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伊予灘剛腕物語第22話『南予に行くなら冬なんよ!』







さて、題名が大スベリしておりますが気にせず参りましょう。

12月半ばはカレイのハイシーズンと思われますが、潮時表とにらめっこする剛腕。
剛腕が得意とするカレイ場とは逆の潮。
かと言って他のカレイ場は近年釣りしてないので状況不明。釣れるか分からない。
うーん。長考する剛腕はふと、あの顔を思い浮かべました。
久しぶりにアイツに会いたい。
そう。アマダイ。

行き先を南予に決定し、準備を進め当日を待ちました。
約半年ぶりの南予なので状況が掴めておりませんが、宇和海は黒潮の影響を少し受けているので伊予灘や燧灘よりも海水温が少し高いです。




2023年12月半ば。
夜明け前に現場到着。
投げ釣りの準備をしつつ、エギング開始。
大敵の夜光虫のせいか音沙汰無し。
早めに見切って投げ釣りの準備へ。

そしていよいよ投げ釣り開始。
剛腕の右腕PF4本を並べ、臨戦態勢。
エサ取りは多いか少ないかまだ不明ですが、PF1番竿とPF3番竿の仕掛けに夜光玉を装着しました。
エサ取りが多ければ外せばいいだけですから。


午前7時10分
PF3番竿にアタリ。少しドラグが出ました。
手前に急峻なカケアガリがあるのでリールを巻く際は高速一気巻き。少しでも緩めると根掛かりします。
アワセを入れ、重みを確認しつつフルパワーでリーリングします。

幸先よろし

37㎝アカアマダイ降臨。
この顔が見たかった。おとぼけフェイス。
口元に(/ω・\)チラッと写っていますが、オレンジの夜光玉4号を2個着けています。
これが効果発揮したのでしょうか。
(知らんけど)
3番竿の1投目にヒットしました。エサは生本虫。


エサ取りは皆無。全てエサは無事に帰って来ます。
L天の鉛を触りますがやんわり温かく、水温は17度近くあるのではないでしょうか。
あくまでも感覚ですが。

投げ釣りを主軸に展開しつつ、エギを数投。
更にショアジギングもやります。
1投目からエソ。更にエソ。エソ。エソ。エソ。
何匹釣るねん。もうええわ。
写真すら撮りたくなくなるあの顔。即行リリース。

とりあえず1匹だけパシャリ

デカ過ぎて草~
ジグは傷だらけ。リーダーボロボロ。
ええ加減にせえよ。
トカゲエソでしょうか?ワニエソでしょうか?
(ちょっと何言ってるか分からない。)

ショアジギはエソまみれなので強制終了。
リーダーなんぼあっても足りませんわ。
良い時はハマチやサワラが釣れたりもします。





しかし、この日はアカアマダイ以降、何をやってもダメな日でした。エギングは音沙汰無し。チェイスすらありません。
投げ釣りはエサ取りすら居らず、魚の気配が感じられません。

時間はあっという間に過ぎ去り、何も起こらないまま納竿時刻。
絵に描いたような竜頭蛇尾に終わってしまいました。

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