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白泉社に足向けて寝られねえ『多聞くん』2巻レビュー【微ネタバレ】

みなさんこんにちは。三度の飯より少女漫画好きなめるこが、おすすめ少女漫画をレビューする記事です。今回は前回同様、師走ゆき先生の『多聞くん 今どっち!?』2巻です

前回↓ 1巻のおすすめ記事を書いた後、ソワソワした気持ちが落ち着かず2巻以降を買いました。世は成人の日、街には振り袖姿の女子があふれているめでたき日である。私はいちゃつくカップルを尻目に、目を血走らせて『多聞くん』シリーズを爆買い。新成人よ、大人の女の雄姿を目に焼き付けろ。

結論から言うと、まあ、ドハマりしたわけで。最高でした。全人類買ってください。白泉社のHPリンク貼っとく。アマゾンでも楽天でも好きなとこ飛べるから、とりあえず買っといた方がいい。

正直初めは王道アイドルものだし、あーあどうせアイドルとすぐちゅっちゅするのよね(フッ…微笑み)という気持ちがなかったと言えばうそになる。でもやっぱりさ、白泉社。白泉社よ? 数多の少女漫画を輩出してきたあの白泉社。しかも『花とゆめ』(創刊50周年!!!)に連載されている作品が、当たり前のときめきだけで終わると思うな。現にワシはやられた。師走ゆき大先生の素晴らしい漫画力の力が大きいのは前提として、もうね、会社単位で祈りをささげたいくらいにハマっている。調べたらコラボカフェが昨年やっていたようで、なぜその時にハマらなかったのか悔しゅうて悔しゅうてたまらないのじゃ…。(「羅生門」?)
『多聞くん』は主人公うたげちゃんが推しであるアイドルの「多聞くん」を応援する話だけれど、この漫画を読んだ我々も『多聞くん』作品の熱烈なファンにされている気がする。気のせいじゃない。
とりあえず買ってみない? また貼っとく。スクロールめんどくさいかもしれないしね。オタクは布教に優しくなる。はいよ。

で、本題ですが。
そんな『多聞くん』へのあふれる思いをどうにか形にしたい…!!と思い、2巻以降もレビューを続けることにしました。どんどんぱふぱふーー!需要なんて知らねえ。この記事で私は『多聞くん』ファンを増やす。海賊王よりデカい夢だぜ?

本題 『多聞くん 今どっち!?』2巻レビュー

右の男の説明は下にある。待て。

恒例の裏表紙あらすじは以下です。

多聞くんのいる場所が世界の中心ですよ
大人気アイドルF/ACEの新曲は失恋バラード!しかも、今回のセンターは多聞ではなく、新番組内の5回のバトルを経て決めることに…!
うたげは自信のない多聞を、彼のハウスキーパー兼ファンとして全力で応援する。そんな中、F/ACEの王子様担当・坂口桜利に出会って――?
「お前 俺がセンターになったら うち来い」

キタ―――――――――――新キャラ!!!!!
いやもうこの裏表紙を読んでる時の情緒が初回と全然違うもんね(笑)心配なさんな。皆そうなる。
はい、少女漫画の中で新キャラ=三角関係ライバルっていう法則は女児の時に習得してるんでワクドキなわけよ。
表紙の段階でピンクイケイケの多聞くんと真逆そうな黒髪イケメンがいたからなんとなく想像は付いてたけどね。

1巻で少し距離が近くなった多聞くんとうたげちゃんですが、2巻では新しい男の登場によって、自分の気持ちに気付かされる展開が登場します。
ここからちょっとネタバレになっちゃうけれど、新しく登場した桜利くんというのは多聞くんと同じグループの人気メンバーで、見た目通りピュアが売り。両親も芸能人の優秀なサラブレッドでございます。
けれど。

本性は…毒舌で乱暴者という裏の顔が…。

はい。ありがとうございます。(祈り)

王子様みたいな男の毒舌は毒じゃないの。アロマなの。
それは置いておいて、そんな毒舌裏表激しい桜利くんが多聞くんにビシバシ厳しくあたるもんだから、うたげちゃんは気が気でない。
途中、桜利くんが多聞くんにひどいことを言う場面があるんだけど、そこでもうたげちゃんは全身で抗議! いい女すぎるだろ。私が多聞くんだったらもうプロポーズしてる。え、早い?

あとは少女漫画あるあるだと思うんだけど、どんなに乱暴なことを言っても多聞くんを応援するうたげちゃんに桜利くんは「おもしれー女」となって、だんだん彼女が気になってきちゃうわけ。あるあるだよね。でも最高。
卵料理と一緒で、作った人の個性が如実に反映されるのが「王道」の醍醐味だと思ってるんだけど、師走ゆき先生の華麗な「おもしれー女」描写を読んでほしい。ギャグとときめきのバランスが絶妙なんだよね。ニヤニヤしたかと思ったら胸が苦しくなっている。読む美容体操だよ、もはや。ありがたやありがたや。

そしてですね、当然本作品のヒーロー多聞くんもライバルの登場に負けていません。
他の男に取られそうになったときに「好き」を自覚する…というまたもやベタ展開ではあるが、いやーーーーーおいしい。おいしいね。なんでこう、嫉妬に駆られたヒーローの姿ってこんなに読んでいていいんだろうね。

本巻1のシーンだと私が思っているのが、祭りのシーン
多聞くん、なんと、桜利くん(変装中)に迫られたうたげちゃんを助けます。
その時の台詞。

あの…勝手に話しかけないでください。俺の彼女なんで。

2巻のどこか

私はこのシーンを見た時、一端本を閉じた。
なぜかって? ときめきが致死量になって、受け入れられなかったからだよ。Q.E.D.証明終了。

知り合いの女の子が誰かにちょっかいかけられてる!ってなったときに、普通このセリフ言う? 言わない。これ、好きな女の子あるいは特別な女の子だって思ってないとでないでしょ。
しかもジメジメ陰キャで人と関わるのが好きじゃない男が!
もう告白なんだなあ。みつを。

最後はうやむやで終わるし、まだ二人は「推し」と「アイドル」という枠を超えていないけれど、確実に二人は「LOVE」への道を進んでいるね。
2巻を読み終わる頃には、もうすでに3巻のビニールをはがしていました。早すぎる。
3巻も読んだら感想を書きたいと思います。

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