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不覚にも【髙橋藍】のファンサにメロメロ

死ぬほど待ち焦がれていたブツが届いた。

ワールドカップバレー2023  男子日本代表 
ROAD TO PARIS Blu-ray

わたしはかれこれ5年ほど前から、男子バレーボール日本代表を推している。きっかけは2019年のワールドカップ。恵比寿のスポーツバーで、たまたま目にした西田有志選のサーブで、相手チームが手も足も出なくなってしまった状況を見たときだった。なんだか格闘技を見ているような、不思議な気持ちになった。
2021年には、今後二度と降り立つことはないであろう千葉の某所まで、ぼっち観戦に行った。もちろん、去年のオリンピック予選は代々木体育館まで応援に出向いた。

代々木体育館


反射的にドッと沸く会場の一体感
選手たちの身体能力の高さ
負け確定からの大逆転
スピード勝負のなかで緻密に練られた作戦
みんなイケメン

バレーボールは、どの角度から見ても楽しい。
ちなみに、わたしの推しはオポジットの宮浦健人選手。彼のスパイク姿は、筋肉が織りなす身体美を堪能できる、いわば芸術である。また、壁画のような男らしい横顔は一生見ていたい。でもでも、やっぱりキャプテンの石川祐希も大好き。あ、たいちゃん(小野寺太志)も。いや、智くん(山本智大)もかわいい。
こんな熱量で書いているが、わたしは元剣道部。バレーボールは完全未経験だ。(ドーン!!)

さぁ、ここからはお待ちかね、”みんな大好き髙橋藍くん” の話し。
去年、渋谷の宮下パークにて、男子日本代表3人(石川祐希、西田有志、髙橋藍)のトークイベントが開催された。
夕方からのイベントに入場できるのは、朝9時から行われる抽選に当たった人のみ。生粋の ”藍くん推し” の娘の手をにぎりしめ、まだ空気のきれいな早朝の渋谷へと向かった。

2時間前についたが、宮下パークはすでに長蛇の列ができていた。
未だかつて、”くじ” と名のつくもので、当たった試しがない我が人生。町内会のカスみたいなビンゴ大会ですら、参加賞のうまい棒レベルだ。なんなら駄菓子屋の紐あめですら、望んだモノをひいたことがない。抽選は、潔く娘に託した。

やってくれた。涼しい顔で引き当ててくれた。是非ともこの勢いのまま、人生イージーモードで生きてくれたまえ。ちなみにこのあと、腹ペコを訴える彼女に、彼女の欲したパンを個数制限問わず買ってさしあげた。わたしなんざにできることなんてそれくらいだ。

しかも順番が神


夢の時間がおわった。こんな素敵なイベントを開催してくれてありがとう、フジテレビ様。

そして、彼らの退場時に事件はおきた。
御三方を見送る人たちの中で、娘は必死に手をふった。しかし、目の前を通りすぎていく髙橋藍選手の背は想像よりも高く、小さな娘の姿は見えていないようだった。

が、彼は見てくれていた。身体をねじり、人混みのすきまから探すように娘と目を合わせ、とびきりの笑顔で手をふって返してくれたのだ。わたしを含め、まわりの誰もが『え…いいな…。』と、顔に書いてあった。

それなのに娘ときたら一言。
「らんらんに、おたんじょーびおめでとういえなかったよぉ。」
前日にお誕生日を迎えた藍くんに、おめでとうを言えなかったとのこと。貴様!贅沢にもほどがあるぞ!しかも、らんらんといったら鈴木蘭々!
 
しかし、娘が当ててくれた整理券。朝から並んだもんね。暑い中、藍くんのこと待ってたもんね。
一旦、わたしたちは人混みから離れることにした。そして早歩きで先回りをし、御三方を待つというフォーメーションに変更した。

結果、わたしの読みは大当たりし一人勝ち状態になった。娘はついに
「らんくん、おたんじょーびおめでとぉ。」と、モジモジしながら叫んだ。すると、

「わぁー!ありがとう〜\(^o^)/!!」

これまたとびきりの笑顔で、両手をふって返してくれた。きっと、『早く控え室もどりて〜』とか思っていたかもしれない。でも彼は完全に姿が見えなくなるまで笑顔だった。そう、アイドルだったのだ。

余談だが、そのときのわたしときたら、汗で額に髪の毛をへばりつかせたポケモンの ”ルージュラ” みたいなザマで、石川祐希選手と目があってしまったような気がする。彼のカレンダーも写真集も、もう開くのが恥ずかしい。うそ。開くけどね、何度でも。何度でも。

ルージュラ


それにしても、まぶしかった。まぶしすぎるよらんらん(らんらんって言うな)。
これを言うとミーハーと思われそうで我慢してたけど、ぐぬぬ……か、か、かっこいい…。

そもそも、子供に優しいアスリートというのは、夢が溢れすぎている。
いつかの記事で、藍選手が『子供の頃に、清水邦広選手や福澤達哉選手が優しくしてくれたのがうれしかった』と書いてあった。あのレジェンド2人の優しさが、藍選手の優しさの一部を形成していると思うと、歴代の日本代表選手の人格者っぷりにしびれる。

ちなみにそれ以来の娘は、藍選手のいるイタリアとの時差を尋ねてきたり、他国の言葉を操る大人を尊敬し、自らの英語能力をあげるために英検ジュニアに取り組んだりと、良き方向に進んでいる。

嗚呼、素晴らしきバレーボール。
そしてやっばり、バレーボール友達ほしい。涙


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