恋愛エッセイ : みじかくも美しく燃え それとも 少し愛して長〜く愛して?

旧いスウェーデン映画で、みじかくも美しく燃え
という映画がある。
中学生の時にテレビの映画番組で見た映画だ。
悲恋物語の映画なのだが、この映画で使われている
音楽がいい曲だと思った。

次の日学校で音楽の授業を受けていると、音楽の女性の先生が、昨日テレビで、みじかくも美しく燃え
という映画をやっていましたが、見た人はいますか
あの映画のなかで使われていた曲は、モーツァルトのピアノ協奏曲第21番第2楽章ですよ。ど言った

僕は洋楽のロックばかり聴いているが、
この時からクラッシック音楽も聴く様になった。
今でもモーツァルトが1番好きだ。

この映画のタイトルもいいと思う。
みじかくも美しく燃え、スウェーデン語のタイトルを訳したものだと聞いたことがあるが名訳だと思う

大学1年生の時、サークルの飲み会で、4年生の女の先輩が、大恋愛は長く続かないと言った。
大恋愛はお互い疲れ果ててしまい、いずれはダメに
なってしまう、とも言った。

僕は中学生の頃から、恋愛と言えば大恋愛みたいに思っていた。
だが大人になるにつれて、いろんな経験をして行くと、この先輩が言ったことが分かって来たし、情熱的な恋愛ばかりが恋愛ではないと思うようになった

僕が大学生の頃をから、テレビのサントリーREDの
CMで、女優の大原麗子さんが、
「少し愛して 長〜く愛して」と言っていた。
当時の流行語でもあった。
また可愛くて奇麗な大原麗子さんが言うので説得力もあった。

僕の奥さんは、少し愛して 長〜く愛して、という人
そういう人を選んだわけではなくて、僕が結婚したいと思った人が、そういう人だった。
だが、僕はもともと、少し愛して 長〜く愛して、という女の人が好きだったのかもしれない。

ただ、みじかくも美しく燃え、つまり、大恋愛を経験しなくては、少し愛して 長〜く愛して、という
心境にはなれないような気がする。
そしてそれが、恋愛の真理の1つの様な気もする。
奥さんが、少し愛して 長〜く愛して、という人だから、今日まで仲良くやって来れたとも思う。
皆さんは、どちらのタイプですか?





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