもこれまでリリースしましたが、圧倒的に青みのあるテープが人気です。

これは温かみよりも、爽やかさやさっぱりとしたニュアンスが求められている気がします。
これは、過去を振り返るときにリアルな温度感よりも多少美化された景色や空気感だったり、アオハルっぽさを求めているのかなと思います。

また、テープづくりの際に感じたのは、シャドウの部分が少し緑っぽくするとフィルムカメラで撮ったような仕上がりに近づきます。
忠実なデジタル画像よりもレンズやフィルムの影響による制御しきれないアナログな部分や写真の経年劣化っぽいのがより"エモさ"が醸し出しています。

VSCOやLightroomなどの画像編集ツールで写真を編集される際は寒色の色域や影の色味を意識してみてはいかがでしょう？
もし、jiffyのGIFを見て気になった方は一度アプリかInstagramのエフェクトを試してみてください。

写真とは違って、GIFの撮影に少しコツがいるので撮り方については以下の記事をご覧ください。