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株式会社たかもちげん漫画製作所について その2

コロナも落ちつきはじめた2021年末。私は2023年3月に会社を辞める決意を家族に伝え、会社には翌2022年3月にあと1年で退職の旨伝えてます。会社の待遇に不満があったわけでもなく充分すぎるほどの報酬もいただいておりましたが、20年以上同じ業界に居続けたこと。WワークNGで私自身がそれを隠しながら出来る立場ではなかったこと。40歳台ラストイヤーで体力があるうちに何か新しいことをはじめておこうという気持ちがあったこと。また、子供の就職が決まり2023年春には社会人になることも大きかったかと思います。家族からは【あなたの人生なのだから好きにすればいい】と全肯定してくれたことに感謝しています。

そんな状況下で会社設立を目指しました。
つまりこの話がダメなら2023年4月に無職になる可能性があった訳です笑

2022年7月の23回忌で兄弟家族が集まるのでそこを発表する場に見据え、まずは母の承諾を得なくて始まりません。権利は母が持っているので設立しようとしている会社に譲渡してもらわなくては。

著作権保護期間20年延長により私すらこの世にいない可能性がある。管理会社を設立することにより、次世代にもスムースに引き継いで貰える状況を作っておくべき。母は高齢ではあるもののまだまだ意識もはっきりしておりますが、認知症になってしまったり不慮の事故に会うケースも全くない訳ではない。元気なうちに諸々手続きを済ませておきたい。また、持ち出しなしでのデジタル化、勿論収益UPも望める。と電書バトさんを最大限引用し説得を試みます。

母としては出版社さんへの御恩もありますし、警察署長に関して言えば、長年アシスタントを務め当時のチーフであった【やぶうちゆうき氏】https://twitter.com/yabuuchiyuuki が4巻以降を引き継いでいただいていることもあり迷惑をかけたくない。また、この15年電子書籍から得た収入が大したこともなかったのであまりに好条件な話に半信半疑です。1度は納得したものの、なんだか腑に落ちないということで結果3度も説明し、警察署長にはそのままで一切手をつけない。ということでなんかとか承諾して貰いました。

23回忌での兄弟家族へのプレゼンも滞りなく終え、いよいよ会社設立準備及び電書バトさんへアプローチを試みます。ここまでに散々引用させていただいておりますが実はこの時点で何も決まっておりませんでした。



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