今さらですが千秋楽もUPします。
（ボケ防止の日記みたいなものになってきました）

翠富士北青鵬の翠富士下手投げはお見事ですねー。あんなに軽々と30センチくらいある身長差の巨人を投げるなんて、これぞ相撲の醍醐味です。

琴ノ若のもろ差し一気の圧力押しも素晴らしかったです。次の大関候補ですね。

朝乃山若元春は格の違いが出ました。
朝乃山も怪我が治れば来場所2桁勝利、大関獲りも見えてきそうです。

そして今日の1番はやはりコレ、豊昇龍伯桜鵬。
仕切の間から緊張感が高まり、両者の間には関脇と新入幕という番付はもはや関係ない、1対1の勝負の様相を呈していました。
豊昇龍は型がないと言われますが、何でも万能にできるという型があります。
立会いすぐに右おっつけからの右上手は完璧でした。
左差しの体を絶妙なタイミングで開いた瞬間、伯桜鵬の右手が土俵についてしまいます。
時間的にはあっという間に勝負が決まりましたがとても見応えのある大一番となりました。
今後の対戦も楽しみです。
ある意味、朝青龍対白鵬ですね。歴史は繰り返す。

もう一番、優勝決定戦を忘れてはいけません。
今場所は最後の最後まで、大興奮の場所となりました。
豊昇龍北勝富士戦。
立会いは北勝富士の方が低かったのに、我慢できずに引いてしまいました。
そこを一気について豊昇龍が押し出し、初優勝が決まりました。
決まった瞬間の豊昇龍の顔は気迫のこもった、いわゆる貴乃花の”鬼の形相”を思い起こすような
カッケ～～～顔でした。
しかし、土俵を下りるときには鬼の形相から一転、涙を拭う仕草が、、、
たまらんですね。シビれます。これです！
緊張感が一気にほぐれた、糸が切れた瞬間の男の涙。
色んなものを背負っていたんだろうなーーと胸を打たれます。
美しい涙で暑い熱い名古屋場所が終わりました。
豊昇龍、初優勝、大関昇進おめでとう！！！！嬉しい～～～