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Lesson11 京都試着旅~JJGさんとともに~

こんにちは、かいりです。時間は空いてしまったけれど、京都旅の振り返りです。


目的

・夏の制服(お休みバージョン)のトップスが欲しい
→具体的には紺色のTシャツ。ブランドはよくわからないから、お店をいろいろ見ながら探す

・ヌキテパで試着
→こちらについては別記事にしました。

・京都伊勢丹に行って試着
→鞄、靴はラグジュアリーブランドを試着。下着はできれば買いたい。

・ショセトラベルシューズとトリッペン試着
→どちらもずっと気になっているので。購入意思あり。

・スキップスキップレディオで見た壽ビルディング
→ミナペルホネン、子供の本がある本屋さんと私の「好き」てんこもり。

・自問自答ガールズに会いたい…!
→概要で書ききれないので後述

1日目午前:京都伊勢丹ソロ活動

朝早い電車に乗り、京都へ!
・・・あつぅ~い。(夢グループのCMの女性演歌歌手の「やすぅ~い」のイントネーションで脳内再生してください。)
さすが京都、6月ながら盆地ならではの暑さでした。ホテルで荷物を預け伊勢丹へ。まずはバッグを試着。

マルジェラ 5AC ミニ

画像は公式サイトより(以下同じ)

実物は映像で見るより美しいねぇ。グレージュ…だったと思う…を持たせてもらう。5ACといえばバッグから飛び出したライニングが特徴。なのに私は、その部分を完全にバッグの中にしまった方がしっくりきた。
→私にはマルジェラでなければいけない必要性が無かった。でも持ててよかった。

TOD'S レザーバッグ マイクロ

色はブラウン。散々ラグジュアリーブランドの鞄を持っても、ずっと「すんっ(・_・)」だったけど、初めて「持って活動している自分」がイメージできた!けど、ばっちりハマるという感じではない、「なるほど、方向性はこちらかもしれませんね。」程度。
→きらきらぴかぴかな鞄より、「職人が作りました」感があるほうがいいのかも。(きらきらの鞄だって職人技の賜物だから、イメージとして)

まぁ鞄については拗らせているので、いろいろ持たせて貰いながら長期的に自問自答を繰り返そう。

靴売り場に行く。旅のお目当てはショセトラベルシューズとトリッペンだけど、予想通りぐるりと回っても無さそう。…あ、チャーチ見っけ!履かせてもらおうっと!!
17万6千円(現在)の靴を気軽に履かせてもらおうと思うなんて、半年前の自分なら信じられない。ビバ自問自答ファッション!楽し~い!!

Church シャノン&バーウッド

「バーウッドは華やかだし、似合うのはシャノンだろうな」と思ったら、なんとバーウッドがしっくりきた。びっくりである。足元だと、目線が違うから派手に見えるものが馴染むのね。履き心地は、硬いけどいけるかも?という感じ。明らかに足に合わないという感覚はなかったけど、感動の履き心地というほどでもなかった。

履いた見た目の感想は、「説得力がヤベェ」だった。美しいとか、コーディネートが格上げされるとかも勿論だけど、一番感じたのは「説得力」だった。誰が誰を説得するのかはわからない。(おっと、また自問自答の種かな?)
なんだかすげーもんですな、こいつは。と同時に、「自分には御しきれないサラブレッドに乗っている」気分にもなった。なんだかすげーもんなのは分かったけど、今の私にこの子は乗りこなせない。店員さんに「ゴンゴン値上がりしています(意訳。当然もっと上品な表現でした)」と言われたけど、だからと言って今のうちに買って履きならそうとは思わなかった。いや~、いい経験させて貰ったな、と思いながらランジェリー売り場へ。

ランジェリー
ワコールにて、3D計測をして貰う。案内されたブースの中には・・・新宿伊勢丹のmatch palletと全く同じ機械があった。まさか同じものとは思ってなかったからびっくりした。
再び現実を目の当たりにしつつ、おすすめ頂いたものを試着しまくり、無事買えました。

Y's
数日前まで全く候補になかったワイズへ。完全にぽたまるさんのツイート、およびそれに反応されていたガールズさんの山本家愛に影響されてである。
“紺のTシャツ+ボタニカルなお花柄のスカート+北欧の生地を使った布のきゃわいい鞄+オーロラシューズ”という、「お前ヨウジヤマモト系列に何しに来た?」と言われてもおかしくない出で立ちで行ったにも関わらず、店員さんは普通に接してくれた。そして「似合うものひとつも無いだろうな。まぁ世界観を味合わせて貰えばいいや。」と思ったのに、普通に私が私の世界観のまま着られる服があった。まじか!予想外!!ワイズ凄いね!!!

ただ、私の世界観のまま着られたのは凄いけど、鏡の中の私はコンセプトの「児童書作家」ではなくて、「人形劇団の人形を操作する人」だった。子どもの頃、学校行事で全国津々浦々を旅して回る劇団の人形劇とか見ませんでした?その劇団にいる人。人形が主役だから黒色主体だけど、アーティステックさも失わない、そんな感じ。個性的な帽子でも被れば、すぐさま劇団に入れそうである。(人形操作の時は帽子は脱ぐ。)

いやー凄いねー。多くの人の心をつかむ訳ですよ。ちなみに店員さんも凄かった。「このパンツ試着したいのですが、私に合うトップスありますか?」に見事に答えてくださったし、2着着たボトムスは「2着目だな」と思いながら試着室を出たら「あ、こちらですね。」と即答されるし。
いつかコンセプトが人形劇団の人になったらダッシュで買いに行きます。(あ、でも化繊なのだけ気になるな…ちょっと肌弱くて合わない場合があるから。もし買う時はちゃんと相談しよう。)

…しかし、「モードを着たら私も戦闘力高そうな見た目になるかしら?」と思っていたけど、全然だった。カケラも戦いの気配がなくて面白かった。まぁ私は表立って戦うのが酷く苦手(できなくはないけど疲れるし自己嫌悪に陥る)で、「計画を練って、虎視眈々とタイミングを狙い、相手が気づかないうちにこちらの要望が通る環境を作り上げて、出来れば三方良しにしたい」と考えているのでさもありなんかもしれない。

その他
高身長ぽっちゃりのワタクシ、とにかくパンツ選びに苦労する!ほぼ仕事の時しか履かないから機能性重視で、冷房対策にフルレングス、できれば天然素材多めがいい…と探すけどなかなか見つからない。今回もパンツに名品があると噂のブランドに行ったら、長さは問題ないけど下着の線がくっきりしてしまい、悲しくなってお店を出た。ユニクロGUも下着の線が気になって買えない。私の体型の問題?履いている下着の問題?うーんわからぬ。いっそあきやさんのようにスカート一辺倒でも私の精神は全く問題ないけど、仕事で長め丈のスカートは動きにくいんだよね。パンツ選びの旅は続く。
お昼はさくっと伊勢丹地下のメゾンカイザーでサンドイッチを食べ、四条方面へ。

1日目午後:春田さんと試着旅&ご飯

5月に東京に行ったときは、まだガールズを名乗る勇気が無かった(あと夫さんという同行者がいた)ので、ひたすらソロの試着旅をした。けどね、ずっとガールズさんとは会いたいしお話したかった(今もしたい)んだよー!!なので今回は、めちゃくちゃ勇気を振り絞ってお声掛けした。残念ながらタイミングが合わなかった方もいたけど、皆様優しいお返事をくださってほんと幸せでした。

1日目は春田さんと待ち合わせ。待ち合わせ場所到着直前に、後ろを歩いていた春田さんが声をかけてくださった。わー!春田さんだー!!ジェフリーちゃん(お靴)だー!!!(興奮)

ミミズクヤ
まずは春田さんがツイートされていて私も「可愛い!」と思った洋服地の着物&和雑貨のお店ミミズクヤさんへ。

古民家?を改装したお店がとっても素敵!春田さんが2種類の帯を試着され迷っておられる。「赤い方が春田さんっぽいと思います!」という私。ちなみに会って30分も経っていない。購入品の全てをnote等に挙げられている訳じゃないから、普段どんな服装をされているかも知らない。
でもね、なんか赤い方の色合いとか、色の複雑さとかに「春田さんらしさ」を感じたんだよねー。面白いね。
私は妖怪柄の手ぬぐいを買った。

藤井大丸
入ってすぐのフロアガイドを見ながら、「こことこことここと…を見たい!」と予習による欲望を丸出しにして、行きたいお店に付き合ってもらいました♪
ヌキテパについては書き終わっているので、その他のブランドを。

Bshop
お目当てはオーシバルのトップス。現在持っているものを買い替えたかった。ところが、私が持っているのはどうやらコラボ作品のようで、今は無いそうな。生地が厚すぎない・七分袖・私の胴でも短くない・体型をがっつり拾わないと良いとこずくめだったのにな、残念。
そしてリサーチ不足で、気になっていたカバン(Mimi berry)があるのに気づかずお店を出てしまった。重ねて残念!

UNITED TOKYO
ファッションと関係ない所で知り合った人が「このブランド着たいけど似合わないんだよねー」と言っていて、気になって検索したところ「お?私いけるかも?」と思ったのと、その時見たコートが可愛かった(調べていたのは春)ので行ってみた。
夏物は暑そう&化繊ばりばりで、私には無理そうだなと思った。でもコート探しの時は候補に入れておこう。

Harriss京都
わーい!トリッペンがたくさんあるー!早速試着させてもらう。
うん、やっぱりいいね。何より足に合って歩けそうだし、似合うものが多い。春田さんの「似合う!」「履いてきたみたい!」が超嬉しかった。
しかし本命はブーツなので、今は無い。お礼を言って退店。

グランマ ママ ドーター
お目当てはショセトラベルシューズ。在庫が減っているのですが…と言われたけど、候補の2足は複数サイズがあったので履かせてもらった。どちらも似合ったねぇ。そして0.5cmの差は大きい。私の普段のサイズより一つ小さい方がぴったりだった。試着大事!
履いて鏡の前に立つと、まぁしっくり。夏の制服候補でそこそこの雨の日はショセトラベルシューズを履きたかったから、合って良かった!店員さんおふたり+春田さんが、「似合う~!」と拍手までくれるおまけつき。何だこれ楽しい。そして春田さん人褒めるの上手すぎ。自信を持ってお買い上げしました。
そして店内には、紺色無地のTシャツもありまして。おぉ、探していたものがまさか靴と同じ店にあるとは、2サイズ試着させてもらい、制服候補のスカーフ(持ってきていた)も合わせてぴったりだったので買いました。
ちなみに、この日私は紺のTシャツを着て、紺のTシャツを買った。スカーフをつけたいから無地のTシャツが欲しかったので、後悔はない。

その他
春田さんがあきやさんからお勧めされたブランドも行った。私は全く候補に無かった店なので入れて嬉しかった。これも人と試着に行く醍醐味ですねぇ。
コムデギャルソンは2人して「わー、コムデギャルソンだー」となり、試着には至らなかった。そこまでの情熱が2人とも無かったと思われる。

壽ビルディング
銀行を改装した建物。おっしゃれー!ミナペルホネンは金沢や銀座松屋で試着させて貰っていたので、今回着たい服はなく、お店の雰囲気を堪能した。Chouchoのマスキングテープは買った。
そこまで重要視していなかったお店で新しいタイプのかごバッグに出会い、「そうか、山ぶどうにこだわらなくてもいいんだな」と気づいた。結局そのお店のものとは別のを後日買ったけど、出会えてよかった。
本屋さんは魅力的な本がたくさんあって、特色を出した本屋が生き残っていけるのは都会だからかなぁと感じた。

ご飯
私には「都会に行くときは珍しい国の料理を食べたい」という欲求が常にある。地元でもタイ料理やベトナム料理は増えてきて喜ばしい限りだけど、「どこそこ!?」みたいな国の料理はやはり都会に行かないと無いんだよね。
今回はラオス料理屋さんに行きました!ベトナム料理に近いけど、より素材の味を大事にする感じかな?作る人による違いかもしれないけど。美味しかったです。
いろいろな話ができて楽しかったな。ファッションの話もそれ以外の話も面白かったな。自問自答的には「私好きなものわからないとか言ってたけど、持ち物の趣味めちゃめちゃ偏ってる=好きなもの選べてるじゃん」という気づきがありました。
2人して喋る&食べるに夢中すぎて、お料理の写真はあまり撮れていない。まぁそれくらい楽しかった&美味しかったということでヨシ!

数少ない貴重なお写真

ホテルにて
今回洗濯にチャレンジ!
結果、遅いチェックアウトにも関わらず乾くかどうかギリギリだった。綿素材は厳しいかもしれない。S字フックとか持って行って、乾きやすい場所に吊るすといいのかな?

2日目:石月さんとお茶会&GUCCI

朝ごはんを食べ、チェックアウトして駅へ。残念なことに体力が無い。クレジットカード契約者が入れるラウンジで少し休憩し、四条の藤井大丸内ヌキテパに再訪した後は、屋上でのんびりした。旅行先で空を眺める贅沢。
そして待ち合わせ場所へ。

ムレスナティー
この日お会いした石月さんご提案のお店。私も紅茶派、そして世はコーヒー派が多いのでとっても嬉しかった。2~3杯の紅茶付きのドルチェを頼んだはずが、めちゃめちゃ紅茶貰えた。少なくとも5杯は飲んだんじゃないだろうか。たまたま空いてたからかな、ありがたや!
いろいろお話しました。思い返すと「初対面の人にそれ聞くか」とか「取り乱しすぎにもほどがある」とか自らの言動については反省しかないけど、でも、お会いしてお話できて本当に良かった…!

GUCCI
時間があったので、「せっかくならGUCCI付き合ってください!」とお願いして大丸へ。そう、石月さんの使い魔ちゃん(鞄)はGUCCIさんなのです。
以前東京でホースビットは持たせてもらったので、別のものを持たせてもらった。

GUCCI バンブー1947 スモールバッグ

クイール(茶色)、ブルーレザー(水色)、ベージュレザーを持たせて貰ったよ

お?なんだかしっくりくるぞ?色違いを持たせて貰ったり、スカーフをお鞄に巻いてもらったりするとまた雰囲気が変わる。面白いねぇ。石月さんがバシバシ写真を撮ってくださるのが頼もしい。電流こそ流れないけど、なーんかずっと気になるブランド、GUCCI。

「ブランドコンセプト等は今後要確認だけど、いつか私が演歌を歌うのはGUCCIなのかしら…?」なんてほんのり思いながら品番を控えて貰ったら…「550,000円」の文字でほんのり気分が吹っ飛んだ。いやいやちょっと待ってくれ。ホースビットちゃんそこまで高くないよね?なんで?こっちの鞄の方が小さいよ?
ラグジュアリーブランドの価格設定は複雑怪奇である。そして私の電車の時間が近づいてきたため、駅で石月さんとお別れ。名残惜しかった…。

振り返り

いや~~~~~楽しかった~~~~~~!!!
試着もいっぱいできたし、欲しかったものを買えたし、なによりガールズさんとゆっくりお話しできたし。大満足の旅でした。
ただ、自分の体力のなさは痛感したし、改善したい。
何せ次の旅は、そう、自問自答ファッション教室なのです。そしてガールズさんにお会いしたいと目論んでおります。
今は激しい運動はできないけど、軽くでも身体を動かす工夫はしていこう。
今回お会いできました春田さん、石月さん、ご都合つけていただきありがとうございました!今回お会いできなかった方は、次の機会を楽しみにしています!

おまけ

石月さんと行ったムレスナティーで買った紅茶、とっても美味しいけどなんだかすごく独特なので見てほしい。

すごく…独特ですね…。
何がどうバレリーナコレクションなのか、店員さんもわからないらしい。
いいこと言ってる気がするけど癖が凄すぎて入ってこない。
短文でも確かに伝わる癖ツヨ。
独特なのは果たしてムレスナさんなのか、ムレスナさんの言葉を伝える日本人社長なのか。

表現は独特だけど、紅茶は本当に美味しいよ・・・!