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Lesson9 コンセプトを決める<前編>

こんにちは、かいりです。今回はがっつりみっちりコンセプトについて書こうと思います。あまりに長いので前後編にしました。前編はコンセプト確定までの道のり、後半はコンセプトとその解体です。

コンセプト、本に沿って考えてみた

コンセプト確定までの道のりはいろいろあると思いますが、私はあきやさんの著作『一年3セットの服で生きる』に沿って進めていきました。p.56「自分のキーワードを探す」です。

こんな「誉め言葉」をもらったら嬉しいなと思うキーワード
優しい 面白い 個性的 センスある 知性的

<感想>実はあまり思い浮かばず、はじめから躓いた。褒められ慣れていない。心にまとった糖衣がはがれてきたら、もっと別のワードが出てくるかも?

憧れの人と好きなところ
これはたくさん出た!ヤベー量なので太字だけ見ていただければ大丈夫だと思います。

〇やなせたかし(アンパンマン作者)→自分の辛さを優しさに変えて伝える
アンパンマン作者です。幼い時の父母との別れや、自身も出征した戦争での体験、弟の戦死など大変な経験をされて、生まれたのがアンパンマンというキャラクターです。
「本当の正義は飢えた人に食べ物を与えること」
「傷つくことなしに正義は行えない」
という彼の信条が伺えると思っています。晩年のはっちゃけ具合も良い。そして、
「遺書代わりの本を出した後20年近く生きる。そして先に本が絶版になる。」
というエピソードが最高に大好き。ちなみに本は、やなせさんの没後に文庫として復刊しました。大好きな本なのでリンクを貼っておきます。

〇週刊こどもニュース時代の池上彰→相手(子ども)の立場に立ったわかりやすさの追求
今は民放テレビやたくさんの著作でおなじみですが、もともとはNHKの記者です。私は今より、「子どもでも理解できるわかりやすさと中立性」を追求されていたNHK時代の池上さんが好きです。「難しいことをわかりやすく伝える」って、頭の良さ以上に、相手への配慮なくしては不可能だと思っています。

〇上橋菜穂子→知識とイマジネーション 社会を見る目の鋭さ
『精霊の守り人』、NHKで長期アニメ化された『獣の奏者』、本屋大賞受賞の『鹿の王』等の作者であり文化人類学者。ファンタジーだけど現実社会でも起こりうる問題が描かれていて、いつも自分が住む現生(?)と照らし合わせながら読んでいます。見た目はどこにでもいそうな優しいおば…女性といった感じで、そのギャップも大好き。

〇角野栄子→軽やかで楽しそう
『魔女の宅急便』作者。最近は娘さんが選んだ色鮮やかなお洋服のコーディネートが、インスタ等でも話題です。戦前生まれの女性ながら早稲田大学で学ばれたり、結婚後ブラジルに移住したりと経歴も面白い。人生のお手本にしたい。

〇『その女、ジルバ』の女性たち→軽やかさと、人生を楽しむ強さ
有間しのぶの漫画。池脇千鶴さん主演でドラマ化もされました。高齢ホステスしかいないバーに入店した40歳の主人公の、生きなおしの物語。ここに出てくるホステスさんたちがとっても素敵!様々な経験を笑い飛ばしながら、お店に出てお客さんを楽しませ、自分も楽しむ。その姿勢に憧れます。

〇『ムーミン』シリーズのムーミンママ→優しく穏やかなリアリスト 生活を楽しむ才能
エプロンと黒いハンドバッグがトレードマークのムーミンママ。ムーミンやしきに来た様々なお客さんを受け入れる優しいママだけど、意外とリアリストな面も。お料理やお花を愛する生活も素敵。

〇『魔女の宅急便』キキのお母さん(コキリさん)→私の憧れる魔女その1
原作第1巻や宮崎駿の映画のキキと違って、魔法の薬が作れるお母さん。不思議な力を持っていて、薬草や月の光の力を借りて薬を作ります。2巻で、キキがコキリさんに教わって初めて薬を作るシーンが大好き。

〇『西の魔女が死んだ』のおばあちゃん→私の憧れる魔女その2
学校に行けなくなった中学生の女の子が、母方のおばあちゃんと暮らす物語なのですが、そのおばあちゃんが魔女。ミステリアスで、優しいけど得体が知れなくてほんのちょっぴり怖い。人生という地層を積み上げた感じが憧れる。

<感想>ものの見事に「外見」的な憧れが出てこなかったのが面白かった。私、本当に人の外見に興味なかったんだな。今までは「人を内面で判断できる、外見に惑わされない私」だと自惚れていたけれど、違うよね。人が外見から出しているメッセージを受け取れていなかったんだね。これから自分がどんな人に憧れていくか、楽しみだ。

人生でこうありたいという気持ち
上記ふたつも参考に考えました。
キーワード→優しい 心は軽く 人生を楽しむ 学び続ける 人の役に立つ 社会を良くすることに貢献する

好きなこと
・本、映画、音楽に触れる
・お風呂、寝る、家でごろごろする
・生活を楽しむ
・四季を感じる
・誰かを勇気づける
・頑張る人の応援
・おいしいものを食べる
・お菓子とパンづくり

お金の心配がなければやりたいこと
・水族館のあるブックカフェ兼ショップのオーナーになる
・ひたすら好きなものを読む、見る、それについて語る
・世界旅行
・日本国内で2か月くらいずつ引っ越しながら暮らす

「優しい」は糖衣か問題

さて、上記を振り返ると「優しい」が頻発していますね。しかし、私はそのまま「優しい」をコンセプトに入れることをためらいました。なぜなら私の中に「私の優しいは糖衣か正露丸か」問題があるからです。糖衣と正露丸については言わずもがなかと思いますが、リンクは貼っておきましょう。

そんな訳で悶々としながらJJGのnoteを読み漁っていたところ、糖衣正露丸コンセプト問題と向き合っているガールズさんの記事を見つけられました。それが、春田さんのこちら。

ものすごくざっくり省略させていただくと、「『こうありたい』はコンセプトに入れてもいい。すでに『なっている』キーワードはコンセプトに掲げなくてもよい。またな。」です。爽快・・・!
(記事ではもっと丁寧に考えられています。)

他の方もとても素敵なことを書かれていて引用したかったのですが、現在記事が公開されておらず…嗚呼一期一会…。(←と思ったら、ご本人が再考中とつぶやかれていました。良かった!)

という訳で、私の「優しい」問題
まず前提として、私は自分が優しいとはそこまで思っていません。人並程度です。なのに、やったらめったら人は私のことを「優しそう」→「優しい」と言ってくれる。何故だろう、ずっと疑問なんです。女としては高い身長は、威圧感があるはず。加えて基本仏頂面だし、眉毛もきりっとしているし、目つきも悪い。なんでや、みんな私の何を見て「優しそう」って思うんや・・・??

これまでの私なら、「美しくも可愛くもないし、能力も低いし、他に褒めようがないから優しいって言ってくれるんだよね」とスーパー自虐タイムに入るところです。けれど、自問自答ファッションに出会ってから、自虐や必要以上に自分を低く見ることをやめようと思いはじめました。自虐することで他者から救いの言葉を引き出そうとしたり、見るべきものから目を背けることはもうやめた。自虐する暇があるなら自問自答したい。誉め言葉は素直に受け取るぜ!私は優しそうに見えるし優しいんだ!

という訳で、事実として私は優しいと仮定して、では本題の優しくなりたいか?

優しくなりたいんだなー、これが。

周りが優しいと言ってくれるのに、まだ私は優しくなりたい。
へこんでいる人がいたらお菓子あげて話を聴きたいし、困っている人がいたらできることをしたいし、なるべく社会に対しても優しくありたい。
あと、ロボットのペッ〇ー君は将来絶対人間に対して反逆すると思っているので、その時に攻撃されないよう、うるさくしていても文句を言わないし常に敬語で応対している。普段はさん付けだ。話がずれた。

いや、ずれていない。優しくありたいは結論として、問題はその理由だ。

「私の優しくありたいって、自分に利益があると思うから優しくしているだけなんじゃないか。」
そう、〇ッパー君に闇討ちされたくないがために丁重に扱っているように、私は私に利益があると思っているから、他者に優しくしているのではないか。さらに言うなら、
「自己肯定感が低い私は、他者に優しくないと存在価値が無いと思っているのではないか。」
この点、書きながら気づいた。そして考えても考えても結論が出ない。やっべぇ箱を開いてしまった気がする。

・・・よし、いったん保留にしておこう☆彡

スーパー自問自答タイムが始まっているのですが、考えても答えが出ない。このままでは先に進まない。いったん保留にして、他にある「ありたい姿」をコンセプトに入れて、優しい問題は時間をかけて考えていこう。

魔女ではない

アイコンに使ったり、上記の「あこがれの人」に魔女が複数いたり。そう、私は魔女が大好き。自問自答ファッションに出会ってコンセプトという概念を知ったときは「私は魔女だな」と思っていた。今でも憧れがある。しかし自問自答して出た答えは、「私、今は魔女じゃないわ」だった。理由は3つ。

①     コンセプトを魔女にしても世界が広がらなかった。(内的要因)
②     今は魔女っぽい恰好をしたい訳じゃない。(内的要因)
③     今、日本は魔女の過渡期にある。(外的要因)

①について、「私は魔女」と思っても、これまでの私とあまり変化がない。ハーブを育てたり、スパイスを使ったお菓子を作ったり、月の満ち欠けや星の動きを気にしたり…まだやりたくてやれていない事もあるけど、それをやっても「今までの私」の延長なんだよね。

②について、今は黒を着たくないターン。カラフルな魔女も世の中に入るけど、私がコンセプトを魔女にするなら、黒のワンピースを着たい。

③について、これは外的要因だから本来はあまり気にしなくていいのかもしれないけど、現在の日本における「魔女」は過渡期にあると思っている。「空を飛び、魔法を使い、動物と話したり不思議な薬を作ったりする女の人」という従来のイメージに、「反体制やジェンダーギャップへの抵抗」という意味付けが付加されつつある気がするんだよね。そういう魔女像は、私の理想とはマッチしない。戦わなければいけない時はあるし、戦える人は格好いいと思うけれど、私自身はできれば戦わずに道を開いていきたい。

以上の理由から、いずれ魔女に戻ってくるかもしれないけど、今回はコンセプトには採用しないことにする。

じゃあなりたい職業はなんだ?
後半へ続く!