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妬ましさは慈悲の大切さに気付くチャンス

今日は
『他人の成功を妬ましく思ってしまう場合』について

自分が小さく感じる
成功していないと感じる、
大したことを世の為にしていないと感じているときや

何か行動を起こしても
失敗続きのとき。
人生がつまらない、苦しい、辛い‥、
何かに悩んでいる。

そんな時、
SNSや周りの環境を通して
他人が成功している姿を見る、
喜んでいる様子、
そんな写真や動画などを見て

妬ましく思える
つまらない、苛立ちを覚えるのは
自尊心が脅かされているから。

そして妬ましく思っている自分自身に対して自己嫌悪感を抱いてしまう。
苦しく感じる。
そんな状況があります。

しかし冷静になって考えてみましょう。

これは「心の動き」なんです。
本来の自分ではありません。

ここで心の動きそのままに
妬ましく思ったり、イライラしたりすることが
本当に自分も他人の幸せに
繋がるのかどうか。
穏やかな自分になれるのか否か。


『慈悲』
という言葉をご存知でしょうか?

「慈」は他者の幸福を願う心、
そして「悲」は他者の苦しみや困難から解放されることを願う心を意味します。

つまり慈悲とは
他者の苦しみを理解し、
その苦しみや困難からの解放(和らげること)を心から願う感情や態度を指します。

ブッダは
自らと他者の苦しみを理解し、
それに対して深い共感と援助の意志を持つことの大切さを示しています。

これは生涯を通じて
慈悲の心を持ち続ける事の大切さを説いています。

ヨーガ・スートラという経典の
第1章33節には
『心を曇らせる感情や雑念を鎮めることで、自分の優しさや慈悲の気持ちに溢れた自分の本質が見える。
その為には毎日の生き方を少しずつ変える努力をする事。
例えば誰かに嬉しいことがあった時、
自身の心の奥に眠る憎しみや苛立ち、劣等感を認めながらも、
心のままに反応しない。
それがヨーガの練習です。

人の幸運を共に喜び、笑顔でいる事を
意志と努力で貫く。
心に振り回される事なく、
自分の心の動きを見抜き、気付き、
整えること。
それが心を磨く実践法となる』
と説かれています。

そして「因果応報」という言葉があるように
妬みの気持ちは、
やがて自分のもとに還って来ます。

それならば
妬ましく思う気持ちはぐっと堪えて
相手の喜びに合わせて笑顔を作ってみましょう。
相手を喜び、賞賛してみましょう。
喜びはやがて自分のもとに還って来ますから☺️

妬ましく思う自分も全て自分なんです。
だからこそ全て受け入れて
意志と行動を変え
慈悲の気持ちで接すること。

「妬ましさは
慈悲の大切さに気付くチャンスだと捉えて
気持ちと行動を変えるきっかけとなる」

そんな風に考えてみてください。

それはつまり
自分の道を開くための一歩
穏やかな自分を作るための一歩となるのです。




今日は以上です。
最後までお読み頂きありがとうございます😊

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