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【シーズン12 最終R1903】はじめてのさんだーらおす

はじめに

3桁は逃したけど素直にめっちゃ嬉しかった

はじめまして博多のハカタロです。SVからポケモンを始めました。今回はこれまで取れなかったレート1900を取ることが出来たため、構築記事を書きます。レンタルは下記。

中盤に構想を思いつき、最終日まで使用していた

構築コンセプト

・テラス択を可能な限り回避する
・真っ当なサイクル戦で勝つ

構築経緯

第一に、シーズン12中盤〜終盤は
・水オーガポンの増加
・トドロクツキ・パオジアンの増加
・羽休めを持っていない初手カイリューの流行

が主なトレンドとしてあり、これらのポケモン全てに強く出ることが出来るスカーフ水ウーラオスを軸として採用した。これらのポケモンに対してとんぼがえりを撃つことで、抜群を取りつつ(あるいはマルスケを剥がしつつ)後続で縛るという動きを作ることが出来た。

第二に、レギュE全体のトレンドとしてガチグマに対する対応の幅を限りなく広げることが重要だと考えており、ラオスと合わせて初手ノーマルテラス珠ガチグマ以外の全てにクッションとして投げることが出来るHDプレッシャーかいでんぱ飛行テラスサンダーを第2の軸として採用した。水ウーラオスを軸として採用したことで、(中盤流行ったハチマキ型ケアで)ガチグマがテラスを切って突っ込んでくる場面が多く、一旦テラスを切ったガチグマを引かせられれば対面だけでなく構築単位で優位を取れるため、この2体の補完関係は非常に有効に機能した。また、有象無象の特殊積みアタッカーもTODで完封できるため、採用することの副産物は多かった

第三に、ウーラオスがとんぼがえりで対面操作を行った後のタイプ受けの引き先として、ハチマキ鋼テラストドロクツキを採用した。環境にいる水オーガポンのほとんどはじゃれつくを採用していない(中盤〜終盤で1回も撃たれなかった)ため、水ラオスとんぼがえり→ウッドホーンをタイプ受け→トドツキとんぼがえりで上から縛るサイクルを構築することが出来た。最初は竜舞スケショカイリュー意識でフェアリーテラスを採用していたが、HBアロキュウがどうにもならなかったため、壁を貼るターンにテラスアイアンヘッドで一撃で落とすことが出来る鋼テラスに変更した。

第四に、環境に存在するカバルドンのほとんどがなまける持ちのHB鋼テラスである点に着目し、カバルドンにテラスを強要しながら格闘の一貫を作り、またほろびのうたによってカバルドンをどかす(=後投げを強要される)ターンを作る事が出来るフェアリーテラスメガネカミを採用した。このポケモンは増加傾向にある非チョッキのガチグマ、環境に一定数存在するHBキョジオーンに対して上から縛る事が出来るため非常に強力だった。

ここまでの並びで苦しいポケモンとして
物理枠では
・ダイススケショorノマ神カイリュー
・パングロ水ラオス
・オボン剣舞ハッサム
・タスキイダイトウ
特殊枠では
・スカーフイーユイ
・身代わり持ちのブーストカミ
がキツかったため、それぞれの補完枠として
HB残飯眠るヘイラッシャ(カイリュー・ハッサム・水ラオス)
CDノマテラチョッキガチグマ(イダイトウ・イーユイ・カミ)
を置くことで構築が完成した。

個体紹介

ハバタクカミ@こだわりメガネ

フェアリーテラス
臆病
CSぶっぱ
余りH
技構成:ムーンフォース, シャドーボール, サイコショック, ほろびのうた

トドロクツキ@こだわりハチマキ

鋼テラス
陽気
ASぶっぱ
余りH
鋼テラスはアロキュウ・カミ意識
技構成: げきりん, はたきおとす, アイアンヘッド, とんぼがえり

サンダー@オボンのみ

飛行テラス
穏やか
HDぶっぱ
余りC
飛行テラスは暴風の火力増加and受けルのラッシャの地割れケアで採用
耐久はノーマルガチグマのブラッドムーン+ハイパーボイス+真空波を後投げお盆+かいでんぱ込みで耐える。
技構成:ぼうふう, ボルトチェンジ, かいでんぱ, 羽休め

ウーラオス@こだわりスカーフ

水テラス
意地っ張り
Hぶっぱ(パオの陽気テラバ&ツツミのフリドラ確定耐え)
S138(ツツミ抜き)
残りA
技構成:すいりゅうれんだ, インファイト, アイススピナー, とんぼがえり

ガチグマ@とつげきチョッキ

ノーマルテラス
控えめ
CDぶっぱ
余りH
技構成:ブラッドムーン, ハイパーボイス, だいちのちから, しんくうは

ヘイラッシャ@たべのこし

フェアリーテラス
わんぱく
HBぶっぱ
余りA
技構成: ゆきなだれ, ボディプレス, じしん, ねむる

動かし方

基本選出兼対スタンパ(ガチグマ・カイリュー・パオ・カミ・オーガetc)

ラオス+サンダー+トドツキorヘイラッシャ
構築の都合上、メガネカミ・陽気タスキパオのケアは必須だったため、この2体を見たら必ずウーラを初手投げしていた。ガチグマ・カイリューを合わせられた際はとんぼがえりで対面操作を行い、構築経緯で書いた一連の動きを行った。

対対面構築(コノヨイダイトウ、ミミガッサなど)

トドツキ+カミorラオス+ガチグマ
とにかく相手に数的有利を取らせないことを意識した選出を行った。イダイトウが刺さり過ぎているため、相手の構築に入れば絶対に出てくる前提でガチグマ選出+ノマテラ温存を行った。案の定絶対に出てくるため、最終日の対イダイトウの勝率は100%だった。

対ステロ展開(カバツキサフゴ・サケシグマなど)

ラオス+カミ+トドツキorサンダー
これもほとんどは構築経緯で書いた内容なので説明は省くが、サケブシッポが起点作成要因の場合は(投げつけるケアで)ガチグマではなくサンダーを選出することが必須となっていた。

対壁展開(キュウコンオーガポンなど)

トドツキ+ラオス+サンダー
かなりキツイ寄りなので、とにかく壁を張らせないことを重視し、トドツキを必ず初手置きした。上手い人はアイへケアで引き→キュウコンに弱いポケモンに後投げというムーブを行ってくるが、こっちもそれは読めるためとんボルで無理やりトドツキを合わせて択に持ち込む動きを取っていた。

対トリル展開(ミミガチグマ・ミミイダイトウなど)

トドツキ+サンダー+ガチグマ
サンダーは通常時にガチグマに後投げ出来る耐久を持つため、トリルエースがガチグマの場合は(羽休めに大地を合わせられることもないため)easy winを取ることが出来た。イダイトウの場合は対面構築で書いたようにガチグマにテラスを温存していた。

対サイクル構築(キョジオーガカイリュー・チオンドクガなど)

カミorウーラ+トドツキ+サンダー
キョジオーガに対してはとにかく有利対面で高火力を押し付けることを意識していたため、カミ+ツキの選出を行うことが多かった。
チオンドクガに対しては初手ウーラでドクガに仕事をさせず、チオンに対してはサンダーのプレッシャーで粘るという動きを取り、こちら側がTOD勝ちをもぎ取ることも多数あった。

対受けループ(ドヒドハピラッシャ・ラキグライなど)

トドツキ+サンダー+ヘイラッシャ
今期は純正受けループが少なく、メガネツツミやハチマキorメガネドラパルトと合わせてサイクルを回す半受けループが多かった。これらのポケモンに対してサンダーやトドロクツキを合わせ、考慮外の部分から数的有利を取ることで、2ターンほどで勝利できる場面も少なくなかった。

最後に

レギュBの時点で瞬間レートで1899は取れていたのですが、その時は強い人の構築を借りて動きまで教えてもらって一夜漬けで上げたもので、結局その後下振れて全然届いていませんでした。

その後自分の構築で1800以上をコンスタントに取れるようになっても、1900が一つの壁に感じられて潜るのが億劫になることが多々ありました。

1900が取れたこと自体はもちろん嬉しいですが、それにも増して、誰かの力に頼らず勝てたことと、もう1900を一つの壁と感じることなく潜れるようになったことがすごく嬉しいです。

上に行くと強い友人やよく見ている配信者の方々にも当たるように&勝てるようになって、これがポケモンの醍醐味なんだなぁと思いながら毎日が楽しくなってます。

みんなお疲れ様!

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