今一番冷静なゆっくり茶番劇

 僕はnoteを書くにあたり出来るだけニュートラルな立場を心がけています。
逆張りとか柚葉氏の身内かとか言われますが一切そのようなことはありません。お気持ち感情は排するようにしています。
「お気持ち」は過度にセンシティブな様子を揶揄するネットスラングでもありますが、「感情」「情動」よりニュアンスが正確なのであえて使用しています。

 この件を時系列に整理してみました。
太字は柚葉氏の発信情報です。
noteは文字色変えることが出来ないので分かりにくくてすみません。

ゆっくり茶番劇タイムライン

6月1日柚葉氏がTwitterアカウントを消去したためリンク切れとなりましたがこちらに今のところはアーカイブされているようです

15日7時頃 柚葉氏 「ゆっくり茶番劇」商標権の取得、商標利用はライセンス契約が必要となる場合あり、ガイドラインで詳細提示を発表。当ツイ、詳細ツイともに削除済。ガイドライン動画は差し替え済
15日頃 柚葉氏 ゆっくり茶番劇商標使用に対し申告書の提出と年間10万円(税別)の使用料が必要になると主張(削除済、おそらく上記ツイートと同時に発表)
15日11時頃 柚葉氏 ゆっくり茶番劇は文字商標であること、東方・版権キャラ・他者の商標やサービスと関係ないことを明言
15日18時頃 東方 問題把握・法律に詳しい方に相談と発表
15日19時頃 Coyu 柚葉氏への警告処分を報告(上記)
15日19時頃 柚葉氏 「ゆっくり茶番劇」と「ZUN氏の東方Project」との関係は、動画タイトルであり全くの別物であるため無いと見解を発表
15日20時頃 柚葉氏 商標は東方二次利用ガイドラインに違反しないとの見解を発表
15日20時頃 Coyu 警告の根拠となる所属規約を提示、改善の見込みが無い場合「契約解除」することを発表
15日21時頃 滝沢ガレソ氏 ”※ゆっくり茶番劇とは 東方Projectのキャラ「霊夢/魔理沙」と音声読み上げソフト「Softalk(通称:ゆっくりボイス)」を組み合わせて作る寸劇動画ジャンル”とゆっくり茶番劇を定義
16日4時頃 柚葉氏 ゆっくり茶番劇商標の先使用権を明言、ゆっくり実況などは商標対象ではないという見解を発表
16日9時頃 Coyu 法律面を精査し、引き続き対応する
16日13時頃 ドワンゴ くりたCOO、車内法務部とNTG中・21日の公式見解発表とツイート(実際には23日記者会見)
16日16時頃 柚葉氏 滝沢ガレソ氏の定義に反論する形で「ゆっくり茶番劇とは、音声合成ソフトを用いて制作された動画のこと」と商標権の範囲に対する見解(削除済、スクショ下記)
16日20時頃 柚葉氏 一転商標使用料の無償化を明言、商標権は引き続き保有することを発表(削除済)
17日7時頃 Coyu 柚葉氏のツイートをリツイートした事に対しツイートの内容を確認していなかったことを報告
17日9時頃 柚葉氏 「商標登録により東方のキャラクターが使用出来ない」は誤った解釈との見解を発表
17日10時頃 Coyu 柚葉氏に対し 「・使用料無償化 ・煽るようなツイートの削除 ・今後のツイート内容の見直し ・皆様への謝罪 」の4点を今朝7時頃、「要請」
18日9時頃 柚葉氏 商標の取得目的が「複数チャンネルの動画を保護」する防衛的出願であったと発表
18日14時頃 Coyu 事務局長より「指導」を行ったことを報告
18日17時頃 Coyu 商標には一切関わっておらず、柚葉氏が入会申請前から商標権の獲得に動いていた事実を確認したと報告
19日17時 ドワンゴ・東方会談中と発表
20日12時頃 Coyu 保有する一切の商標権を放棄するよう「指示」、弁護士を交えた対応も現状の対応に誠実さがみられないと報告
20日5時  ドワンゴ 商標権対象について見解を発表 記者会見を発表
20日17時 東方 Twitterにより見解を発表「東方二次創作のゆっくり茶番劇動画には商標権は及ばない
20日20時頃 Coyu 匿名クラブ理事会で懲罰処分案が可決、詳細説明は匿名クラブ会長上永氏より発表
20日20時頃 Coyu 上永氏より無期限会員資格停止とする懲罰処分を行ったことを報告
20日21時頃 Coyu 引き続き、商標権破棄に関する「指導を徹底」すること、懲戒処分の詳細を発表
21日8時頃 Coyu 今朝柚葉氏より 「月曜日から放棄手続きを開始する」との報告があったと報告
21日12時頃 Coyu 5/23月曜日より手続きを行なわなかった場合 弊会会長・事務局長両名より「厳しく指導」を行なうと約束(事務局長)
22日19時頃 Coyu 事務局は全員がボランティアで無報酬と報告
23日15時 ドワンゴ記者会見 4つのアクション発表
23日17時頃 Coyu 本日10時頃柚葉氏より、弁理士宛に抹消申請書類を送付・ 弁理士へ特許庁への提出を要請したとの報告を受けたことを報告
24日5時頃 柚葉氏 23日付で特許庁に抹消登録申請を行ったことを報告(申請書写真添付)
24日9時頃 柚葉氏 「このツイートをもちまして最後とさせていただきます」以後ツイートなし
24日13時 ドワンゴ 「ゆっくり茶番劇投稿祭」の開催決定
24日17時頃 Coyu 抹消登録申請を確認、弊会の対応は終了と報告
26日13時 ドワンゴ 不安によって削除したゆっくり茶番劇動画を特別に復旧作業を個別対応すると発表
6月1日18時頃 Coyu 特許庁の記録に抹消申請書が登録された事を確認・対応終了を報告
同刻頃 柚葉氏 Twitterアカウント消去

 ほぼ網羅出来たと思います。
何が苦労したと言ってCoyu.Live公式Twitterアカウントが公式なのに祭に浮かれ倒したクソみたいなリプを連発して必要な情報が全然見つからなかったことです。
約10日で一気に駆け抜けた感がありますが、未だに商標と特許、弁理士と弁護士の区別がついてないようなツイートが8割超えてますね。
ツイート自体はかなり減ってきています。

 ドワンゴが非常に巧妙に立ち回ったので気づいていない人が多いのですが、この件ドワンゴは無関係です。東方も関係があると言うのは無理があります。
そんなわけないだろ!とお怒りの方に「どういう関係があるのか」聞いてみてもほとんどお答えは得られませんでした。

ゆっくり茶番劇例えば大喜利

 もうネットで擦られ尽くした感のある「ゆっくり茶番劇例えて言えば大喜利」ですが、何故ドワンゴ(実は東方も)が関係ないのか例えてみます。
ちなみにTwitter眺めていると「それは全く違う」5割、「一応あってるけど逆に分かりにくくなってる」3割、「まあ一応分かるかな」2割、「それだ!」1%くらいの感じでした。
100%超えちゃったのは許して。
ちなみに「公園」「砂場」で例えているのは99%違うやつです。

ゆっくり飲料」シリーズの「ゆっくり茶番劇コーラ」は「東方食品」製の原料を使って造られています。
niconocoマートはゆっくり飲料を古くから販売している商店です。
 そこへ突然Y氏なる人物が茶番劇コーラの商標を登録したので使用料を払えと言って来ました。
niconicoマートはすぐに法的対応を発表し、一方外資系のYouTubeホールセールは「クレームがついたら取扱いを止める」というスタンスでした。
 東方食品、niconicoマートは「ゆっくり茶番劇コーラ」という名前(商標)に対して何か関係がありますか?ということです。
 念のためですが、「関係」とは何らかの権利を持つという意味で、感情的に「関係ないわけ無いだろ」はお気持ちの問題です。
 今回、商標に関係ある(利害関係人)のはY氏のみです。
無論ゆっくり飲料メーカーも関係ありますが、これは多数のゆっくり動画投稿者のことであり、人格の特定が出来ません。
(厳密に言えば最初にゆっくり動画を投稿した人は利害関係がありますし、柚葉氏がゆっくり茶番劇動画を投稿していれば東方やniconicoよりは関係があります)
商品の場合は納入・代金支払で契約が完結しますが著作権の場合は二次創作(この場合ゆっくり茶番コーラ)そのものにも権利が及びます。
ですが名前(商標)には関係ありません。
今回niconico・東方が関係者ではないというのはそういうことです。
 だからniconico・東方が利害関係人しか申し立てが出来ない無効審判に及んだ場合、利害関係なしとして門前払いを食らう可能性がありました。

Coyu.Liveは犯罪集団?

 今回当事者の所属事務所のCoyu.Liveについて少し触れます。
上記時系列表を見ると事務所が柚葉氏(所属員)のスポークスマンとしての役割のみならず、事態に深く関わっていることが分かります。
事務所と所属員の契約内容は分かりませんが、「厳しく指導」「指導を徹底」「謝罪を要請」「懲罰として警告・無期限会員資格停止」と一方的な強い言葉が並び、支配的な関係であったことが分かります。
 この対応にネットでは賞賛の嵐ですが、全く理解出来ません。
控えめに言ってあからさまなパワハラであり、強要罪など刑法に抵触する可能性もあります。
 団体として所属員に不審な行為があったら、外部への謝罪と事実関係の把握をした方が良いと思うのですが事務所はどちらも行っておりません。
柚葉氏の行為は道義的には問題があることを指摘される方もおられますが、法的には何の問題もありません。
 もちろんバッシングを受けている状況で「柚葉氏は悪くない」というスタンスを取れば炎上するのは分かっているので、そこまでしろとは言いませんが、もう少し保身にばかり走らない対応は出来たと思います。
身内を必要以上に叩いて世間におもねるのは団体として最低の行為です。

しゃしゃるドワンゴ

 それに比べうまく騒動を利用したのはドワンゴで、いかにも関係者であるかのようにいち早くしゃしゃり出て登場し、4つのアクションを発表し、自発的に削除した動画(ゆっくり茶番劇に限らない)の復元まで行うという神対応ぶりでした。
 これを見て「得も無いのに」とドワンゴ株爆上がりですが、これこそがドワンゴの利益です。
数百の商標を登録するには数千万円かかるでしょうが、今回の行動は広告換算でそれを遙かに超える金額になるでしょう。
ちなみにドワンゴはおそらく防衛的なものも含めて300以上の商標を登録しています。
 ロジックとしては商標が承認されればドワンゴが防衛的(権利行使はしないが他者の登録を防ぐため)に登録、登録出来なければその商標が登録出来ない先例となって他者も登録出来ないために守ることが出来るということです。(ただ拒絶事由によっては他者が取得出来ないとは限らないことが弁理士さんから指摘されています。)
 さらに「何もしてくれない」YouTubeから移住してくる動画投稿者も多いようですし利益は計り知れません。
ドワンゴが上場していればリアル「株価」も上がったでしょうがドワンゴは上場廃止してます。

誹謗中傷は犯罪です

 今回タイムラインを埋め尽くすばかりに関連ツイートが流れましたが、関係者ならともかく(本来は関係者もダメです)、柚葉氏(及び「柚葉派)への誹謗中傷が非常に多かったです。
関係者であろうが無かろうが「批判」は許されます。
「誹謗中傷」は誰であろうと絶対に許されません。
倫理的にも許されませんし、法的にも許されないことです。
「殺す」「爆破する」が一発アウトなのは既によく知られてますが、個人情報の公開や「柚葉は障害者」「死ね」「アホ」「バカ」も名誉毀損罪・侮辱罪に該当し民事でも慰謝料請求されることは珍しくありません。
リツイートも近年はツイート元と同じ責任を負うようになってきています。
開示請求からの提訴通告、和解に至った事案は報道されないだけで、柚葉氏も既に動いているかもしれません。
 それと、もし柚葉氏が何らかの罪状に問われた場合ですが誹謗中傷が社会的制裁とされ罪を軽くすることがあります。
 それと今回、オタク界隈は「誹謗中傷など不当な圧力で正当な権利を抹消させた」悪しき前例を残してしまいました。
これは法治国家として恥ずべきことだし、自分たちが何らかの不当な圧力を受けた時の抗弁が難しくなるということでもあります。

商標「ゆっくり茶番劇」(登録第6518338号)について令和4年5月23日付で下記の通り抹消登録申申請を行ったことを公表する。 事由 : 関係者等に対する誹謗中傷及び名誉棄損・虚偽・捏造された情報の流布により本来の目的を全うすることが困難となった為。

柚葉氏の抹消登録申請書より

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番外編 Twitter辻斬り
 
通して読んでいただくとだいたいこの騒動の流れが分かります

文章長いですけど太字の部分拾えばだいたい分かるようにしてあります。


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