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公共工事営業のお仕事

茨城県牛久市にある桂建設です。
建設業のお仕事やイベント、一緒に働く社員をご紹介していきたいと思います。
県や市からの工事の仕事(以下、公共工事)を取るにはさまざまな準備や手続きが必要です。
今回は、そんな公共工事の営業のお仕事をご紹介していきます。

仕事内容

営業というポジションではありますが、歩き回って仕事を取ってくるようなことはほとんどありません。
仕事をいただいている公共機関に名刺配りをしています。
今のところ主な仕事は事務が中心で、公共工事の仕事を取るために必要な資料を作ります。

具体的な仕事内容

500万円以上の工事をするには建設業許可という許可を会社で取得しなければなりません。その更新が5年に1回あるので更新の書類作成をします。
また、公共工事をするには毎年茨城県で経営審査を受ける必要があります。こちらの審査の書類作成も事務員と協力しながらやっていきます。
日々の業務は入札業務です。
工事を取るのには入札というシステムがあり、今は電子入札がほとんどです。その入札に必要な内訳書や添付書類を作成しています。

その他には現場の作業を手伝ったり、道路のパトロールもやっています。

やりがい

メインの仕事は事務所でPCと向かい合っていることが多いので自分との戦いです。
工事を落札し仕事がスタートする前段階には数多くの書類作成などがあり、その書類を提出しないと工事が受注できません。
そのため自分の仕事は重要な役割を果たしているため、工事を受注した時は喜びを感じます。
また、定期的に現場の手伝いをした時に現場の先輩と話すのも楽しいです。

大変なこと

入札公告(入札の公開情報)が掲載されてから開札までの日数は長くても1ヶ月程度です。
それまでに入札に参加するための資料作成、札入れ(入札書に金額を入れて提出すること)の際に必要な内訳書の作成と日数があるようで意外とありません。特に入札案件の公告掲載のタイミングが複数重なった時は、頭の中がごちゃごちゃになってしまうことがあります。1つのミスが仕事を失うことに繋がるため、速さも重要ですが、ミスのないよう慎重に作成することを心掛けています。
又、着座している時間が長いため、腰を痛めないように合間でストレッチを行っています。

1日のスケジュール

その日の状況によって流れが変わるため、決まった1日のスケジュールがありません。
毎朝入札情報の確認は行っています。公告が掲載されていた場合は分かりやすいように書類をまとめた上で、上司に確認及びミーティングを行います。
その後、入札に参加することが決まった場合は書類作成へと移ります。
参加する案件が暫く無い場合は、過去の入札結果から落札傾向の調査・外周り・経営事項審査や建設業許可及び入札参加申請の更新のタイミングであれば、そちらの書類作成・現場の手伝いなど、その日によって1日のスケジュールが変わります。

感謝された出来事

裏方のような仕事なので、直接誰かに感謝されるということは殆どありません。現場が忙しいときに手伝いをしたり、PCが少しできるので初期設定や不具合を解消した際に先輩にありがとうの声をいただくことはあります。
日々の仕事により工事を落札することができ、工期が終わって道路が完成する。
その道路を通った人が、通勤が便利になった・凸凹が無くなって走りやすくなった・渋滞が減って助かったと何処かで誰かが感謝してくれていると思って仕事に取り組んでいます。




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