石原慎太郎さんが亡くなられた。

僕の記憶が確かなら、というか認識がそんなに間違っていなければ、石原慎太郎さんが都知事になられた辺りから
日本の政治の風向きが少し変わったように思う。

それまでの事勿れ主義的な外交姿勢から
特に特定アジアと呼ばれるような国々の
批判や牽制を突っぱねる姿勢を打ち出したのが石原慎太郎さんだったように思うし、あの頃石原慎太郎さんの側に立っていた例えば漫画家の小林よしのりさんらが台頭していた時期でした。

そのこと自体の善し悪しには敢えて言及しないけれど、2000年代はネットの発達と併せて“ネトウヨ”とか“パヨク”なんて言葉と共に日本人の政治的な立ち位置を個人がおおっぴらに主張するようになった年代でもあったように思うし、その先駆けになっていた政治家が石原慎太郎だったように覚えています。

東京都知事を四期13年に渡り務めあげ、昭和と平成にその名を轟かせた故人のご冥福をお祈りします。